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更新日:2023年5月27日

令和5年(2023年)4月3日部局長会議録

時間:午前10時00分~午前10時49分

場所:県庁特別会議室

出席者:

阿部知事、関副知事、小野田警務部長、内堀教育長、吉沢公営企業管理者、渡辺産業政策監、前沢危機管理監兼危機管理部長、清水企画振興部長、玉井総務部長、山田県民文化部長、福田健康福祉部長、諏訪環境部長、田中産業労働部長、金井観光部長、小林農政部長、須藤林務部長、田中建設部長、宮原会計管理者兼会計局長、加藤監査委員事務局長、西沢人事委員会事務局長、風間労働委員会事務局長、原佐久地域振興局長、柳沢上田地域振興局長、宮原諏訪地域振興局長、布山上伊那地域振興局長、丹羽南信州地域振興局長、渡邉木曽地域振興局長、宮島松本地域振興局長、早川北アルプス地域振興局長、尾島長野地域振興局長、小池北信地域振興局長、米沢教育次長、曽根原教育次長、直江議会事務局長、小林交通政策局長、高橋こども若者局長、合津営業局長、新納財政課長、村井コンプライアンス・行政経営課長、降籏税務課長

 

(関副知事)

 それでは、ただいまから部局長会議を始めます。
 本日は、今年度最初の部局長会議ということですので、教育次長、議会事務局長にも御出席をいただいています。
 最初に、知事から年度初めの挨拶をお願いします。

 

(阿部知事)

 皆さん、おはようございます。今日から実質的に令和5年度、新年度のスタートということで、部局長会議のメンバーも一部入れ替わり、また、各職場も新しい方が入って、新たな景色で仕事をする体制になっているのではないかと思います。
 年度初めに当たって、私からは3つのことを皆さんにお願いというか、一緒にやっていきたいということで、お伝えをしたいと思います。

 まず1つは「かえプロ(かえるプロジェクト)」です。全庁共通の合言葉「かえプロ」を進めましょうということで、新しい令和5年度にあっては、県の仕事の仕方であったり、職場・組織風土が変わったと、全ての職員が感じられるようにしていきたいと思っています。
 今、検討チームでは、若手の意欲ある皆さんがいろいろな課題について検討を始めてきています。意気軒高で非常に前向きに検討してもらっていると聞いています。検討チームでしっかり取り組んでいきたいと思いますし、これは検討チームだけが取り組む話ではなくて、我々も含めて一人ひとりの職員が自らの行動も変えながら進めていかなければいけません。私自身の行動変容もしなければいけないと思っています。
 県職員からは、知事に対する過度な忖度は問題だと、多分ここのメンバーの人たちが私に忖度をするととんでもないというのが職員の受け止めになりますが、私自身も適切な忖度というのはあったほうがいいような気がしますので、私が1から10まで指示をするのではなくて、こんな方向だということは感じて考えて進めてもらうことが必要だと思います。
 ただ、私も、知事はああ言っていたけれども、本当は何を意図しているのかということを推量しながら仕事をしているという人たちの話も聞いています。こんなことはあってはいけないと私は思います。何よりも仕事の時間が無駄になりますし、わからなければ直接私に聞いてちょうだいというのが私の感覚です。
 そういう意味で「かえるプロジェクト」の1つは、明るく楽しく前向きに、県職員のみんなが、私も含めですけれども、仕事をできるようにしていく。そうしたことを通じて、県民の皆様にとって真に役立つ組織に変わっていく、こうしたことを目指しているということを改めて共有をしてもらって、同じ目的、県民の皆様の幸せの実現に貢献しましょう、長野県の発展のために仕事をしましょうということで集まって仕事をしているわけですから、そういう意味では、コミュニケーションをしっかり取って、協力をしながら、お互いに支え合い助け合いながら、仕事を進めていきたいと思います。
 幹部チームも新たにつくりましたので、幹部チームの皆さんは、基本的には昨年から継続している部局長の皆さん、部長の皆さんです。それから、そうではない部は次長の皆さん、さらには財政、人事、職キャリ、総合政策、県全体の政策とか、根幹の仕事に関係していて、ほかの部局とも連携しなければいけない新旧の課長の経験者、現職の課長、こういうメンバーで幹部メンバーを構成していますので、検討チームとしっかり連携をしながら「かえるプロジェクト」をエンジンとして進めてほしいと思います。
 また、一部の人たちがやるプロジェクトではなくて、県組織全体で取り組んでいくことが重要ですので、そうした観点を常に持ちながら、令和5年度は「かえるプロジェクト」が多くの職員の皆さんの参加の中でしっかり進んだと、県民の皆さんから見ても、県職員の仕事ぶりが変わった、県職員一人ひとりからとってみても、仕事がやりやすくなった、楽しくなった、みんな前向きになった、そういうふうに感じられるようにしていきたい、いかなければいけないと思いますので、是非そうした思いを共有してほしいと思います。

 2つ目ですけれども、新年度ですから、新しい総合5か年計画、しあわせ信州創造プラン3.0をスタートさせます。「確かな暮らしを守り、信州からゆたかな社会を創る」。幹部職員の皆様にはこのフレーズをいろいろなところで使ってほしいと思います。その大きな目標に向かって、各部局長の皆さんには力を結集して、職員の皆さんの思いを統一して取組を進めてほしいと思います。
 特に今回は新時代創造プロジェクトということで8つ掲げています。具体的な進め方などについてはこれからですけれども、8つの視点は、プロジェクトに直接関わる、関わらないを問わず、是非共有をしてほしいと思います。
 女性・若者から選ばれる県づくり、人口現象下における人材確保、世界で稼ぎ地域が潤う経済循環の実現、この3つは長野県の言わば活力を維持していく、そして、増進していく、そうした観点の取組だと思っています。日本全体で人口がどんどん減少していく中で、なんとか活力を維持して、経済的にも、あるいは精神的にも豊かな長野県をつくっていきたいと思います。
 それから、ゼロカーボンの加速化、デジタル・最先端技術活用の推進は、新しい時代を意識してつくっていかなければいけないプロジェクトです。ゼロカーボン、DX、いずれもこれまでも取組を進めてきていますけれども、世の中の移り変わり、環境の変化は非常に速い状況ですので、もっとスピード感を持ちながら取り組んでいかなければいけないと思います。
 個別最適な学びへの転換と県内移動の利便性向上は、若干個別的なテーマのようではありますけれども、長野県の皆さんの暮らしや産業を支えていく上での極めて基本的な部分だと思います。AI時代における教育をどうしていくのかということについて、しっかり考えていかなければいけないわけですし、また、高齢化がどんどん進む中で、移動の足の確保はあらゆる行政分野に共通した課題になってきています。そういう意味では、単に教育委員会、あるいは交通政策局の問題だという話ではなくて、各部局にはしっかり問題意識を持ってほしいと思います。
 そして、輝く農山村地域の創造というのは、長野県は農山村地域が多い県です。農山村が元気でなければ、長野県全体の活力は失われてしまうということで、ここはある意味総合的な施策展開をしていかなければいけない部分だと思います。
 これから新時代創造プロジェクトを進めていくわけですけれども、今、申し上げたような観点というのは、全ての部局に共通して考えてもらわなければいけない課題ですので、何となくプロジェクトだけでやる、あるいは担当する部局が頑張ってということではなくて、全ての部局の皆さんには、8つの新時代創造プロジェクトを是非自分事化をして、自分の部の視点ではどう考えるかということを常に考えてもらえればありがたいと思います。

 最後、3点目ですけれども、「かえプロ」とか、新時代創造プロジェクト、総合5か年計画とは全く違う観点ですが、1点だけ、時間の感覚をしっかり持って、新年度は取り組んでほしいということをお願いします。
 時間の観点はいろいろな視点があると思いますけれども、1つは、先ほども少し言ったように、世の中の移り変わりは本当に激しいです。今日は新年度のスタートですけれども、1年間の変化というものも、20年前、30年前の1年間の変化と今の1年間の変化は、ネットですぐに情報が流通するグローバル社会の中で、世界の動きがほとんどダイレクトに地方にも影響してくる。こうしたことを考えると、我々の時間軸というもののあり方も、何となく単年度予算主義で仕事をしているので、1年を通じてなんとかという視点が多いのですけれども、それだけではなくて、常に新しい動きを察知して、常にアクションを起こす、そういう気構えを持ち続けてほしいと思います。
 現にコロナ禍、あるいは価格高騰下の中では、年4回の議会に補正予算を提出するということだけでは済まない時期がずっと続いています。各職員の皆さんには、そういう意味では、単年度予算、1年間粛々と仕事をするということではない状況を実際に体験をし、実行してきてもらっていますけれども、これはコロナが終わっても基本的には同じではないかと思います。是非そうした観点をしっかり持ってほしいと思います。
 それから、時間という観点でいけば、レスポンスのスピードも上げていく必要があるのではないかと思います。県民ホットラインを始め、県民の皆さんからの県政の声を見ると、私がよく感じるのは、もう少し早く対応しておけば問題にならなくて済んだのではないかということが結構あります。何となく忘れた頃に対応をされるので、あれはどうなっているのかということで、余計に問題が複雑化してしまっている部分もあるのではないかと思います。
 そういう意味で、日頃の仕事は多忙感があるので、先ほどの「かえプロ」との関係では、むやみやたらと仕事をしろとは全く思わないのですけれども、少なくとも県民の皆さんの期待・信頼に応える、あるいは県職員同士が協力していく、そうしたことを考えたときに、どれぐらいの時間軸でレスポンスをしなければいけないのか、こうしたこともしっかり念頭に置きながら、仕事を進めてほしいと思います。
 時間という観念は、会議の時間であったり、超勤を減らしましょうということであったり、実はいろいろなところに関係する話だと思いますので、時間の概念を改めて考えていただければありがたいと思います。

 「かえるプロジェクト」の推進、総合計画の推進、そして、時間の観念について、いま一度考えてもらいたい。この3点、新年度に当たって、各部局長、職員の皆様にはお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。
 これからの1年間、お互い健康に留意をしながら、県民の皆様のために仕事をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 それでは、報告事項に入る前に、人事異動で新しく本会議のメンバーになられた皆さん、そして、ポストが変更になった皆さんがいらっしゃいますので、替わった方のみ、簡単に自己紹介をお願いします。
 地域振興局からお願いしますので、まず原佐久地域振興局長からお願いします。

 

(原佐久地域振興局長)
 佐久地域振興局です。おはようございます。この4月から佐久地域でお世話になります原です。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 続いて、上伊那地域振興局、お願いします。

 

(布山上伊那地域振興局長)
 上伊那地域振興局の布山です。4月に着任しました。
 部局長の皆様には様々な面で御支援、御協力をいただく場面も多かろうと思いますけれども、どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 木曽地域振興局、お願いします。

 

(渡邉木曽地域振興局長)
 木曽地域振興局の渡邉です。
 地域の皆さんと向き合いながら頑張ってやっていきたいと思いますので、県組織全部、木曽に協力いただければと思っています。よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 松本地域振興局、お願いします。

 

(宮島松本地域振興局長)
 松本の宮島です。
 私は、知事の挨拶の3点を踏まえまして、現場主義、直接対面主義を実践して、職員や現場に近い存在になりたいと思っていまして、自らが変わっていこうと思える職場の雰囲気をつくってまいりたいと考えています。
 できる限りそこに時間を割きたいと考えていますので、部局長会議等につきましては、副局長の出席も多くなろうかと思いますが、御容赦ください。以上です。

 

(関副知事)
 長野地域振興局、お願いします。

 

(尾島長野地域振興局長)
 4月付で長野地域振興局長を命じられました尾島です。
 地域の様々な声を聴きながら、関係部局、また、他の振興局と連携を密にして取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 北信地域振興局、お願いします。

 

(小池北信地域振興局長)
 北信地域振興局の小池です。
 電車とバスを乗り継いで、今日から通勤を始めました。雪の残る山を見て、背筋が伸びるような思いです。北信地域をよく知って、楽しく仕事をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 東京事務所、お願いします。

 

(出川東京事務所長)
 おはようございます。東京事務所の出川です。どうぞよろしくお願いします。
 私自身変わろうと思っています。それから、今までのやり方なども変えていこうということで、職員一同やっていきたいと思っています。ノーチェンジ・ノーチャンス、そんな気持ちで取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 それでは、本庁の部局長さん、お願いします。
 公営企業管理者さん、お願いします。

 

(吉沢公営企業管理者)
 おはようございます。先ほど公営企業管理者ということで辞令をいただきました、吉沢正です。
 脱炭素社会における水力発電、それから、人口減少の時代における水道事業、いずれも住民の生活に直結する大切な事業だと思っていますので、今後の事業のあり方を考えて取組を進めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 産業政策監、どうぞ。

 

(渡辺産業政策監)
 産業政策監の渡辺高秀です。
 しあわせ信州創造プラン3.0の実現、また、各部局との横断的な取組を中心に、皆様と一緒に取組を進めたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 危機管理監と兼務になられた危機管理部長、お願いします。

 

(前沢危機管理監兼危機管理部長)
 危機管理監兼危機管理部長の前沢直隆です。
 引き続き緊張感を持ってやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 環境部長、お願いします。

 

(諏訪環境部長)
 環境部長の諏訪孝治です。
 環境部の事業は、ゼロカーボンを始めとしまして、全ての事業で各部局、各地域振興局の皆さんとの連携、協力が不可欠かと思っています。今日お集まりの皆さんにおかれましては、知事、副知事を始めとして、部局長の皆さん、地域振興局長の皆さん、温かい御指導をよろしくお願いします。以上です。

 

(関副知事)
 産業労働部長、お願いします。

 

(田中産業労働部長)
 産業労働部長になりました田中達也です。よろしくお願いします。
 私は、昨年度は農政部、その前の2年間が観光部におりました。いずれも新型コロナウイルス感染症、あるいは物価高騰の影響を大きく受けた産業分野であり、そこでの経験などもいかしながらですけれども、できる限り既成概念やあるいは分野の枠を超えた発想を意識しながら、結果として産業、あるいは労働環境に新しい力が生まれていくように取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 観光部長、お願いします。

 

(金井観光部長)
 観光部長を拝命しました金井です。
 県の活性化のため、観光行政は非常に重要だと思っています。今年度は特にアウトドア、サステーナブル、ユニバーサル、この3つをキーワードに観光地域づくり、プロモーションをしっかり図っていきたいと思っていますので、各部局の御協力をよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 農政部長、お願いします。

 

(小林農政部長)
 農政部長を拝命しました小林茂樹といいます。どうぞよろしくお願いします。
 農政部では、担い手対策、果樹の振興、それから、環境に優しい農業の推進、輸出の拡大等、様々な課題に取り組んでまいる所存です。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 林務部長、お願いします。

 

(須藤林務部長)
 林務部長に拝命しました、須藤俊一です。どうぞよろしくお願いします。
 様々な課題がありますけれども、林業に携わっていらっしゃる現場の皆さん、それから、現地機関の皆さんの声を聴き、対話をしながら進めてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 会計管理者兼会計局長、お願いします。

 

(宮原会計管理者兼会計局長)
 会計管理者兼会計局長の宮原茂と申します。
 各部局の皆様と共に適正な会計事務の執行に努めながら、県の契約条例の理念に沿った取組を着実に進めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 監査委員事務局長、お願いします。

 

(加藤監査委員事務局長)
 監査委員事務局長の加藤浩です。
 適正な監査に向けて、しっかり取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 人事委員会事務局長、お願いします。

 

(西沢人事委員会事務局長)
 人事委員会事務局長の西沢弘喜です。
 県組織の人材確保と県職員が意欲を持って働くことができるような勤務条件の検討や働き方改革を進めていきます。よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 労働委員会事務局長、お願いします。

 

(風間労働委員会事務局長)
 労働委員会事務局長の風間真二です。
 どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 教育次長の米沢さんからお願いします。

 

(米沢教育次長)
 教育次長の米沢です。
 秘書課長時代は、部局長会議の運営に御協力をいただきまして、ありがとうございました。
 新たに教育次長となりまして、知事を始め、皆様と絶妙な距離感を保ちながら、学びについて考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 曽根原教育次長、お願いします。

 

(曽根原教育次長)
 教育次長の曽根原好彦と申します。よろしくお願いします。
 長野県の子どもたち、教員、保護者、地域の方々などのウエルビーイングを目指して、精いっぱい努めていきます。よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 議会事務局長、お願いします。

 

(直江議会事務局長)
 議会事務局長の直江崇です。
 議会事務局は12年ぶりになります。執行部の皆様の御理解、御協力をいただきながら、議長、副議長を支えまして、円滑な議事運営が図られますよう努めてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 それでは、部内の局長、交通政策局長からお願いします。

 

(小林交通政策局長)
 交通政策局長を拝命しました、小林真人です。
 交通という非常に難しい課題に取り組みます。どうか御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 続いて、こども若者局長、お願いします。

 

(高橋こども若者局長)
 こども若者局長の高橋寿明です。
 局が発足してこれで3年目になります。先週、国の新たな少子化対策のたたき台が打ち出されまして、こども家庭庁も発足ということで、これから本格的な議論が始まっていくことになると思います。各部局長を始め、多くの皆様の御支援をいただきながら、様々な検討を進めてまいりたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 最後に営業局長、お願いします。

 

(合津営業局長)
 営業局長の合津俊雄です。
 「しあわせ信州」「信州ハート」の営業に努めていきますが、営業本部として皆様のお力添えを是非お願いします。どうぞよろしくお願いします。

 

(関副知事)
 ありがとうございました。
 それでは、紹介は以上です。
 議題の4番、報告事項に入ります。
 初めに報告資料1について、財政課長から説明をお願いします。

 

(新納財政課長)
 本日から財政課長を務めます、新納です。よろしくお願いします。
 総合5か年の初年度ということで、各部局の皆様と共に県政をしっかり進めていきたいと思っています。よろしくお願いします。
 それでは、報告資料1、令和5年度予算執行方針のポイントについて、御説明します。
 令和5年度予算の基本的な考え方につきましては、総合5か年計画、しあわせ信州創造プラン3.0の初年度として、基本目標である「確かな暮らしを守り、信州からゆたかな社会を創る」の実現に向けまして、確かな一歩とすべく施策を盛り込んでいます。
 令和4年度11月補正に引き続きまして、コロナ禍や価格高騰等への対応として、長野県総合経済対策も切れ目なく実施していきます。
 まず施策の推進に当たり、プラン3.0にも掲げる政策構築・推進に当たっての共通視点として記載の7項目を意識するほか、事業実施に当たって特に留意する点としまして、①目的や目標の明確化、また、データ利活用による成果につながる事業執行、②にありますような対話と共創の推進、③にありますように、学びや部局間連携の推進、こうした3項目も意識して取り組んでいきます。
 また、社会システムの転換や施策の新展開・加速化に向け、規制改革など、予算以外の手法も含めまして、県民との共創により、新時代創造プロジェクトに取り組んでいきます。
 次に持続可能な財政構造の構築に向けまして、長野県行政・財政改革方針2023に基づきまして、トータルコストの削減や将来世代への負担の抑制に取り組みますほか、ゼロカーボンやDXなどに全庁を挙げて取り組むことで、中長期的な財政構造の質的転換を推進していきます。
 このほか、喫緊の課題への対応としまして、新型コロナウイルス感染症につきましては、5類感染症への移行に向けた課題を整理し、新たな変異株への対応など、また、価格高騰につきましては、長期化による影響を踏まえ、きめ細やかな支援策を講じることなどに対応していきます。
 皆様と協力して、よりよい施策形成の推進に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 ただいまの説明について、質問、御意見がありましたら、お願いします。
 なお、本日は出席者が多いものですから、画面に表示されていない方で御発言がある場合は、マイクをオンにして声をかけていただければと思います。何かありますか。よろしいでしょうか。
 知事から何かありましたら、お願いします。

 

(阿部知事)
 今、説明してもらったとおりですけれども、最小の経費で最大の効果が上がるように心がけてほしいということと、それから、成果の上がる事業執行と書かれていますように、どちらかというと、行政は先行投資型というか、計画をつくったり、予算をつくるところに一生懸命力を入れがちですけれども、県民の皆さんにとってみれば、予算をどう適切に執行して有効にするかということのほうが重要なので、成果を上げていくことをしっかり意識して取り組んでいってほしいと思います。よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 それでは、次に報告資料2、コンプライアンス・行政経営課長から説明をお願いします。

 

(村井コンプライアンス・行政経営課長)
 それでは、報告資料2をお願いします。
 昨年度初めて開催をしました「いいね!職員チャレンジ」の発表会を3月29日に県立図書館で開催しましたので、その報告、情報共有です。
 この職員チャレンジは、今年度からスタートしましたけれども、趣旨・目的としましては、記載のとおりですが、創意工夫にあふれた取組を組織内に横展開することで、他所属の業務改善の参考となるような取組や、目立つことが少ないながら、県民のためにしっかり役割を果たした仕事を職員が共有し、お互いの仕事を認め合う風土の醸成を目的に行ったものです。
 各所属から39件、バラエティーに富んだ取組をお寄せいただきました。そのうち、職員からの称賛「いいね!」が特に多かった3所属と、職員個人からは「地域に飛び出せ!社会貢献職員応援制度」に基づく5件の取組につきまして、応募いただきまして、発表会で表彰するとともに、事例発表をいただきました。
 改めまして、この取組に応募くださった所属、個人の皆様、また「いいね!」をする形で参加いただいた職員の皆様に感謝をします。御報告は以上です。ありがとうございました。

 

(関副知事)
 ただいまの説明について、質問、御意見がありましたら、お願いします。総務部長、どうぞ。

 

(玉井総務部長)
 「いいね!職員チャレンジ」につきましては、県の取組が県民の皆様にあまり知られていないのではないかという中で、結構いいことをやっているということを是非発信したい、また、職員同士でも共有したいということで、今回初めて行いましたけれども、先週、知事同席の下、発表会を行いましたが、発表いただいた職員の皆さんは非常に明るく生き生きとした表情でプレゼンをいただいたというのが印象的でした。録画したビデオも見られますので、是非皆さんにも見ていただいて、共有をしていただいて、また、発信に御協力をいただければと思います。以上です。

 

(関副知事)
 何か御質問、御意見はありますか。後ろのほうを見ていると、大分楽しそうな事業内容が出てきます。
 個人でいうと、北アルプス地域振興局の農政と林務の方が知事特別賞を取られていますが、北アルプス地域振興局長さん、突然の振りで申し訳ありませんが、何かあったらお願いします。

 

(早川北アルプス地域振興局長)
 「いいね!職員チャレンジ」が行われるまで、当局の職員がこのようなことをしているということをよく認識しておりませんでしたが、このたび、こういう形で光を当てていただきまして、本当に感謝しています。当局の職員は、大変やる気のある職員が多いので、組織としてもこういった取組を後押しできるように、環境づくりをしていきたいと思っています。以上です。

 

(関副知事)
 ありがとうございます。
 ほかに何かありますか。よろしいですか。
 それでは、知事からありましたら、お願いします。

 

(阿部知事)
 改めて受賞をされた皆さん、おめでとうございます。
 私も発表会に参加しましたけれども、職員の皆さんが生き生きと楽しそうに仕事に取り組んでいらっしゃることが、私にとっては一番よかったと思いました。
 総務部長からも話があったように、いいことをやっていても目立たなかったり、目立たないからいいねと褒めてもらえなかったりすることが結構多いので、組織内でもいいね、よかったね、すごいねと褒め合う文化にしていきたいと思います。
 これは今年度もやっていただいて、こういうことをやっているとどんどん発信してもらって、また、組織の優秀賞は、職員の皆さんがこれがいいねといって評価してもらったものが優秀賞になっているので、いろいろな人たちが、ほかの組織ではこんなことをやっていていいねということを常に感じてもらえるようにしていきたいと思います。
 それから、個人の皆さんの知事特別賞は、私もこんなことをやってくれているのかということを改めて認識をしました。
 「地域に飛び出せ!社会貢献職員応援制度」もほかの県以上に長野県はしっかりつくっていますので、各職場の皆さんには地域で活躍する、自分の個性・特技をいかして、長野県、各地域のために頑張ろうという人たちの背中を是非押してほしいと思います。
 一人ひとりの職員が生き生きと輝くことによって、組織全体にとってもプラスの効果が出てくると思いますので、部局長の皆さん、各所属の皆さんには「いいね!職員チャレンジ」、こういう取組があって、こんなすばらしいことをやっている職員がいる、あるいは組織があるということを改めて知ってもらうとともに、また、それぞれの皆さんの取組が今年度は表彰の対象になるようにしていってもらえればありがたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 それでは、次に報告資料3について、税務課長から説明をお願いします。

 

(降籏税務課長)
 税務課長を拝命しました、降籏淳です。
 私からは、県直営共創型ふるさと納税受付サイト「ガチなが」の開設について、報告します。
 ふるさと信州寄付金に関しましては、学びの支援やクラウドファンディング型寄附の募集に当たり、各部局の皆様の多大な御協力をいただいていますことに、まずは厚く御礼を申し上げます。
 報告資料3を御覧ください。
 資料に記載のとおり、本日より長野県直営のふるさと納税受付サイトを開設します。サイトのコンセプト、特徴等につきましては、サイトを御覧いただきながら、担当から御説明します。

 

(中沢主事)
 税務課の中沢と申します。よろしくお願いします。
 それでは、スクリーンを御覧ください。
 今日から県直営のふるさと納税サイト「ガチなが」を開設します。
 「ガチなが」と聞いただけだと、サイトのイメージがわかりにくいというところと、サイトをつくった我々の熱い思いをこのサイトを御覧いただく皆さんにも知ってほしいということで、まず「ガチなが」についてという紹介のページを設けました。
 このサイトですけれども、一番の売りは、寄附者の皆様と事業の共創に取り組む全国初の県直営共創型ふるさと納税受付サイトです。「全国初」「共創型」、ここが非常にポイントになっています。
 サイトを開設した背景や趣旨ですけれども、ふるさと納税制度は、本来は生まれ育ったふるさとだったり、応援したい地域に貢献したいという思いを税制を通じて実現することですが、現状においては、過度な返礼品競争、返礼品の人気で寄附先の自治体が選ばれる傾向があったり、返礼品代とか、大手ポータルサイトへの委託料といった事務経費が寄附額の5割近くとなり、住民サービスに充てられる金額が減少しているという課題があります。
 こういった課題を踏まえまして、新しく県直営のサイトを開設しまして、返礼品を設けない、使い道で選ばれる寄附の拡大だったり、寄附者参加型の共創による事業の推進を図るという趣旨から、このサイトを開設しました。
 以上の趣旨から、このサイトでは基本的に返礼品は提供しておりません。
 このサイトの名称に込めた思いですけれども、「ガチ(本気)で長野県を良くしたい」という皆様の熱い思いに応えられるサイトを目指して、「ガチなが」という名称をつけました。
 このサイトの大きな特徴は3つありまして、1つが税金の使い道について自分で選ぶことができる、2つ目として、県と共につくることができる、3つ目ですけれども、成果を実感することができる、この3点が大きな特徴となっています。
 1つ目の使い道について自分で選ぶことができるというところですけれども、ここはいわゆる大手サイトとの比較で御覧いただければわかりやすいと思っていまして、一応これがこのサイトの今の募集内容ですが、たとえば伝統的工芸品の応援だったり、信州ユニバーサルツーリズム等、使い道が前面に出てきているのに対して、いわゆる大手ポータルサイトだと、こういった形でシャインマスカットだったり、まず返礼品を選ぶという仕様になっていますので、ここがこのサイトの使い道で選ばれるというメインのところになっています。
 2つ目ですけれども、県と共につくるというところですけれども、事業の募集ページのところにコメント機能を掲載していまして、寄附者の皆様からコメントをいただけるような仕組みを設けさせていただいています。
 ただ、実際、そういったコメント機能があっても、一般の方はコメントをしづらいのではないかと思っていまして、親近感だったり、安心感を持ってほしいという趣旨で、担当者の顔写真を載せて、なるべく親近感を持っていただけるような工夫もしています。
 具体的なコメント機能がどういった形かということは、実際の事業ページを御覧いただきながら説明できればと思いますけれども、今回募集をスタートしますユニバーサルツーリズムを例に説明します。
 こちらはユニバーサルツーリズムに御支援くださいということで、写真が全体としてあって、このサイトの特徴として、動画も埋め込むことができまして、実際どういったものかというのは動画を見ていただいたほうがわかりやすいというところで、動画も掲載をさせていただいています。事業の成果とか、そういったものも写真を使いながら、わかりやすく掲載をさせていただいています。
 事業ページのところにも、なるべくコメントをほしいということで、親近感を持っていただけるように、事業担当者の方に御協力いただきまして、写真を掲載させていただいています。
 具体的なコメント機能のところですけれども、ここのところになりまして、事業ページから直接コメントをすることができる、そういったところが県と共につくるというコンセプトになっています。
 3つ目の成果を実感するというところですけれども、実際、このサイトではお金を集めて事業を実施した後に、実施状況を進捗レポートというページに掲載をいただくようにしていこうと考えています。現状、進捗レポートはないのですけれども、先ほどの事業ページのようなイメージで、どういった成果が上がったかということを動画や写真を使いながらわかりやすく各部局の皆さんに発信いただくという想定で、このページをつくらせていただいています。
 このサイトですけれども、ふるさと納税のサイトということで、資金調達のために活用いただくということはもちろんなのですが、県の施策PRの場として積極的に活用してほしいと思っています。
 たとえば今回募集をします伝統的工芸品の応援については、県内の方に伝統的工芸品が知られていないという課題があると思いますので、実際、事業ページを御覧いただくと、そもそも伝統的工芸品とはどういうものかという動画を御覧いただいて、よりわかりやすく体感いただけるという工夫もしていますし、ふるさと納税という一般の方にとって身近な制度を機会と捉えて、積極的に施策のPRに御活用いただけると大変ありがたいと思いますので、よろしくお願いします。
 このサイトは県の直営サイトになりますので、広報やPRについては、部局の皆さんに積極的に協力をいただく必要がありますし、このサイトのコンセプトとしている共創を実現するためには、各部局の皆さんの協力がどうしても必要になってきますので、我々税務課としましても、各部局の皆さんを全力でサポートしますので、是非御協力いただければと思いますので、よろしくお願いします。
 このサイトは、今日の11時をめどにオープンになりますので、11時になりましたら、皆さんログインをいただいて、御覧いただければと思いますので、よろしくお願いします。説明は以上です。ありがとうございました。

 

(関副知事)
 ありがとうございました。
 それでは、これに関して、質問、御意見がありましたら、お願いします。どうぞ。

 

(玉井総務部長)
 1点だけ加えます。
 今、説明にありましたとおり、とかく返礼品で選ばれる現在のふるさと納税を本来の目的、ふるさとを応援したいという思いに立ち戻った御寄附をお願いしたいということで開設したものです。担当者、担当課の思いが非常に反映されたサイトになっていますので、是非皆様の御協力をお願いしたいと思っています。
 サイト内に動画を設定して視聴もできますので、施策のPRにもなりますので、各部から事業の応募について税務課に御相談をいただいて、御検討の上、募集をよろしくお願いします。以上です。

 

(関副知事)
 質問、御意見はありますか。よろしいですか。
 それでは、知事からお願いします。

 

(阿部知事)
 「ガチなが」は、寄附金を集める関係部局だけではなくて、全庁でPRをしてほしいと思います。そもそもふるさと納税制度自体、税制上優遇されている上に、今の状況は先ほどの説明にもあったように、民間のサイトを見ると、何に使うかよりも、何をもらえるかが先に出ているということで、何となく返礼品がよければお金が集まるという形になってしまっている。あえて「ガチなが」はそうした世の中の流れに逆らうまでは行っていないのですけれども、少し問題提起をしたいという思いでスタートさせたいと思います。
 税務課の皆さんに一生懸命頑張ってもらったし、今のプレゼンもすごくいいプレゼンをしてもらって、私が最初に見たときに比べて大分改善されていて、わかりやすくなったと思います。
 これをスタートして、やはり返礼品がないとお金が集まらないということだと、非常に残念な結果になってしまいますので、私もいろいろなところでアピールしていきたいと思いますし、部局長の皆さんも「ガチなが」がスタートしましたということで、使い道をPRすることによって、多くの皆さんに共感して応援してもらえるように取り組んでほしいと思いますので、是非よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 それでは、報告事項は以上です。
 5番のその他ですが、特に事前に登録されている案件はありませんが、何かありますか。危機管理部長、お願いします。

 

(前沢危機管理監兼危機管理部長)
 年度当初ですし、せっかくの機会ですので、災害危機管理事象、いつ起こるかわからないというものです。本当に嫌な話ですが、こうやってメンバーが替わったり、連休だったり、休みのときに危機管理事象が起こるということが間々ありますので、日頃から準備をしてほしいと思います。
 一番簡単なことは、どんな場面であったら、どんな出動があるのかということを頭に入れておく。もう一つは、初動で誰にどんな連絡をするのかという、瑣末なことですが、電話連絡網を確認しておくだけでも全く初動が違ってきます。初動が8割ですので、初動がうまく決まれば、あとは流れていきます。そこだけ是非お願いします。よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、最後、全体を通して知事から何かありましたら、お願いします。

 

(阿部知事)
 どうもありがとうございました。この部局長メンバーで、新年度は明るく楽しく前向きに仕事をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(関副知事)
 ありがとうございます。

 

(阿部知事)
 最後、1点「かえプロ」の話で、先ほど言おうと思って言い忘れたのですけれども、Teamsで全職員参加でチームをつくって、「かえプロ」ニュースの配信をスタートしています。今回のプロジェクトは、先ほど言ったように職員全員に取り組んでもらわなければいけないので、検討チームの皆さんの中で広報チームをつくっています。そういう意味では、取り組んでいる状況、取組内容、こうしたものを職員の皆さんと共有をしながら進めていく形になっていますので、「かえプロ」ニュースを多く皆さんが見て、自分事として「かえるプロジェクト」に取り組んでいってほしいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

 

(関副知事)
 それでは、これをもちまして、本日の部局長会議を終了します。
 

 

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