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更新日:2025年6月23日

畜産試験場

豚マンガリッツア種の試験研究等に係る情報交換会を開催しました(令和7年5月30日)

 畜産試験場では、令和3年度に“ハンガリーの国宝”とも呼ばれるマンガリッツァ種豚(以下、MG種)を海外から導入し、純粋種及び交雑種の飼養特性や肉質等の調査を行うとともに県内の農場の希望に応じて純粋種の精液や子豚等を配布しています。あわせて、これらの配布先の農場を中心に飼育者、飼育希望者、流通関係者等が集まる検討会を定期的に開催し、情報提供と意見交換を継続しています。
 こうした中、前回の検討会(令和7年3月5日開催)で生産農場や流通関係者からMG種豚肉の試食に対する要望を受け、5月30日、当試験場会議棟にてMG種に関する試験研究の取り組み状況の報告とMG種の試食(純粋種及び交雑種)を行い、17名が参加しました。
 当日は、当場で試験飼育したMG種交雑種、通常より早期に出荷(体重100kg、240日齢出荷)したMG純粋種豚肉及び県内農場で飼育したMG純粋種、同交雑種を調達し、焼肉やしゃぶしゃぶで市販国産豚肉との比較を行うとともに、試験協力先の農場から提供されたMG種のソーセージ及びハンバークの試食も行いました。参加者からは市販国産豚肉と比較して「脂がさっぱりして食べやすかった」、「交配の違いにより味に大きな差が出ることに驚いた」、「早期出荷肉はうま味が強く、今回試食した肉の中では最もおいしかった」等の意見が出ました。
今後、畜産試験場では、県内農場におけるMG種の活用に資するため、引き続き交雑利用や飼育技術などの研究成果を公表し、精液や生体の配布と合わせて県内農場における特徴ある豚肉生産に寄与していきたいと考えています。

R7MG検討会検討会の様子

R7MG試食会試食会の様子
 

 

 

お問い合わせ

所属課室:長野県畜産試験場 

塩尻市大字片丘10,931-1

電話番号:0263-52-1188

ファックス番号:0263-51-1316

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