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更新日:2022年12月12日
近年の水災害による甚大な被害を受け、施設能力を超過する洪水が発生するものへと意識を改革し、氾濫に備える「水防災意識社会」の再構築を進めてきました。
今後、この取組みをさらに一歩進め、気候変動の影響や社会状況の変化などを踏まえ、あらゆる関係者が協働して流域全体で対応する「流域治水」へと転換してまいります。
令和元年東日本台風や令和2年7月豪雨、令和3年8月の大雨など毎年のように豪雨災害が起こっています。
近年、激甚化・頻発化する水害に県民一人ひとりが、今、できる「備える」とは何かを、専門家の講演や市民団体の取組などを通して考えます。
令和4年12月22日(木曜日)13時30分~16時15分
岡谷市文化会館カノラホール(YouTube同時配信)
開会挨拶
基調講演
市民団体取組紹介
事例紹介
閉会挨拶
「開催案内パンフレット」記載のQRコードを読み取り、12月20日(火曜日)12時までにお申込みください。
※新型コロナウィルスの影響により、YouTube配信のみとなる場合があります。
河川管理者等による治水に加え、あらゆる関係者(国・都道府県・市町村・企業・住民等)により流域全体で行う治水「流域治水」へ転換するため、令和元年東日本台風で甚大な被害を受けた信濃川水系での「緊急治水対策プロジェクト」と同様に、県下の一級水系でも、流域全体で早急に実施すべき対策の全体像を「流域治水プロジェクト」として示し、ハード・ソフト一体の事前防災対策を加速してまいります。
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「流域治水」の取組推進には、これまでの治水対策に加え、市町村や民間事業者、県民などの流域の関係者全員が参画し、取組を行うことが不可欠であり、関係者が意識を共有し、計画期間内での具体的な取組目標を定め、計画的に取組む必要があります。
そのため、長野県では令和3年2月に「長野県流域治水推進計画」を策定しました。
この計画に基づいて「流域治水」の取組を推進することにより、水害に強い、安全・安心な地域づくりに繋げていきます。
「流域治水」の実現にあたっては、多くの県民の皆様の理解と協力をいただき、地域の実情に応じた創意工夫を行いながら、着実に進めていく必要があります。
宣言は、県と市町村が協働し、社会全体で洪水に備える意識を高め、多くの関係者が参画した「流域治水」へと発展させることの決意表明として行ったものです。
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関連リンク
県民のみな様に流域治水をもっとよく知っていただくため、啓発動画を作成しております。3分と短時間の動画に流域治水のエッセンスをぎゅぎゅと詰め込んでおります。以下より視聴できます。
流域治水の啓発動画(youtube)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
「流域治水」の取組みの一環として、県有施設に雨水貯留タンクを設置することにより、流出抑制を図るとともに、県民の皆さまへの啓発を行い、防災意識の向上と雨水貯留タンク設置の普及・促進を図ります。
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流域対策、ソフト対策に関係する事業は、所管する部署が多岐にわたるため、「流域・ソフト対策検討委員会」を庁内で立ち上げ、事業の堀り起こし、具体的な取組メニューの作成を行うこととしました。
今後、大規模氾濫減災協議会を通じて県内全域の市町村にメニューを提示し、取組みを促し、対策を推進してまいります。
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『雨水貯留タンク』は、屋根に降った雨水を貯め、川や水路に流れ込む水を減らすことができます。
雨水貯留タンクを設置したら『#みんなで貯めようワンナガノ』のハッシュタグをつけてTwitterに投稿しましょう!!
一つ一つは小さいタンクですが、みんなで協力し、たくさんの水を貯めましょう!
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