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更新日:2021年3月31日

第1072回長野県教育委員会定例会 教育長会見要旨

1 日時

 令和3年(2021年)1月14日(木)

 午後2時45分から午後3時00分まで

 

2 場所

 県庁8階 教育委員会室

 

3 会見要旨

 

【令和3年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について】

 就職内定率が昨年の数字よりも上がっていることについては、昨年度は10月末現在の状況を記載しているが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により採用選考が1カ月後ろ倒しとなったため、11月末現在の状況を報告している。集計時点の差による影響もあるかと思われる。

 また、今回のコロナ禍においても、例えば県内の中小企業をはじめとした企業の中には、高校生たちの就職を確保することで、今後の企業の発展につなげていきたいという思いも強かったのではないかと思う。さらに、学校現場で採用に向け、さまざまな指導・努力をしてきたことも功を奏しているのではないかと思っている。

 一方、定時制の就職率の改善については、学校になじめないなど様々な事情を抱えて定時制を選ばれることもあるので、学びの改革の一環として、通信制も含めて多様な学びの場を提供することで、子どもたちが安心して学び、社会につながるようにしていきたい。通信制については、望月サテライトという新たな形を今年度から始めている。毎日通学してきてもいいよと、それで社会とつながる形のいろいろな体験もしましょうということで、社会性も身に付けながら次のステップに進めていけるような形とした。そのようなことも含めて取り組んでまいりたい。

 コロナ禍において今後さらに就職内定率を上げるためには、より一層の努力が学校現場にも必要になると思っている。(原山教育長)

 

 定時制について内定率が低調となっている理由としては、進路の方向性が定まっていないなど、さまざまな生徒に対応しているため、出足が少し遅くなっている状況があるが、12月末の状況では改善もしてきているといくつかの学校から聞いている。

 今後、就職希望者への支援として、教育委員会として毎月末に内定状況の報告を受けているので、それを踏まえ、各高校や長野労働局との連携を密にして、求人や内定の状況をさらに把握し、生徒の希望実現のために支援していく。また、各高校においては、ハローワーク等との連携を一層深めながら、個々の生徒の希望に応じた指導を今後とも継続していくものと承知している。(曽根原学びの改革支援課長)

 

【令和2年度全国高等学校総合体育大会(冬季大会)の開催について】

 選手の不参加が3割を超えた場合は、開催の中止を検討することとしているが、現時点ではそのような状況に至っていない。大会期間中に感染者が多数出た場合には、そこで中断することも考えている。

 

【長野県特別支援学校整備基本方針(案)について】

 今後の児童生徒数を知的障がいの児童については2,000名を超える程度で推移、盲・ろう・病弱特別支援学校の在籍児童は50名から100名程度で推移すると見込む中で、特別支援学校の配置は基本的には現状を維持する方向が妥当だと今の段階では考えている。

 改築が必要となった場合には、現地での改築が望ましいのか、さまざまな観点を考慮して移転をするのが望ましいのかというのは、改めて検討する必要があると考えている。

 今回は大きな方向性として整備の基本方針を示したが、今後必要に応じて各校の整備の具体的な方針・計画を立てる必要がある。その中でどのぐらいの期間でどこの学校を整備するかということについても、検討が必要になってくる。今はそこまで示せる段階ではないが、今後検討を進める中で、そういった方向性も示していきたい。

 松本養護学校・若槻養護学校の整備基本方針については、それぞれの検討懇談会で検討しているが、各学校でどのような整備の方法を取るかを、今後考えていく。(原山教育長)

お問い合わせ

教育委員会 

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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