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更新日:2021年1月8日

アスベストに関する長野県の取り組み

令和3年4月1日から大気汚染防止法の特定粉じん排出等作業が規制強化されます。

石建築物等の解体等工事における石綿(アスベスト)の排出等の抑制を図るため、改正大気汚染防止法が令和2年6月5日に公布され、令和3年4月1日から順次施行されます。

主な改正点

  • 特定建築材料の範囲の拡大

従前から規制対象であった「吹付け石綿」並びに「石綿を含有する断熱材、保温材及び耐火被覆材」以外の全ての石綿含有建材を特定建築材料に追加しました。

なお、特定粉じん排出等作業実施届出は従前通り、吹付け石綿並びに石綿を含有する断熱材、保温材及び耐火被覆材のみが対象です。

特定粉じん排出等作業実施届出書様式は大気汚染防止法関係様式のページをご覧ください

  • 解体工事に係る事前調査について

調査方法を法定化し、事前調査に関する記録の作成・保存、事前調査結果の都道府県知事への報告(令和4年4月1日施行)、一定の知見を有する者の活用(令和5年10月1日施行)を義務付けられました。

  • 特定粉じん排出等作業の結果の報告等

元請業者に対し、石綿含有建材の除去等作業の結果の発注者への報告並びに作業に関する記録の作成・保存を義務付けました。

  • 特定粉じん排出等作業の作業基準

建築物等を解体し、改造し、又は改修する作業のうち、石綿を含有する仕上塗材を除去する作業並びに石綿を含有する成形板その他の建築材料を除去する作業の基準を新設しました。

  • 直接罰の創設 

事前調査の結果の報告義務違反及び除去等の措置の義務違反に罰則を設けました。

改正関係資料

改正大気汚染防止法の内容(環境省改正大気汚染防止法説明会資料)(PDF:3,695KB)

長野労働局・長野県合同パンフレット(PDF:440KB)

環境省改正大気汚染防止法について(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

災害時におけるアスベスト飛散防止について

建築物等の解体、改造、補修する工事を行う場合、石綿使用の有無の事前調査が必要です

大気汚染防止法では特定粉じん排出等作業に該当するか否か判断するために、元請業者は建築物その他工作物を解体、改造、補修する工事を行う場合に、石綿使用の有無について事前に調査をし、その結果等を発注者に書面で説明するとともに解体工事等の場所に掲示しなければなりません。なお、平成18年9月1日以後に設置の工事に着手した建築物等を解体、改造、補修する場合等は調査は不要です。

解体等工事に係る石綿の事前調査について(PDF:509KB)

解体等の工事現場に事前調査の結果の掲示が必要です

綿使用の有無の事前調査の結果は解体等の工事現場に工事期間中、公衆に見やすいように次の事項を掲示しなければなりません。この事前調査結果は大気汚染防止法の特定粉じん排出等作業に該当しないレベル3の工事においても掲示が必要です。

<石綿使用の有無の事前調査結果の掲示>

  • 事前調査の結果
  • 調査を行った者の氏名又は名称及び住所並びに法人の場合はその代表者の氏名
  • 調査を終了した年月日
  • 調査の方法
  • 工事が特定粉じん排出等作業を伴うものである場合は特定建築材料の種類

<特定粉じん排出等作業の掲示>

特定粉じん排出等作業の場合は「石綿使用の有無の事前調査結果の掲示」の事項に加えて次の事項の掲示も必要となります。

  • 特定粉じん排出等作業の届出年月日及び届出先、届出者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあってはその代表者の氏名
  • 特定粉じん排出等作業を伴う工事を施工する者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名
  • 特定粉じん排出等作業の実施期間
  • 特定粉じん排出等作業の方法
  • 特定粉じん排出等作業を伴う工事を施工する者の現場責任者の氏名及び連絡場所

事前調査結果、特定粉じん排出等作業の掲示について(掲示例)(PDF:116KB)

特定粉じん排出等作業以外の解体等工事について(レベル3建材の解体等工事)

大気汚染防止法の特定粉じん排出等作業は特定建築材料(レベル1及び2建材)を規制対象としています。一方、石綿含有建材(レベル3建材)は特定建築材料に比較して相対的に飛散性は低いものの除去作業にあたっては湿潤化等の飛散防止対策を講ずるようお願いいたします。

アスベストとは

アスベスト(石綿)とは、天然に産出される繊維状の鉱物の俗称です。絹糸のような光沢をもち、摩擦に強く切れにくく、熱や酸、アルカリにも強いうえ、丈夫で変化しにくいという特性があります。

アスベストは非常に強い繊維状物質です。その細かい繊維は容易に大気中に浮遊します。目に見えないくらい細かい繊維のため、気付かないうちに吸い込んでしまう可能性があります。吸い込んだアスベストが肺の中に入ると、肺の組織に刺さり、10年以上の潜伏期間を経て、悪性中皮腫(悪性の腫瘍)や肺がん、石綿肺などの病気を引き起こす恐れがあります。

【アスベストとは次の6種類の鉱物です】

  1. クリソタイル(白石綿)
  2. アンソフィライト(直閃石綿)
  3. アモサイト(茶石綿)
  4. トレモライト(透角閃石綿)
  5. アクチノライト(陽起石綿)
  6. クロシドライト(青石綿)

アスベストは、先に述べたような特性があることから、様々な用途に使われてきました。その製品は、私たちの生活のすみずみに及んでいたといっても過言ではありません。製品の種類は少なくとも3,000以上あったといわれています。

わが国では、アスベスト消費量のうちの約9割を建材製品が占めており、高度成長期である昭和46、47年が最需要期でした。今後建物の老朽化が進む中で、解体や補修の際のアスベスト対策が重要となってきています。

長野県のアスベスト対策

長野県では、独自に「既存建築物等におけるアスベスト含有建材の適正撤去・処分に係る実施要領」を設け、建物の解体工事を行う際の届出によりアスベスト建材の有無を確認し、アスベスト含有建材の適正な撤去及び処分を図っています。

また、吹付けアスベスト等アスベストが飛散する「特定粉じん排出等作業」が行われる際には、大気汚染防止法に基づき立入検査を実施し、適正な作業が行われるよう確認、指導を行っています。

さらに、一般環境大気中のアスベスト濃度のモニタリング調査を実施し、その結果を公表しています。

災害時における被災建築物のアスベスト調査に関する協定について

平成30年9月18日、「災害時における被災建築物のアスベスト調査に関する協定」を石綿含有建材に関する知識を有する技術者団体と締結しました。

災害時において、被災した建築物について迅速なアスベスト飛散防止対策を講じるためには、建築物の石綿露出状況確認調査等を実施する必要があります。

この協定は、災害発生に備え、石綿含有建材に関する知識を有する技術者とアスベスト調査に関する協力体制を構築するために締結したものです。

 

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お問い合わせ

環境部水大気環境課

電話番号:026-235-7176

ファックス:026-235-7366

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