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更新日:2023年11月2日
南信教育事務所飯田事務所
いろんなものに見立てて、ストレッチをしたり、身体を動かしたり、止まったり
子どもの姿がとても楽しそうでした
【参加者感想より】
昨年度に引き続き,かざこし体操クラブのみなさんの活動に参加させていただく形で研修会を行いました。今回は「体操クラブで大切にしている 準備運動・基本の動き」というサブテーマの会に、主に保育園や小学校の先生方が多く参加してくださいました。
クラブ活動の90分間の半分は、ストレッチや基本の動きづくりを行いました。コーチは定型の準備運動をしていません。「スキー」「やじろべえ」「シュート」「くまさん」など動きを言葉で示して、ものや動物などに見立てて子供たちの動きを引き出していました。時には気が散ってしまうお子さんもいますが、声がけをしたり動きを認めたりしながら意欲を引き出し、楽しさに触れられるような工夫がありました。
「多様な動きができるようになることが、器械運動の技につながる」という講師のお話が印象的でした。技の練習を繰り返すことで完成させられるのではなく、基礎となるさまざまな動きづくりこそ大切にすべきということでした。
また、鉄棒であれば「逆上がりは最終目標でもなく、最初の技でもない」という考え方を転換する必要性についても話題がありました。それは指導者が、子供たちが小さな技でさえもできるようになった時に「できた!」と認められることにつながります。
休日開催の90分間の短い研修会でしたが,参加者からはプラスになったと多くの感想をいただきましたので、以下紹介いたします。
○子どもに伝える時の言葉選びの大切さを学び、工夫をしていこうと思いました。(保育士)
○実際に指導を体験して、体に触れてもらうことで体の部分を意識でき、力を入れる感覚が分かりやすく感じました。(保育士)
○子どもができるようになる材料をたくさんもっておくことが大切だと思いました。(小学校教諭)
○「楽しい」「やってみたい」と思えるよう、声かけを楽しくするなど、“これをやらねば”と固定観念にとらわれないように様々な運動要素のある遊びをしていきたいです。(保育士)
○「フワッと飛ぶ」という動きのイメージからスキップにつながる動きを引き出すなど、新しい指導を知れてありがたかったです。(保育士)
○補助する立場での指導方法が学べてよかったです。一気に技ができるようになるのではなく、徐々に段階をふんで楽しくできることが大事!!(スポーツ推進委員)
(南信教育事務所飯田事務所 熊谷)
テーマ | 「器械運動」を 効果的に安全に指導する ~ 体操クラブで大切にしている 準備運動・基本の動き ~ |
趣旨 | 昨年度から会場を変更したこの研修会は、かざこし体操クラブの子どもたちの活動に参加させていただき、器械運動の技の習得に必要な準備運動や基本の動きを学びます。 見学のみの参加もできます。日頃のリフレッシュも兼ねて、仲間を誘い合ってぜひご参加ください。 |
日時 | 令和5年10月29日(日) 13:15 ~ 15:10 |
会場 | 喬木村中央社会体育館 |
講師 | 小林 照男 氏 (かざこし体操クラブ) 金田 信夫 氏 (新野体操クラブ) 金田 紫織 氏 (新野体操クラブ) |
参加者 | 15名 |
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