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更新日:2023年8月28日
南信州地域振興局
南信州地域振興局では、リニア中央新幹線開業に向けて南信州の認知度向上を図るため、健康長寿・移住人気ランキング上位にある長野県における「ウェルビーイング」(※1)に着目し、南信州地域におけるつながり(関係)人口創出に向けた取組を実施します。
※1 「ウェルビーイング」とは
身体的・精神的・社会的に良い状態であることをいい、生きがいや人生の意義など将来にわたる持続的な幸福を含み、個人を取り巻く地域や社会が良い状態であること。
県の南の玄関口に位置するのが南信州地域。飯田市と下伊那郡から成るこの地域は、穏やかな気候と南アルプスを臨む雄大な自然に恵まれた地域です。
飯田市は、小京都と呼ばれた美しい城下町。リンゴ並木は市民や観光客に親しまれています。天竜川の流れが創り出した天竜峡は、奇岩が織りなす渓谷美で屈指の景勝地。そのほか温泉や渓谷など自然資源も豊富です。また、新野の雪祭り、大鹿歌舞伎、遠山の霜月祭り、今田人形など、多くの伝統芸能が伝承された民俗芸能の宝庫としても有名です。
産業面では、水引に代表されるような伝統的な地場産業に加え、電機、精密など新しい先端技術を生かした産業が成長しています。また、なし、かき、茶、和牛など、穏やかな気候を生かした特色ある農産物にも恵まれています。
令和3年度に首都圏及び中京圏居住者を対象として飯田市が行ったアンケート調査(※2)では、
飯田市について「聞いたことがある程度」または「知らない」と回答した方が、首都圏では5割以上。
リニア中央新幹線の長野県駅が飯田市に開設されることを「知らなかった」と回答した方が、首都圏・中京圏ともに5割以上。
との結果が示されており、リニア中央新幹線による来訪者もとより、観光客やつながり人口、移住者、企業誘致を増やすためには、南信州地域の認知度向上を図り、多くの人にこの地域に関心をもってもらうことが急務となっています。
※2 リニア時代を見据えた飯田市の効果的な情報発信のあり方検討に係るアンケート調査(飯田市リニア推進課HP)
https://www.city.iida.lg.jp/site/iida-linear/linear-jouhouhasshin-chousa.html(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
長野県では、令和4年度に、県民の皆様の新たな発想や目的意識を取り入れ、県予算を共に創り上げるため、県民参加型予算(提案・選定型)を試行しました(※3)。
南信州地域振興局では、「リニア中央新幹線長野県駅(仮称)が設置される南信州の認知度向上について」をテーマとして設定し、県民や団体等の皆様から事業提案を募集したところ、10件ものご提案をいただきました。
ご提案いただいた各事業について、県政モニターによる審査を行い、予算化予定事業として『リニア新時代を見据えた「南信州メディカルバレー(仮称)構想元年」』(提案者:株式会社阿智昼神観光局)を選定しました。
当事業は、この提案を踏まえて令和5年度予算編成過程で検討を行い、南信州地域振興局が実施するものです。
※3 県民参加型予算(提案・選定型)の詳細について
https://www.pref.nagano.lg.jp/shinko/sankayosan/teiansentei-sikou.html
南信州地域の認知度向上のため、「南信州の特性を活かしたウェルビーイングに関する調査研究・実証実験及び情報発信事業」の受託者を公募型プロポーザル方式により募集します。
募集に係る詳細については、以下のページをご覧ください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/minamichi/minamichi-shokan/well-being/2023bosyu.html
企画提案をいただく内容の詳細について、オンライン説明会を実施します。ぜひご参加ください。
開催日時:令和5年6月15日(木曜日)午後2時から
開催方法:オンライン(Microsoft Teams)により開催
申込方法:説明会に参加する方の情報(氏名、メールアドレス)を、令和5年6月14日(水曜日)正午までに以下アドレスまでお知らせください。
【送付先】 南信州地域振興局商工観光課:minamichi-shokan@pref.nagano.lg.jp
〒395-0034 長野県飯田市追手町2丁目678
長野県南信州地域振興局商工観光課振興係
電話 0265-53-0431(直通)
FAX 0265-53-0436
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