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更新日:2024年4月5日

農業試験場

DNAによる品種識別技術の開発を進めています

生産や流通の現場で、その品種がもともと持つ形質とは異なる植物を見つけた場合は、権利侵害や食品偽装に対応するため、速やかに品種を識別する必要があります。

そこで、農業試験場では、様々な品種のDNA品種識別技術の開発に取り組んでいます。

DNA抽出の様子

DNAを抽出する様子

電気泳動の機械をセッティングする様子

DNA情報を調べるための機械を準備する様子

 

様々な品種のDNAを抽出し、機械にかけてDNA情報を調べ、記録しておきます。
品種によってDNA情報が異なるため、識別結果のパターンも品種によって異なります。

 

電気泳動の結果の写真

DNA情報の識別結果の例
(風さやかは3本、コシヒカリは2本の濃い線が見えます)

 

異品種混入などが疑われる場合は、サンプルからDNAを抽出して機械にかけ、出たバンド(上の写真の線のことです。)の数や位置などから品種を判定します。

 

担当:知的財産管理部

お問い合わせ

所属課室:長野県農業試験場 

長野県 須坂市大字小河原492

電話番号:026-246-2411

ファックス番号:026-251-2357

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