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更新日:2019年4月19日

平成28年(2016年)8月31日部局長会議録

時間:9時30分~10時

場所:県庁特別会議室

出席者:

阿部知事、太田副知事、中島副知事、小林公営企業管理者、原山教育長、尾﨑警察本部長、野池危機管理監兼危機管理部長、小岩企画振興部長、小林総務部長、青木県民文化部長、山本健康福祉部長、石原産業政策監兼産業労働部長、吉澤観光部長、北原農政部長、池田林務部長、清水会計管理者兼会計局長、小野人事委員会事務局長、土屋監査委員事務局長、土屋労働委員会事務局長、林環境政策課長、長田建設政策課長

 

(太田副知事)

おはようございます。ただいまから本日の部局長会議を始めます。最初に知事からお願いいたします。

 

(阿部知事)

おはようございます。先週1週間、アメリカのコロラド州に、経営者協会の皆さん、それから安藤国威さんと一緒に行ってまいりました。ヒッケンルーパー州知事とも会談して、産業、観光、人材育成を中心に交流を図っていこうと確認いたしました。ぜひ関係部局においては、私のほうからまた具体的な指示をさせてもらいますけれども、コロラドとの交流が具体化するように取り組んでいってもらいたいと思います。

何点か具体的に申し上げると、コロラド州は、イノベーションに知事を先頭に非常に力を入れているところであります。COIN(コイン)というイノベーションネットワークもつくって、産・学・官連携でイノベーションを起こしていこうという取り組みを進めているので、そうしたことを参考に、長野県も産業イノベーション推進が今年の予算の大きな柱の一つにもなっていますので、県の体制もさらに具現化、整備をするとともに、コロラド州との連携を図っていきたいと思っています。

それから創業支援、起業支援についても、コロラド州では非常に力を入れています。そういう中で、スタートアップ企業が集まる場づくりということ、人材育成の場を、これは企業ベースですけれども、行われています。長野県は日本一創業しやすい県づくりということで取り組んできていますが、ワンストップ相談窓口の設置や創業支援資金の充実など、そうした取り組みはしていますけれども、地域全体でスタートアップ企業や創業を考えている人たちを盛り立てる仕組みが弱いかなと思います。うちの県も、コワーキングスペースとも連携して似たような取り組みはしていますけれども、例えば、大企業の専門家がスタートアップ企業との相談に乗ってあげる仕組み、あるいは起業を経験した人たち同士が情報交換する場とか、いろいろ参考になる取り組みがあると思っていますので、コロラド州の取り組みを参考にして、この創業支援、起業支援を進めていきたいと思いました。

特に、安藤理事長予定者にも一緒に行っていただきましたけれども、県立大学はアントレプレナーシップもしっかり学ばせようということで位置づけていますので、県立大学をはじめ、大学の知恵、力、こうしたものも、信州大学、あるいは私立大学も含めて活用して取り組んでいくことが必要だと思っています。

それから観光面では、ベイルという観光地に行ってきました。コロラド州自体が平均標高2,000メートルとうかがいましたけれども、長野県と同じように山岳高原観光地であります。いろいろ参考になる点があり、また具体的に指示しますけれども、まちづくりの観点であったり、あるいは、スキー場を中心しとしたアウトドアのメッカでもありますが、夏場のアウトドアの話であったり、あるいは、県内のアウトドア関係者からも言われていますけれども、天候が悪いときにどうするかという、アウトドアアクティビティ以外のレジャーの充実であったり、そうした部分はいろいろ参考になる点が多いと思っています。

その他いろいろありますけれども、私の視点をまとめたものがありますので、またそれを踏まえ、関係部局には具体的に指示していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

それでは、本日の「おいしい部局長会議」につきまして、北原農政部長から説明をお願いいたします。

 

(北原農政部長)

農政部からですが、今回は今が旬の果物から、プルーンと梨をご紹介いたします。

まず1品目のプルーンですけれども、長野県が全国1位の出荷量を誇りまして、佐久、長野地域が主な産地となっております。県内では主に生食で食べられていますけれども、東京では認知度がなく、昨年、銀座NAGANOで試食販売をしていただいたところ、大変な評判となりまして、今年も扱っていただいているところです。

今回の品種、「サマーキュート」は果樹試験場が開発しまして、平成26年に品種登録したオリジナル品種で、他の品種と比べますと果形が大きく、甘くさわやかな食味とジューシーさが特徴となっております。

2品目の梨ですが、南信農業試験場が開発し、平成24年に品種登録しました「サザンスイート」をお出ししております。8月中旬に出荷される早稲の品種で、糖度が13~15%と高く、パリッとした歯ごたえと強い甘みにもかかわらず、さっぱりとした後味が特徴となっております。果汁も多く、冷やして食べるとより甘さが際立つ品種でございます。

「サマーキュート」は佐久・長野、「サザンスィート」は上伊那を中心に、地域の特産果樹として生産振興を図っているところでございます。

最後に、南信州特産の赤石銘茶を使用したほうじ茶をご用意しました。飯田市の南信濃上村地域の遠山郷などで栽培されたお茶が、ペットボトルとして商品化されました。緑茶とほうじ茶の2種類が商品化されております。会議等での飲み物としてご利用いただきまして、長野県産のお茶の振興やPRにご活用、ご支援いただければ幸いと考えております。私からは以上です。

 

(太田副知事)

皆さんから質問、意見等ありますか。

それでは、本日の議題に移ります。本日は報告事項2点でございます。

最初に資料1につきまして、石原産業政策監兼産業労働部長から説明、お願いいたします。

 

(石原産業政策監兼産業労働部長)

改めまして、おはようございます。G7長野県・軽井沢交通大臣会合まであと24日となりました。これまで主催者であります国土交通省、それから開催地であります軽井沢町と連携しながら準備を進めてきたところでございますけれども、大臣会合の概要が固まりましたので、ご報告させていただきたいと思います。

資料1をご覧ください。この交通大臣会合でございますけれども、ご存じのように、今年の伊勢志摩サミットに関連して開催される、10の大臣会合のうちの最後の大臣会合となっております。

2のところをご覧ください。会合は9月23日金曜日から25日日曜日の日程で開催されます。当初、24、25日の日程で開催されると発表されておりましたけれども、国と関係国で日程調整を行いました結果、若干、前倒しで行うという形になりました。

具体的な中身でございますけれども、議論は24日に集中して行われる予定でございます。まずオープニングセッションからスタートいたしまして、一番の議論でございますセッション1、セッション2。今年の議題といたしましては「交通インフラ整備と老朽化への対応のための基本的戦略」、それと「自動車及び道路に関する最新技術の開発・普及」について、この2つのテーマで議論が行われる予定となっております。

3をご覧ください。この交通大臣会合に関連いたしまして、地元での取り組みでございます。まずはこの会合を安全に無事に終了させることが一番重要と考えております。したがいまして、これまで万全な受け入れ体制の整備を行うため、昨年度、全庁的な体制でございます「G7交通大臣会合長野県推進本部」を設置いたしました。今年度はさらに消防・医療・危機管理などの事象により具体的に対応するため、関係課からなるロジ対策部会も設置し、具体的な準備を進めておるところでございます。

また、4をご覧ください。県内経済界や関係者と設置いたしました「G7交通大臣会合長野県推進協議会」におきましては、この会合を一過性のものとせず、さらなる国際交流の展開や海外に向けての情報発信、それから開催機運の醸成を図ることを目的にさまざまな取り組みを進めております。その例といたしまして、お手元に長野県の魅力を伝えるため、県内に住む外国人の方の視点から、このガイドブックを作成いたしました。

また、機運醸成といたしましては、昨年度、長野市におきましては200日前イベントを、そして今年度は開校したばかりの南信工科短期大学校で100日前イベント、さらに安曇野市で50日前イベントを開催したところでございます。

そして、今度の日曜日でございますけれども、直前のイベントを軽井沢の風越公園で開催する予定となっておりますので、こちらへのご参加、また、PRをよろしくお願いいたします。

このほかにさらなる国際交流を図るため、外務省主催の地域魅力発信セミナーや地方視察ツアーを積極的に実施しておりまして、G7のみならず、在京の各国大使館とも積極的に交流を図っているところでございます。

いずれにしましても、地元といたしましては、まずはこの会合を安全に開催することを第一に考えまして、国や軽井沢町、それから県警の皆さんとしっかりと連携して準備を進めてまいりたいと考えております。

警察本部をはじめ、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。説明は以上でございます。

 

(太田副知事)

ただいまの説明に対しまして、質問、意見等ありましたらお願いいたします。よろしいですか。

知事から何かございますでしょうか。

 

(阿部知事)

産業労働部を中心にしっかり準備を進めてもらってきていて、ありがとうございます。

ぜひ、今、石原部長から話があったように、いい形で成功する会合になっていってもらいたいと思っていますので、引き続き、しっかり準備していってもらいたいと思いますし、県警には警備でもご支援いただくわけでありますので、万全の対応をよろしくお願いしたいと思います。

また、さきほど紹介があったパンフレット、コロラド州でも使わせてもらいました。非常によくまとまっていると思っています。ありがとうございます。

それから、これ交通大臣会合のテーマが「自動車及び道路に関する最新技術の開発・普及」ということになっていて、例えば、リニアバレー構想を推進するに当たってもこうした最新技術を地域に導入できないかとも思っているので、ぜひ産業労働部とか、場合によったら交通政策課とかも、この新しい技術動向については、国や企業からよく情報を収集しておいてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(太田副知事)

次に、資料2につきまして、北原農政部長から説明をお願いいたします。

 

(北原農政部長)

農政部からは、「信州大王イワナ」の出荷開始についてご報告をさせていただきます。

平成26年9月から、稚魚供給を始めました「信州大王イワナ」が、全長45センチほど、体重約1キロ以上となって、この9月からいよいよ食用魚としての出荷が始まります。

「信州大王イワナ」は、水産試験場において平成20年から開発に着手し、平成25年に量産技術を確立した全雌三倍体のイワナでございます。おいしい信州ふーど大使の玉村豊男さんにより「信州大王イワナ」と命名され、平成27年9月に県が商標を取得しております。

また、平成28年2月には、養殖業者・県調理師会とともに「信州大王イワナ振興協議会」を立ち上げまして、ブランド化を進めているところでございます。

2に記載の「信州大王イワナ」の特徴でございますが、大きくなっても卵を持たないために成長が早く、また季節を問わずおいしく食べられるイワナでございます。さらに、輸入のサケマス類に比べますと、低脂質、低カロリーでヘルシーな食材でもございます。

3の今後の振興方針でございますが、県としては協議会と協力しながら、ブランド化と生産体制強化を進めてまいります。具体的には、お手元にございますようなリーフレットですとかポスターを県が作成しまして、関係者に活用していただくとともに、「信州大王イワナ」の商標使用を協議会会員に限りまして、ブランド化を進めてまいります。また、養殖業者には、統一的な管理指針等を示しまして、品質管理の徹底を図っているところでございます。

県民の皆様だけでなく、長野県にお越しになるお客様にも新鮮なイワナを提供したいということで、直接販売を主体とし、県内のホテル・旅館、レストラン等へ優先的に出荷する体制を今は考えているところでございます。

今年度の出荷量は約7トンを見込んでおりまして、従来のイワナが品薄になります秋から年末年始にかけて、希少性をアピールしながら売り込んでまいりたいと考えております。今後の予定ですが、平成30、31年には10~20トン程度の出荷を見込んでおりまして、30トンの生産体制が早期に確立できるように取り組んでまいります。

なお、「信州大王イワナ」のお披露目会を明日、長野市内のホテル信濃路で開催をいたします。県調理師会に考案していただきました、「信州大王イワナ」の料理を用意しまして、主に技術者の方々に利用方法を紹介し、その魅力をアピールしてまいりたいと考えております。説明は以上でございます。

 

(太田副知事)

ただいまの説明につきまして、質問、意見ありましたらお願いいたします。

知事から何かございますでしょうか。

 

(阿部知事)

これは大変いいことだと思っています。特に海なし県長野県としましては、訪れてきた方々に対して、どういう食でもてなすかということが一つの課題だと思っていますけれども、海産物がないので、やはり淡水魚で勝負をせざるを得ない。信州サーモン、シナノユキマス、佐久鯉、これで大王イワナも加わると、かなり魚のラインナップも増えてきたと思いますので、ぜひ、旅館・ホテル組合、あるいは飲食店の皆さんにしっかり活用していただいて、長野県の地消地産が推進されるように、農政部も関係部局もしっかり取り組んでもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(太田副知事)

以上で報告事項を終わります。

その他でございますが、まず山本健康福祉部長からお願いいたします。

 

(山本健康福祉部長)

それでは、ただいまから第6回の手話講座を始めさせていただければと思います。

前回は日にちや曜日ということで講座をやらせていただきましたが、明日は防災の日ということなので、おさらいと、防災の日ということのご紹介をまず私からさせていただければと思います。

 

(前回のおさらい等)

 

本日は第6回目ということで、時間を表す手話をご説明させていただければと思っています。平林さん、よろしくお願いいたします。

 

(ミニ手話講座)

 

(太田副知事)

ほかに何かございますか。

最後に、知事から何かございますか。

 

(阿部知事)

ありません。

 

(太田副知事)

以上で部局長会議を終わります。

 

 

【会議資料】 

 

会議次第(PDF:60KB)

資料1: G7長野県・軽井沢交通大臣会合について(PDF:208KB)

  (その他配布資料 電子データはありません))

 「YOUR SECOND HOME NAGANO」(英語版 長野県紹介パンフレット)

 G7長野県・軽井沢交通大臣会合直前イベントちらし

資料2: 信州大王イワナの出荷開始について(PDF:944KB)

 (その他配布資料(電子データはありません))

 信州大王イワナパンフレット

その他資料

部局長会議におけるミニ手話講座(第6回)~時間を表す手話 (PDF:57KB)

おいしい部局長会議 ~ 信州発、旬の果実~(PDF:293KB) 

 

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