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更新日:2024年3月14日

第1112回長野県教育委員会定例会会議録

1 日時

 令和6年(2024年)2月5日(月曜日)

 午後3時15分から午後4時20分まで

 

2 場所

 県庁本館8階 教育委員会室

 

3 議題等

議題
 議第1号 令和6年2月県議会に提出される予定の議案に対する意見について

 

教育長報告事項
 (1)令和5年度学校納入金等調査の結果について
 (2)令和6年度長野県立中学校入学者選抜適性検査問題の評価について
 (3)令和4年度学校保健統計調査の結果について
 (4)令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について
 

その他
 (1) 特色のある学びに関する取組紹介

   

4 出席者

構成員
 教育長 内堀 繁利
 教育長職務代理者 酒井 英樹
 委員 矢島 宏美
 委員 塚田 裕一 
 委員 中川 綾
 委員 峯村 怜子

 

その他
 米沢教育次長、曽根原教育次長、今井高校改革推進役、中沢教育政策課長、加藤参事兼義務教育課長、志津参事兼高校教育課長、宮澤参事兼高校再編推進室長、酒井特別支援教育課長、臼井参事兼学びの改革支援課長、 召田心の支援課長、岡田文化財・生涯学習課長、永岡保健厚生課長、沼澤スポーツ課長、下條国民スポーツ大会準備室長

会議録

内堀教育長
 それでは、ただいまから第1112回「長野県教育委員会定例会」を開会いたします。
 本日の審議事項中、議第1号「令和6年2月県議会に提出される予定の議案に対する意見について」は、成案となる前の内容について審議・検討する案件です。つきましては、議第1号を非公開とすることが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員
 異議なし。

 

内堀教育長
 御異議ございませんので、議第1号につきましては、非公開とすることに決定いたしました。
 なお、非公開議案につきましては、最後に審議することといたします。
 それでは、教育長報告事項に入ります。
 教育長報告事項(1)「令和5年度学校納入金等調査の結果について」、中沢教育政策課長から説明をお願いします。

 

中沢教育政策課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。酒井教育長職務代理者、どうぞ。

 

酒井教育長職務代理者
 御説明ありがとうございました。
 家庭への負担という点から、学校徴収金をできるだけ抑えていくようにという努力をされているということで伺って、その方向をできる限り実現できるといいと思っております。
 物価の上昇等もありますけれども、特に高校で端末の購入、1人1台端末を個人が購入するということを学年進行で取り組んでおり、家計への負担の点からちょっと危惧も持っていたわけですが、それも学校によっては含めた上での徴収金で、高校の場合は、令和元年度と比べてそれほど変わっていないという結果だったと思うので、安心をしましたということを感想として述べさせていただきたいと思っております。
 以上です。

 

内堀教育長
 他に御質問、御意見はございますか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上で教育長報告事項(1)を終了いたします。
 次に、教育長報告事項(2)「令和6年度長野県立中学校入学者選抜適性検査問題の評価について」、臼井学びの改革支援改革課長から説明をお願いします。

 

臼井学びの改革支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
 それでは、以上で教育長報告事項(2)を終了いたします。
 次に、教育長報告事項(3)「令和4年度学校保健統計調査の結果について」、永岡保健厚生課長から説明をお願いします。

 

永岡保健厚生課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 ありがとうございました。
 感想ですけれども、毎年この結果報告をしていただくたびに、虫歯の処置状況というところで発言させていただいたのですが、全国に比べても長野県は虫歯がある者が少ないということをおっしゃっていただいて、御家庭、学校、地域で皆さんが取り組まれている成果だと思います。
 その中で、私がいつも一番気になるのは未処置の方です。虫歯があったらすぐに処置に行かれる、子どもの健康のことを考えている保護者の方たちと、そのまま放っておいて、処置ができないような家庭状況があるというところですけれども、例年ずっと言っているのですが、未処置の数字がかなり減ってきたというところは、本当にうれしいことだと思います。まだまだあるのですけれども、意識が変わってきたというところが大分変化だと思いましたので、今後もぜひ啓発をしていただけたらと思います。

 

内堀教育長
 いかがですか。

 

永岡保健厚生課長
 引き続き啓発に取り組んでまいりたいと思います。ありがとうございます。

 

内堀教育長
 他にございますか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上で教育長報告事項(3)を終了いたします。
 次に、教育長報告事項(4)「令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について」、沼澤スポーツ課長から説明をお願いします。

 

沼澤スポーツ課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。峯村委員、どうぞ。

 

峯村委員
 御説明どうもありがとうございました。
 説明していただいた3ページ、9ページ、12ページに関わってですけれども、マラソンのことはとてもいいと思いました。今の子どもたちが学校で取り組んでいる、例えばマラソン大会について、あれは本当に運動嫌いを生み出す仕組みになってしまっているとすごく感じています。運動が嫌いというよりは、何で嫌だと思うかというと、比較されたり、競争したりすることによって、自己評価が低くなってしまうことによる嫌悪感というか、自分は駄目だと思ってしまう。最後の目指す姿のところにありますけれども、自分は駄目ではなくて、自分の関わり方でいいと思いながら子どもが運動に関われるような取組、具体的な取組例の学校現場への周知というか、いろいろな人にこういうことを知っていただきたいと思います。わが子の通う小学校も含め、まだまだ前例踏襲で同じやり方でマラソン大会、運動会などを行っているところが少なくないと思います。また、参加も自分で選べたらもっといいと思います。マラソン大会もやりたい人はやりたいと思いますし、嫌だと思う人は嫌だと思いますし、そういうことを自分で選べるようになっていけばいいと思います。そういうことで行事の在り方をもっと先生たち、学校現場の中で検討していただければいいと思います。
 それから、体育は嫌いなのだけれども、フリースクールでは運動を楽しんでいる子どもたちの姿も私は目にしているので、やはり何で体育が嫌いになってしまうのかというところをよく検討していただいて、子どもたちが自己評価を下げなくて済むような運動との関わり方というものをもっと現場の方々に広めていただければいいと思います。

 

内堀教育長
 いかがでしょうか。

 

沼澤スポーツ課長
 ありがとうございました。
 スポーツ課では、毎年、春先に体力・運動能力調査の結果も踏まえまして、テーマを決めて、それぞれの先生方でありますとか、体育の主任の先生方などとの会議を開いております。そういった会議の内容を各学校の体力向上プランへ反映させていただきたいということ、そういったものを通して、これから先のいわゆる運動が苦手な子どもへのアプローチをどうしていくかということも含めて、学校の中で広く広げていけるような方向でやっております。今、お話をいただきましたけれども、これが現実的に現場においてなかなか浸透していないというところもございますので、今いただきましたようなお話も踏まえまして、引き続き取り組んでまいりたいと思います。
 運動が好きとか、授業が楽しいというお子さんの割合は、一部低いところもあったりはしますけれども、全体としては、全国に比べれば高いような値を示していると思いますので、あまり悲観することなく、前向きに進めてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。

 

内堀教育長
 他はいかがでしょうか。酒井教育長職務代理者、どうぞ。

 

酒井教育長職務代理者
 御説明ありがとうございました。
 1点目は、去年も発言させてもらったと思うのですけれども、7ページ、8ページのところで、体育の授業が楽しいと感じているお子さん、あるいは運動が好き、スポーツが好きというお子さんが、この調査だけでいくと下がっているというところもあるかと思うのですが、他の教科を考えたときには、かなりこの授業を楽しんでいたり、運動を好きと言っているお子さんたちが多いと思います。特に私は英語教育が専門なので、外国語、中学校の英語に対する好き嫌いの結果に比べると抜群にいい数値なので、先生たちはいろいろと工夫されたりして、子どもの興味・関心を高めつつ、指導に当たっていただいていると思っており、そこのところには感謝したいと思っております。
 8ページ目の中学校の女子のところで向上があった。今回また下がってしまっているという動き方について、ちょっとした動きで一喜一憂するのもいかがなものかと思いますけれども、昨年はダンスなどのいわゆる楽しい要素があったという分析だったと思うのですが、下がったところがどういう要因なのかということをもし分析されていたら、教えていただきたいと思いました。
 2ページ目、小学校の体力合計点の推移ですけれども、ちょうどコロナの感染拡大の影響を受けて下がり始めてきた子どもたちが、今、中学校2年生ということで、多分中学校の令和5年度の結果ぐらいのところになっていると思いました。そうすると、小学校ぐらいのところから運動に接する機会が制限されているような子どもたちもいるかと思うので、中学校の男子、女子の体力の推移というのは、ここ数年注視していく必要があると思っているのですけれども、その意味でも令和5年のところで、中学生の特に男子では体力の回復というか、上昇の様子が見られていいと思いました。
 最後にこれも感想ですけれども、運動の種類もたくさんあって、いろいろな好き嫌いがあると思うので、ちょっとした体の動かしのところで運動をするお子さんもいれば、何か競技をやったり、スポーツをやったり、様々なスポーツに触れることで体を動かすこともあると思うので、一様にというよりは、多様な子どもの関心を高めながら、スポーツ、運動に接していただければいいと思いました。
 以上です。

 

内堀教育長
 いかがでしょうか。特に一つ目は、分析しているかということでした。

 

沼澤スポーツ課長
 詳しくはまだ分析できていない部分ではあるのですけれども、確かに昨年はコロナの影響もあったりして、体を動かすようなことが少なかったということもあって、こちらから提供させていただいたダンスの教材、こういったものを見ながら自宅で少し体を動かすような、そんな効果があって、そういった結果もあったと思います。
 今年、コロナが明けて、それぞれ活動が活発化していく中で、9ページの考察のところでも触れさせてもらったのですけれども、二つ目の○のところになりますが、やはり中学生になると、自分の趣味嗜好がはっきりしてきたり、運動とか、スポーツの実施をする中で、個々の技能差が明らかになりやすいなどから、運動に対して少し違和感を感じてしまうような子どもも去年よりは出たような傾向があると感じているところでございますので、この辺はまた分析しながら、いい方向に持っていければいいと思っております。ありがとうございました。

 

内堀教育長
 他はございますか。よろしいですか。
 それでは、以上で教育長報告事項(4)を終了いたします。
 続いて「4 その他」に入ります。
 「4 その他」の(1)「特色のある学びに関する取組紹介」として、佐久市教育委員会及び高森町教育委員会の取組について、臼井学びの改革支援課長から説明をお願いします。

 

臼井学びの改革支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 それでは、以上で公開による審議を終了いたします。
 これから非公開の審議に入りたいと思いますので、恐れ入りますが、傍聴人の方は退室をお願いいたします。
 

お問い合わせ

教育委員会 

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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