感染症情報(2026年第31週)
長野県(健康福祉部疾病・感染症対策課)プレスリリース令和8年(2026年)8月5日
2026年第31週(2026年7月27日~2026年8月2日)の感染症の発生情報です。
主な発生動向
- 手足口病の報告数は前週から増加しました(前週:10.93人/定点→今週:11.82人/定点)。
手足口病は、乳幼児を中心(2歳以下が半数以上を占める)に夏季に流行するウイルス性の感染症で、口の中、手のひら、足底や足の甲などに2~3mmの水泡を伴う複数の発疹が現れる感染症です。
主な感染経路は飛沫感染・接触感染・経口感染のため、トイレやおむつ交換の後、食事前には石けん・流水による手洗いを心掛け、タオルの共有を避ける、咳エチケットなどの感染対策に努めましょう。
特に、保育施設や幼稚園等の乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、感染対策を心掛けましょう。
また、手足口病は治った後も長期間(2~4週間)、便中にウイルスが排泄されるため、日頃からの手洗いが大切です。
口の中に水疱ができると、痛みから飲食がしにくくなることがあります。刺激が少ない柔らかい食事にする、少量ずつの飲食にするなど、水分補給を心掛けましょう。
- 感染性胃腸炎の報告数は前週から増加しました(前週:3.54人/定点→今週:4.39人/定点)。
ウイルスや細菌などの病原体が原因となる感染症(夏季は細菌などが原因となることもあります)で、嘔吐や下痢などの症状が現れます。
主な感染経路は接触感染と経口感染のため、調理前後や食事の前、トイレやおむつ交換の後には、石けんと流水による手洗いを心掛け、感染予防に努めましょう。
また、体調不良時は無理をせず、周囲への感染拡大防止に努めましょう。
夏休み中に海外へ出かける方へ
海外では国内で発生していない感染症がたくさんあります。渡航先の感染症の流行状況を事前に確認し、流行状況等に応じた適切な感染予防対策を心掛けてください。
特に、麻しんは海外での流行が続いており、近年、海外からの輸入症例が報告されているほか、国内での二次感染事例が発生しており、海外渡航前後を通じて注意が必要です。
麻しんの流行地域に渡航される方で、過去に麻しんにかかったことがなく、麻しん含有ワクチンの2回の接種歴がない場合、渡航前の予防接種を検討しましょう。
また、帰国後2週間程度は健康状態に留意し、発熱や発疹等の症状がみられた場合には、事前に医療機関へ連絡の上、渡航先、滞在期間等を伝えてから受診してください。
○厚生労働省「海外へ渡航される皆様へ」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
○長野県「海外渡航の際には感染症にご注意を」
○長野県「麻しん(はしか)」
手足口病について
〇厚生労働省「手足口病」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)をご覧ください。

厚生労働省「手足口病 感染症対策チラシ」(PDF:675KB)
感染性胃腸炎について
〇厚生労働省「感染性胃腸炎(特にノロウイルス)」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)をご覧ください。
第32週は令和8年8月12日(水曜日)発行予定です。
「長野県感染症情報」も併せてご覧ください。
関連資料
長野県感染症情報2026年(令和8年)第31週〈情報編〉(PDF:143KB)
長野県感染症情報2026年(令和8年)第31週〈データ編〉(PDF:308KB)