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更新日:2024年1月11日

第1109回長野県教育委員会定例会会議録

1 日時

 令和5年(2023年)11月21日(火)

 午後1時から午後2時45分まで

 

2 場所

 県庁本館8階 教育委員会室

 

3 議題等

○議題
 議第1号 令和5年11月県議会に提出される予定の議案に対する意見について
 議第2号 職員の処分について
 議第3号 令和7年度長野県教員採用選考の変更点について
 議第4号 令和6年度長野県立高等学校生徒募集定員について
 議第5号 長野県宝の指定について

 

○教育長報告事項
 (1) 令和5年度発達障がいに関する実態調査の結果について
 (2) 特別国民体育大会における総合成績について

 

○その他
 (1) 市町村と県による協働電子図書館「デジとしょ信州」について

                     

4 出席者

○構成員
 教育長        内 堀 繁 利
 教育長職務代理者   酒 井 英 樹
 委 員        矢 島 宏 美 
 委 員        中 川   綾
 委 員        峯 村 怜 子

 

○その他
 米沢教育次長、曽根原教育次長、今井高校改革推進役、中沢教育政策課長、加藤参事兼義務教育課長、志津参事兼高校教育課長、宮澤参事兼高校再編推進室長、酒井特別支援教育課長、臼井参事兼学びの改革支援課長、 召田心の支援課長、岡田文化財・生涯学習課長、永岡保健厚生課長、沼澤スポーツ課長、下條国民スポーツ大会準備室長

会議録

内堀教育長
 それでは、ただいまから第1109回「長野県教育委員会定例会」を再開いたします。
 初めに、去る10月12日付けで峯村怜子さんが教育委員に就任されましたので、一言御挨拶をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 

峯村委員
 こんにちは。長野県千曲市から参りました、峯村怜子と申します。
 大役を仰せつかりまして、とても身の引き締まる思いでおりますが、精いっぱい子どもたちのために務めさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

内堀教育長
 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 それでは、議題に入ります。
 議第3号「令和7年度長野県教員採用選考の変更点について」、加藤義務教育課長から順次説明をお願いいたします。

 

加藤義務教育課長
(資料説明)

 

志津高校教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。酒井教育長職務代理者、どうぞ。

 

酒井教育長職務代理者
 説明ありがとうございます。
 2点質問をさせてください。
 1点目は、採用選考日で、一次選考がこの日程ということで、二次選考も今年度実施した日程と同程度になるのかということです。
 2点目は、信州UIJターン秋選考の申込資格者の令和7年度選考の受験資格者、令和7年度選考不受験者というものをもう少し説明をしていただければと思っております。
 なお、信州UIJターン秋選考、特に正規教員として他県で働く方の長野県への移住希望者等もいらっしゃると思うのですけれども、そういう方の機会の増大という意味では、こういう取組はとても評価されるべきだと思いますので、全体としてはとてもいい取組だと思いました。

 

加藤義務教育課長
 二次選考につきましても、今年度と同時期を予定しております。
 それから、信州UIJターン秋選考の受験資格でございますが、他の選考と同様に令和7年度選考の受験資格、そこの点は一緒でありますが、一旦通常の受験をして、例えば不合格になった方がもう一回受けるということは想定していないので、その選考は受けていない方という、そういう意味合いでございます。

 

酒井教育長職務代理者
 分かりました。通常の受験資格を持つ方がいわゆる応募をして受験をすることが可能であるということと、通常の試験を受けなかった方が対象であるという、そういう認識ということですね。

 

加藤義務教育課長
 はい。

 

酒井教育長職務代理者
 分かりました。

 

内堀教育長
 他にございますか。矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 ありがとうございました。
 私も信州UIJターン秋選考という新しい取組などは、本当にすばらしいと思います。このように様々な工夫をされているのがよく分かります。
 採用の選考日につきまして、他県とかぶらないようにということから、選考日の前倒しという選択肢もあったと思うのですけれども、例年どおりになった理由を教えていただければと思います。

 

加藤義務教育課長
 一昨年、1週間既に前倒しはしていたのですけれども、今回さらに前倒し等、様々なことを検討しましたが、大学のカリキュラムとか、教育実習とか、あるいは学校現場の講師のことも考えて、6月の初旬などは中体連の大会になるということなど、様々なことを考慮して、本年度並みの時期にしました。

 

矢島委員
 ありがとうございます。

 

内堀教育長
 他にいかかでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、議第3号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員
 異議なし。

 

内堀教育長
 御異議ございませんので、議第3号を原案どおり決定いたします。
 次に、議第4号「令和6年度長野県立高等学校生徒募集定員について」、志津高校教育課長から説明をお願いします。

 

志津高校教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
 それでは、議第4号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員
 異議なし。

 

内堀教育長
 御異議ございませんので、議第4号を原案どおり決定いたします。
 次に、議第5号「長野県宝の指定について」、岡田文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。

 

岡田文化財・生涯学習課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。よろしいでしょうか。
 それでは、議第5号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員
 異議なし。

 

内堀教育長
 御異議ございませんので、議第5号を原案どおり決定いたします。
 続いて、教育長報告事項に入ります。
 教育長報告事項(1)「令和5年度発達障がいに関する実態調査の結果について」、酒井特別支援教育課長から説明をお願いします。

 

酒井特別支援教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。中川委員、どうぞ。

 

中川委員
 御説明ありがとうございました。
 最後の「発達障がいのある児童生徒への支援について」というところで、今年度いろいろと新しく取組をされているということで、全部すごく大事なことだと思っているのですけれども、これだけ毎年調査を行って、データも出ている中で、まだ今年度は終わっていないのであれなのですが、先年度も含めて、取り組んだことの効果検証みたいなものが、年1回の報告で出るとは思うのですけれども、これがどうだったからこの新しい取組をしたということが多くの人に伝わっていくと、より共感を生んでいくと思っています。
 やることばかりが増えていっているイメージだと、現場の方々もちょっと増えたという感覚になるよりはいいのではないかと、いつもこういうものが出ると思うので、効果検証のときと次にやるときに両方がつながるような説明ができるといいと思います。こういうことが起きたから、これを新しくやります、こういうことができたから、これはやめますみたいなことが明確に分かるとうれしいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

 

内堀教育長
 酒井課長、いかがでしょうか。

 

酒井特別支援教育課長
 御指摘ありがとうございます。
 おっしゃるとおりで、第三次特別支援教育推進計画の中にたくさんの新規事業を入れ込んでおりまして、発達障がいに限らず、様々な支援につなげるために取組を進めているのですが、それについては5年間をかけてじっくりやりたいということと、学校の先生の課題に応じた対応という意味で、共通理解も踏まえた上でやっていくということ。あと、毎年、特別支援教育連携協議会の中で有識者の方に御意見をいただく場もありますので、そこで現状と課題と新たな取組、どのタイミングで何をやったらいいかということも御意見をいただくことになっておりますので、中川委員がおっしゃったことを肝に銘じて取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

内堀教育長
 いかがですか。よろしいですか。

 

中川委員
 ありがとうございます。

 

内堀教育長
 肝に銘じて、よろしくお願いいたします。
 続きまして、何かありましたら、お願いします。峯村委員、どうぞ。

 

峯村委員
 御説明ありがとうございました。
 私は、今、職業として保育園に勤めております。発達障がいの疑いのある生徒の対応に先生たちは分からなくて困ることが多いと感じることが多くて、もちろん先生たちが理解できるような研修をしていただくのと同時に、先生たちが困ったときに誰に相談したらいいのか、チームで対応できるような体制とか、そういったものがあると、先生たちの困り感も大分減っていくということが1点です。
 不登校の要因につながることがあり得るのではないかと思います。適切な対応を受けなかったための二次障がいが不登校につながるところもあると思いますので、適切な対応を学んでいただけるような、先生方の学びの機会をたくさん増やしていただけるといいと思っています。よろしくお願いいたします。

 

内堀教育長
 酒井課長、今の時点で何かありますか。

 

酒井特別支援教育課長
 御指摘ありがとうございます。
 委員がおっしゃるとおりで、我々、幼稚園ですとか、保育所の先生方々、保育士の皆さんとの連携も大事だと思っていまして、今日の資料の5ページにあります、例えば発達障がい支援力アップ出前研修の中では、幼保小中高ということで、幼稚園・保育所の方々にもお声かけをする中で、研修には加わっていただくということですとか、教育事務所が県内に4か所あるのですが、そちらに特別支援教育推進員がおりまして、小学校入学前の方に対する支援について、具体的には幼稚園・保育所の方にも教育相談等の関係でサポートしている体制が今はできておりますので、そういった取組をする中で、発達障がいですとか、行動に問題がある児童生徒のお子さんに対しては、早期発見・早期支援がとても大事だと思っており、そういったことに取り組んでまいりたいと思っております。

 

内堀教育長
 よろしいでしょうか。

 

峯村委員
 はい。

 

内堀教育長
 他にございますか。矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 ありがとうございました。
 私は特に高校の先生向けの研修の充実に新たに取り組まれたのは、本当にありがたいと思いました。実際に高校でもこれだけの割合の発達障がいの疑いのある子どもたちがいる中で、先生方が困っていらっしゃいますので、このような研修の機会は本当にありがたいと思います。
 それから、特別支援教育コーディネーターの専門性の向上というところで、これだけの子どもの割合で発達障がいの子どもがいて、さらに判定を受けていない疑いのある子どもたちもいる中で、先生が簡単にできないといいますか、コーディネーターの役割は本当の重要で、さらに専門性が問われる役職だと思っております。今は結構兼任であったりすることもあるかと思いますけれども、ぜひこれを専任としてできるような形になったらいいということを希望します。
 以上です。

 

内堀教育長
 どうぞ。

 

酒井特別支援教育課長
 高校の研修につきましては、今回、高校の教員の皆さんともコラボしながら、充実していきたいと思っております。
 また、特別支援教育コーディネーターにつきましては、教育現場の多くの先生方から、特に特コ御本人から支援会議の参加まで含めて、本当に幅広い業務量、あるいはスキルが求められるということで、スキルの向上も支援するとともに、矢島委員がおっしゃる、できるだけ業務に対する配慮ができることについて、専任化となりますと、国からの標準法での配置とか、そういった課題もあるわけですけれども、業務の負担軽減については、対応策についてしっかりと考えてまいりたいと思っております。

 

内堀教育長
 他はございますか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上で教育長報告事項(1)を終了します。
 次に、教育長報告事項(2)「特別国民体育大会における総合成績について」、沼澤スポーツ課長から説明をお願いします。

 

沼澤スポーツ課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 それでは、以上で教育長報告事項(2)を終了いたします。
 続いて、その他に入ります。
 その他(1)「市町村と県による協働電子図書館『デジとしょ信州』について」、岡田文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。

 

岡田文化財・生涯学習課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 それでは、以上でその他(1)を終了いたします。
 その他、何かございますでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上を持ちまして、第1109回「長野県教育委員会定例会」を閉会いたします。お疲れさまでした。
 

お問い合わせ

教育委員会 

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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