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更新日:2025年5月9日
農業試験場
令和7年3月24日~25日に信州大学工学部において、日本雑草学会第64回大会が開催され、農業試験場作物部も大会運営を担いました。大会には全国の大学、高校、雑草防除関係の企業や団体、個人、農研機構、県公設試験場から311名の参加がありました。
講演会では、長野県農業試験場から下記2課題の口頭発表を行いました。
・宮原主任研究員:「長野県のコムギ作におけるオオブタクサの出芽生態と数種の除草剤による防除効果」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
丸山研究員:「長野県の雑草イネの出芽動態に基づく代かき前の水管理方法および代かきによる効果的な防除法」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
一般公開によりミニシンポジウムや企画・企業展示を行い、県内の一般参加者も多数、来場しました。
ミニシンポジウム(一般公開)
ミニシンポジウムでは「地域における難防除雑草対策の今後を考える~植物防疫法の改正と現場における防除の実践と課題を探る~」をテーマとして、全国の先進例とされる長野県の難防除雑草対策体制と課題を報告しました。
企画展示(一般公開):草種当てクイズ
企画・企業展示(一般公開)
「難防除雑草の効率的な発見技術と地域での防除対策事例」をテーマとした企画展示では、県内での問題雑草20数種の草種当てクイズ(正解者に「風さやか」ライスパックを進呈)や佐久と北信の農業農村支援センター、信州大学農学部ほかの展示、また、企業展示では「多様な栽培環境における難防除雑草防除対策」をテーマとした展示が行われました。
雑草防除にかかわる技術開発や体制整備について、積極的な議論や情報交換が行われ、今後の試験研究につながる大会となりました。
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