長野県公営企業経営戦略について

社会経済情勢の変化等を踏まえ、長野県企業局の今後10年の投資・財政計画や、取り組むべき事業の内容を明らかにした経営計画です。

「長野県公営企業経営戦略（改定版）」について

当初戦略の策定から5年を経て、既に達成したものがある一方で、新たな時代を迎え、解決すべき新たな課題が生まれ、当初戦略と現実とのかい離が顕在化しつつあるため、経営戦略を改定しました。

計画期間

当初戦略を引き継ぐものとし、令和3年度（2021年度）から令和7年度（2025年度）までの5年間とします。

基本目標

『水の恵みを未来へつなぐ』

基本方針

『経営の安定と未来への投資』

電気事業：『脱炭素社会に向け、長野県の豊かな水資源を活かす水力発電により、「再生可能エネルギーの供給拡大」と「エネルギー自立分散型で災害に強い地域づくり」の具現化を図るとともに、電力の安定供給のため、未来に向けて積極的に投資』

水道事業：『将来にわたり安全・安心な水道水を安定して供給する持続可能な経営体制の確立に向けた、未来への計画的な投資、人材の確保・育成と広域連携の強化』

基本方針を推進するための6つの視点

基本方針に据えた「経営の安定と未来への投資」を推進するため、当初戦略における「経営の安定」、「地域への貢献、地域との共存・共栄」、「リスクマネジメント」の3つの視点のうち、「地域との共存・共栄」を「地域との連携」に改定した上で、「未来への投資」、「先端技術の大胆な活用」、「柔軟で俊敏な組織づくり」という新たな視点を加えて策定しました。