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更新日:2023年5月26日
近年、輸入農産物からの残留農薬の検出や、東京電力福島第一原子力発電所の事故に起因する農産物からの放射性物質の検出、食品の偽装表示問題の発生などを契機に、消費者の食の安全・安心に対する関心がますます高まっています。
また本県においても、防除器具の洗浄不足などによるによる残留農薬基準値の超過、油や農薬の河川流出による水質汚濁事故、トラクターの転倒などによる農作業中の死亡事故等がいまなお発生しており、「農産物の質」だけでなく、「農業の質」が問われています。
このような状況の中、本県では農業生産現場において農産物や労働の安全確保及び環境に配慮した持続的な農業生産につながるGAP(農業生産工程管理・適正な農業生産活動)の取り組みを進めています。
長野県適正農業規範や長野県GAP基準を活用し、持続的な農業生産に向けた改善活動を行うことで、産地全体の信頼を高めていきましょう。
農業者、農事組合法人、農事組合法人以外の農地所有適格法人、県域農業団体、農業協同組合、農業者の組織する団体などが新たにGAP認証を取得するために必要な経費を支援する事業を実施しています。
詳細は以下をご確認ください。
長野県は葉洋菜の全国有数の産地ですが、葉物野菜は加熱せず生で食べる機会が多いことから、生産段階における衛生管理の取組の強化・徹底が求められています。
このため、生産者の皆様には下記の「野菜の衛生管理指針のポイント」を活用して、日々の管理や出荷作業時の衛生管理の徹底をお願いいたします。
このリーフレットは、「栽培から出荷までの野菜の衛生管理指針(第2版)」から抜粋したものです。詳しくは、該当の農林水産省ホームページをご覧ください。
「葉物野菜の衛生管理の徹底について」(農林水産省ホームページ)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
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