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更新日:2024年1月31日
令和5年(2023年)12月25日(月)
午後3時から午後3時50分まで
県庁本館8階 教育委員会室
○議題
議第1号 令和7年度長野県立中学校入学者選抜の実施日程について
議第2号 令和7年度長野県立高等学校入学者選抜の実施日程について
議第3号 高校再編に係る再編実施基本計画について
議第4号 長野県社会教育委員の委嘱について
議第5号 長野県文化財保存活用大綱(原案)について
報第1号 県議会からの意見聴取に係る専決処分報告について
報第2号 令和5年11月県議会に提出された議案の専決処分報告について
○教育長報告事項
(1) 令和5年11月県議会の結果について
(2) 令和6年度長野県立中学校入学者選抜について
(3) 令和6年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について
(4) スポーツ栄誉賞の授与について
○その他
(1) 特色のある学びに関する取組紹介
○構成員
教育長 内 堀 繁 利
教育長職務代理者 酒 井 英 樹
委 員 矢 島 宏 美
委 員 中 川 綾
委 員 峯 村 怜 子
○その他
米沢教育次長、曽根原教育次長、今井高校改革推進役、中沢教育政策課長、加藤参事兼義務教育課長、志津参事兼高校教育課長、宮澤参事兼高校再編推進室長、酒井特別支援教育課長、臼井参事兼学びの改革支援課長、 召田心の支援課長、岡田文化財・生涯学習課長、永岡保健厚生課長、沼澤スポーツ課長、下條国民スポーツ大会準備室長
内堀教育長
ただいまから第1110回「長野県教育委員会定例会」を開会いたします。
本日、峯村委員から欠席する旨の報告がありました。過半数の委員の出席を得ておりますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第3項の規定によりまして本会議は有効に成立していることを申し添えます。
通常ですと、ここで議題に入るんですが、ちょっと一言だけ、土日、昨日とおとといですけれども、宮小路の全国高校駅伝の激励と応援に初めて行ってまいりました。あまりにも感動したものですから、ちょっと御報告をさせていただければと思います。
まず、開会式ですけれども、女子の前年度優勝校のキャプテンが選手宣誓するということになっておりまして、昨年、長野東が優勝していますので、名和キャプテンが全てのランナーを代表して宣誓をするという感激的な場面、彼女はたすきをつなぐことの意味だとか、あるいは周囲の人たちに感謝をしながら走ることの意味だとか、そういったことを言いまして、非常に感動的な選手宣誓でした。そのときに、来年は男子の番なので、優勝したところが宣誓するというふうに思いまして、長聖だといいなと内心思いました。
翌日、午前中に女子の部で長野東がスタートして、ずっと応援をしておったわけですが、直前でスタートの選手が一人交代するというようなことがあったりして、かなりピンチだったんですけれども、全ての選手が自分のベストに近い走り、もしくは過去最高の走りをすれば優勝できるんじゃないかみたいな話だったんですけれども、そのとおりに、「本当にこれまで見たことがないぐらいの」と監督が言っていましたけれども、5人全員がすばらしい走りをして、自分の役割とか気持ちとか、感謝の気持ちもだと思うんですけれども発揮して、見事5位に入賞しました。本当にすばらしい5位だなと。
午後は、男子の部で佐久長聖が断トツの優勝候補みたいに言われている中で、相当なプレッシャーがあったと思うんですけれども、佐久長聖も7人の選手一人一人が自分のできる最高の走りをして、期待どおり優勝し、かつ留学生も含めても過去最高タイム、大会記録で優勝というような本当にすばらしい大会で、結果もですけれども、全ての、ランナーだとか周りで応援している方の気持ちだとか、いろんなものを直接感じて帰ってきました。
本当に、高校生の可能性とか、全ての子どもの可能性とか、あるいはそれを応援する人たちの気持ちなどを改めて感じましたので、今後の教育行政に生かしてまいりたいと考えているところであります。
時間を取らせていただきまして、すみません。
それでは議題に入ります。議第1号「令和7年度長野県立中学校入学者選抜の実施日程について」、志津高校教育課長から説明をお願いします。
志津高校教育課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
それでは、議第1号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議なし。
内堀教育長
御異議ございませんので、議第1号を原案どおり決定いたします。
次に、議第2号「令和7年度長野県立高等学校入学者選抜の実施日程について」、志津高校教育課長から説明をお願いします。
志津高校教育課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
それでは、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議なし。
内堀教育長
御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定いたします。
次に、議第3号「高校再編に係る再編実施基本計画について」、宮澤高校再編推進室長から説明をお願いします。
宮澤高校再編推進室長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
それでは、議第3号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議なし。
内堀教育長
御異議ございませんので、議第3号を原案どおり決定いたします。
次に、議第4号「長野県社会教育委員の委嘱について」、岡田文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。
岡田文化財・生涯学習課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
それでは、議第4号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議なし。
内堀教育長
御異議ございませんので、議第4号を原案どおり決定いたします。
次に、議第5号「長野県文化財保存活用大綱(原案)について」、岡田文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。
岡田文化財・生涯学習課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
それでは、議第5号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議なし。
内堀教育長
御異議ございませんので、議第5号を原案どおり決定いたします。
次に、報第1号「県議会からの意見聴取に係る専決処分報告について」、中沢教育政策課長から説明をお願いします。
中沢教育政策課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
それでは、報第1号を原案どおり承認したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議なし。
内堀教育長
御異議ございませんので、報第1号を原案どおり承認いたします。
次に、報第2号「令和5年11月県議会に提出された議案の専決処分報告について」、中沢教育政策課長から説明をお願いします。
中沢教育政策課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
それでは、報第2号を原案どおり承認したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議なし。
内堀教育長
御異議ございませんので、報第2号を原案どおり承認いたします。
続いて、教育長報告事項に入ります。
教育長報告事項(1)「令和5年11月県議会の結果について」、中沢教育政策課長から説明をお願いします。
中沢教育政策課長
(資料説明)
内堀教育長
それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
以上で、教育長報告事項(1)を終了します。
次に、教育長報告事項(2)「令和6年度長野県立中学校入学者選抜について」、志津高校教育課長から説明をお願いします。
志津高校教育課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。
中川委員、どうぞ。
中川委員
御説明ありがとうございました。
今、倍率が上がった理由に、信大附属の受験と日程がかぶらなかったことも主な要因と話があったんですけれども、今後、今までのことが私は分かっていないんですけれども、そうやってあえてずらしていく方針であるとか、そういうことはあるのでしょうか。
内堀教育長
お願いします。
志津高校教育課長
そこについては、ちょっとどうなるかということを、こちらだけでは決められないところもございますので、それについてはまた状況はそれぞれかというふうに思います。
中川委員
何か聞いたらいけないことを聞いたようでしたらば、ごめんなさい。
内堀教育長
いや、そんなことはないです。
今回は、附属の中学校は同時期に行ったけれども、重ならないところへ動かしたということでいいですか。
志津高校教育課長
はい。そういうことになります。
内堀教育長
ということで重ならなかったということですね。聞いても大丈夫です。
どうぞ。
志津高校教育課長
次年度そうなるかということについては、それはちょっと分からないということになります。
中川委員
子どもにとっては機会が多いほうがいいのかなと何となく思ってしまったので。以上です。
内堀教育長
ありがとうございます。
ほかにございますか。矢島委員、どうぞ。
矢島委員
ありがとうございました。
関心を持っていただいたり、実際に受験していただくというのは本当にいい機会だなと思っていまして、先ほどの中川さんとも少しかぶるんですけれども、周知の仕方がよかったのも一つの要因かと思います。
例えば、昨年度に比べてどのような広報の仕方、工夫をしたとか、学校訪問をされているのが何回かに分かれているとか、実際に学校に子どもが行ってみて、やっぱりここを受けたいとか、何かそういう影響があったのかなというのが知りたいと思います。
内堀教育長
それは分かりますか。お願いします。
志津高校教育課長
両校が具体的に何をやったかは、現状まだ12月が終わったばかりですので、今後矢島委員からの御意見を基に、それぞれが今回どのような取組をしたか、こちらでもリサーチをしまして、今後にまたつなげてまいりたいと思います。
内堀教育長
他はございますか。よろしいですか。
それでは、以上で、教育長報告事項(2)を終了いたします。
次に、教育長報告事項(3)「令和6年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について」、臼井学びの改革支援課長から説明をお願いします。
臼井学びの改革支援課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
それでは、以上で教育長報告事項(3)を終了いたします。
次に、教育長報告事項(4)「スポーツ栄誉賞の授与について」、沼澤スポーツ課長から説明をお願いします。
沼澤スポーツ課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
以上で教育長報告事項(4)を終了します。
続いて、その他に入ります。
その他(1)「特色のある学びに関する取組紹介」として、松本市立丸ノ内中学校、開智小学校、田川小学校及び小川村立小川中学校の取組について、臼井学びの改革支援課長から説明をお願いします。
臼井学びの改革支援課長
(資料説明)
内堀教育長
ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。
中川委員、どうぞ。
中川委員
言わないのも気持ちが悪いので、すみません。今、御紹介いただきました松本市立丸ノ内中学校、開智小学校、田川小学校の取組に関わらせていただいておりまして、これは別に教育委員としてではなくて、どちらかというと、軽井沢風越学園のほうで関わらせていただいています。
とてもいい取組だなと思っています。何がいいと思うかというと幾つかあって、中学校区の中で9年間を見据えた探究はどういうことなんだろうかというふうに先生方が考えるという場を持ち始めたというところと、探究コーディネーターが各学校にいらっしゃるので、その連携が月1、本当に穏やかな話合いというか、心地のいい話合いの場、教員の学びのコミュニティーができているというところで、すごくいいかなと思っています。だんだんそこに教頭先生だとか校長先生だとか、いわゆる管理職の方々も入ってきてくださったりということで、少しずつ学校としての教員の学びはどういうものなのかみたいなものの変化が出てきているかなと思っています。
丸ノ内中学校の総合の探究は「忠恕」と言うのですが、つい最近、中学3年生の発表会があったんです。そこへ風越学園としても何人かスタッフが行かせていただきまして、そこで中学3年生の子たちに、風越学園でもアウトプットデイがあるという話をしたら、それを見てみたいという話になって、この間オンラインで、風越学園の9年生が卒業探究を発表する場面を丸ノ内中学校の3年生が見るというような場面が生まれて、私立と公立の交流の場みたいなことが子ども同士の間で行われたというのがよかったなと思っています。
それだけじゃなくて田川と開智小学校の5、6年生の方々も、丸ノ内中学校の1、2年生の発表を実際に見に行こうかという話も出ているので、そのつながり、未来のお兄さんお姉さんの姿を見に行くというようなことも始まっています。
臼井さんより長く説明してごめんなさい。こういう場を県がやっぱり支えて、しかも探究コーディネーターミーティングには県教委の指導主事の方も来てくださったりしていて、県が本当に支えてくれているということを先生方も実感してくれているんだなということを、これは教育委員としてもちょっとうれしいなと思う場面が幾つかありました。
ちょっと長くなりましたけれども、感謝の気持ちを込めてお話しさせていただきました。ありがとうございました。
内堀教育長
ありがとうございました。
他に何か。酒井教育長職務代理者。
酒井教育長職務代理者
取組の紹介ありがとうございました。小川中学校のGIGAスクール構想を牽引するDXリーディング校としての取組についてです。
感想になってしまうんですけれども、ICT活用の効果的な結果を望むには、児童生徒の端末活用だけではなくて教職員の端末の用意と端末活用プラス、クラウドの活用が大事だという話を、実は先日、研修会で聞いてきたばかりでした。ここの教員の方たちが、そういうクラウドの活用を研修しているということで、より進んでいただくと同時に、そういう活動の仕方がいろんな学校で取り組んでいけるといいなと思いました。
また、こういうクラウドを教員が使えることで、働き方改革につながるような情報共有の工夫であるとか、隙間時間の活用などにもつながる可能性があるということなので、小川中学校の取り組みは指導の場面ということだと思うんですけれども、そういう働き方改革での成果みたいなところも、DXリーディング校を通して実践的に積み重なっていくといいなと思いました。
また、クラウドの活用に関して、この小川村のアクセスの利用制限であるとか、あるいは制限をしていないとか、決まりのようなものもやはりICT教育を支えるバックボーンになると思います。地域によっては厳しく制限をしていて、なかなかこういう自由なクラウドの活用であるとか、インターネットの調査活用に使えないという話も伺っています。DXリーディング校の実践を通して、こういう実践をするにはこういう条件で進めるのがよいということで、提言等にもつなげていただけるといいなと思いました。
感想です。
内堀教育長
ありがとうございました。
臼井課長、特に何かありますか。どうぞ。
臼井学びの改革支援課長
今、御指摘の点は大切に進めてまいりたいと思います。その前の中川委員もいろいろとありがとうございます。大変お世話になっております。
以上でございます。
内堀教育長
他はございますか。よろしいですか。
それでは、以上でその他(1)を終了いたします。
その他に何かございますでしょうか。
それでは、以上をもちまして第1110回「長野県教育委員会定例会」を閉会いたします。お疲れさまでした。
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