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更新日:2026年7月16日
畜産試験場
令和8年7月9日(木曜日)に、長野県畜産試験場で令和8年度前期牛群審査が行われました。牛群審査は年に2回(前期・後期)、日本ホルスタイン登録協会の審査員が各都道府県の酪農家や試験場を巡回訪問し実施しています。
乳牛の価値はその牛が一生涯にどのくらいの乳量を生産したかによって決まります。長い期間にわたって高い泌乳能力を維持するには、健康で骨格のしっかりした体型と付着・形状のよい乳房、丈夫な肢蹄等が必要です。これらは飼養管理や搾乳管理の作業効率を高める上でも重要な役割を担っています。
牛群審査で乳牛の体の各部位の機能性を評価することにより、その牛が生涯にわたって高い泌乳能力を発揮できるかを判定しています。
審査では体貌・骨格、肢蹄、乳用強健性、乳器が採点されます。各部位の審査基準は下記のとおりです。
体貌・骨格: 品種としての適度な大きさと強さをもち、雌牛らしく姿勢は優美で、各部のつりあいがよく生き生きとして、 品位に富み、性質が温順なもの
肢蹄:肢の長さは体の深さとつりあい、肢勢は正しく、広く立ち、輪郭鮮明で強く、歩様は確実なもの
乳用強健性:体全体に活力があり、乳用牛としての強さを示し、泌乳の時期に応じて適度の肉付きと飼料の高い利用性を現すもの
乳器:乳房の付着が強く、よく発達し、四乳区がつりあい、質がよく、長年にわたり高い生産能力を現すもの
(審査基準及び図1はホルスタイン協会HPより引用)

図1 ホルスタイン雌牛標準体型
今回の審査では8頭が受検し、最高得点は「ソブリン キュートマン キャメル」で88点でした。肋骨が外側に丸みを持って広がっている構造と坐骨の間の幅が良い牛と評価されました。
牛群審査を定期的に受検することは、牛群水準や収益性の向上、飼養管理や搾乳作業面での効率化に有効です。酪農家の皆さんは牛群を正しく把握、改良していくために牛群審査を活用しましょう。

図2 審査の様子

図3 触って牛を確認する審査員
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