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更新日:2020年6月26日

第1064回長野県教育委員会定例会 教育長会見要旨

1 日時

 令和2年(2020年)5月27日(水曜日)

 午後2時25分から午後3時5分まで

 

2 場所

 教育委員会室

 

3 会見要旨

   

【県立学校再開ガイドラインについて】

 本日の教育委員会定例会で、「県立学校再開ガイドライン」を決定した。県立学校においては、現在授業を設定した分散登校を行っているが、本県の新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、6月1日からは次の段階ということで、通常登校に切り替えて教育活動を行っていきたい。その際には、感染リスクを可能な限り低減させるということ、そして子どもたちの学びを最大限保障するということを最重要項目として取り組んでまいりたい。

 ガイドラインの説明に先立ち、文部科学省から示された『学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル』への対応を説明する。マニュアルでは、地域の感染状況を、レベル1からレベル3までに分け、それぞれに対応する行動基準が示されている。本県の感染状況は、文部科学省で示すレベル1に相当すると判断している。しかし、分散登校から通常登校に切り替えるため、学校における新しい生活様式へ確実に移行し、定着するということが必要だと考えており、文部科学省のレベル2の行動基準を参考にしていきたい。ただし、感染状況そのものはレベル1なので、おおむね2週間程度後を目途に、感染状況や新しい生活様式の定着状況を確認し、このガイドライン及びその細目について、必要な見直しを検討してまいりたい。なお、今後感染の拡大等が起こった場合の具体的な対応については、専門家懇談会のご意見も伺いながら判断する。

 「県立学校再開ガイドライン」の内容を説明する。まずは基本的な感染症対策をしっかり徹底させるということ。また、感染リスクの高い教科の指導に関しては、リスクの低い学習活動から徐々に実施する。

 「学びの保障」のための教育活動については、学校の授業と家庭学習がシームレスに展開をしなくてはならないため、工夫改善を図っていきたい。また、感染の第2波、第3波により休業または分散登校が必要となった場合には、速やかに遠隔学習に切り替えて学びを継続する。コロナのためにやむを得ず登校できないような場合については、欠席日数としては扱わず、当該児童生徒に対しては遠隔学習により学びを保障することとしたい。具体的な対応としては、不足した授業日数を単に回復するという観点ではなく、学びの改革を念頭に置きながら、年間の指導計画を再編成するということをお願いしたい。その中では、時間割編成の工夫、学校行事の精選、あるいは長期休業期間の短縮や土曜日授業といったような工夫も必要になる。学校行事の精選については、それぞれの行事の意義や必要性に十分配慮することや、夏季休業については最低でも2週間程度の休業自体の日数を確保すること、また、そのような長期休業の短縮、あるいは土曜日授業の場合には、児童生徒や教職員の負担に十分配慮するといったことをお願いしたい。夏季休業を短縮しての授業の在り方については、熱中症への対応が必要で、この夏には全ての県立学校に冷房設備が完備される形になるが、各学校では登下校等を含めて考慮しながら工夫してやっていただきたい。

 学校行事の実施については、例年のような形で実施するのは難しいだろうと思われるが、行事の意義や必要性、子どもたちの思いを考え、できるだけ実施する方向で検討してもらいたい。部活動の再開にあたっては、心身の状況を十分に踏まえ、慎重に活動計画を立て、けが防止や、当面は密集防止等に十分配慮することが必要である。

 長期休業からいよいよ全面再開ということになるが、全ての児童生徒に何らかの影響、ストレス、負担がかかっていると思われる。それに対する心のケアを万全にしていかなければいけないので、今回、新たにチェック票を活用した状況の把握や、その上での個別面談による相談支援を実施するということをやっていきたい。

 特別支援学校については、各学校で児童生徒の状況が異なるので、6月以降順次学校の状況に応じながら通常登校に切り替えてまいりたい。

 今回の定例会でガイドラインが決定したので、これを各県立学校長に通知するとともに、市町村教育委員会にも、県の取組についてお知らせする。(原山教育長)

 

【長野県立中学校及び公立高等学校の令和3年度入学者選抜について】

 長い臨時休業の中で、学習の遅れや、あるいは各学校において学習進度にそれぞれ違いが出てきている。令和3年度の入学者選抜については、以下のとおり扱っていきたい。

 日程については、既に公表している日程で実施したい。県立中学校については6月に選抜要綱を公表し、11月に志願受付、12月に検査・合格発表を行う。高校については、7月に選抜要綱を公表し、2月に志願受付、令和3年の2月は前期選抜の検査・合格発表、3月には後期選抜の検査・合格発表を行う。ただし、このスケジュールについては、今後、大きな状況変化が生じた場合には、必要な対応を取りたい。

 選抜要綱の公表に合わせ、県立中学については適性検査、県立高校については後期選抜の学力検査の出題範囲を公表したい。出題範囲については、特定の入学志願者が不利にならないように、県内の各学校における学習状況を確認し、適切に設定したい。(原山教育長)

 

【長野県の児童生徒がめざす学びの姿について】

 定例会で示した「長野県の児童生徒がめざす学びの姿について」は、新型コロナウイルス感染症が起こった中で、長野県で進めている学びの改革をどう進めていこうかということを、教育委員会の中で検討したもの。

 資料に記載のとおり、「長期休業による授業の変化」や、「違う場所で違うペースで学ぶ」「家庭や地域で学ぶ」など、コロナによって余儀なくされている状況があり、このときに、学びの改革として何をまず第一に考えていったらいいのかということ。学校で学んでその続きを家庭で学ぶ、家庭で学んだ続きを授業で学ぶなど、シームレスで学ぶときに一番必要になるのは、自律して学ぶ力だと考えている。そのことを、先生も保護者も子どもたちも自覚しながら、教科の学習の遅れを取り戻すとともに、この自律して学ぶ力を付けていく。この両面をしっかりと、県教育委員会、市町村教育委員会、あるいは学校現場が共有して進めていくことが必要だという観点でお示しした。

 この考え方については、今後、各市町村教育委員会や各学校現場等に発信して、一緒に学びの改革に取り組んでもらいたいと考えている。(原山教育長)

お問い合わせ

教育委員会教育委員会

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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