ホーム > 暮らし・環境 > 温暖化対策 > 自然エネルギー > 長野県の新エネルギー関連情報 > 環境エネルギー分野の産業化研究会について

ここから本文です。

更新日:2020年2月14日

環境エネルギー分野の産業化研究会について

趣 旨

  
 ドイツ北ヘッセン地域において環境エネルギー分野の産業クラスター※を先導するdeENetとの交流(平成28年5、11月)により得られた知見を踏まえ、自然エネルギー・省エネルギー分野の産業化を促進することで脱炭素社会の構築や地域経済の活性化を図ることを目指しています。

※ クラスター:本来は「ぶどうの房」を意味しますが、経済用語としては、「特定分野における関連企業、サービス提供者供者、関連機関(大学、業界団体等)などが地理的に集中し、競争しつつ同時に協力している状態」という意味で用いられています。

経 過 

平成28年度:環境エネルギー分野の産業化に向けた勉強会

 〇第1回 総論Ⅰ:産業クラスター 講師:産業経済研究所 岩本晃一氏
 〇第2回 総論Ⅱ:発展潮流にある技術・サービス 講師:ISEP 飯田哲也氏
 〇第3回 各論Ⅰ:省エネ部材 講師:和建築設計事務所 青木和壽氏
 〇第4回 各論Ⅱ:バイオエネルギー 講師:自然エネルギー財団 相川高信氏
 〇第5回 各論Ⅲ:小水力発電 講師:全国小水力利用推進協議会 松尾寿裕氏
 〇第6回 各論Ⅳ:地域エネルギー供給
          講師:エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議 小山田大和氏
             東京都環境公社 地球温暖化防止活動推進センター 北橋みどり氏

 平成29年度:環境エネルギー分野の産業化研究会立ち上げ

  平成28年度に開催した勉強会の内容を踏まえ、企業等が主体となり進める産業化に向けた取組を産官学民連携で支援するため平成29年8月に研究会を立ち上げました。

 ○産業化の対象となる取組として想定される例

 小型発電機:県内企業が共同で、低コストで汎用性の高い発電システムを開発して全国に展開
 高断熱部材:県産材による高断熱部材(サッシ、断熱材など)の供給体制を整えて、省エネ住宅の部材として普及
 高効率ボイラー:含水率の高い材でも稼働する北欧製高効率ウッドボイラーを、技術移転により県内企業が生産
 地域エネルギー供給:地域資本のエネルギー会社を立ち上げて、地域に自然エネルギー電力を供給


 ○研究会構成メンバー

 (アドバイザー)
 有限会社和建築設計事務所 青木 和壽、NPO法人水力開発研究所 松尾 寿裕
 (団   体)
 長野県経営者協会、長野県中小企業団体中央会、長野県商工会議所連合会、長野県商工会連合会、
 長野県中小企業振興センター、長野県テクノ財団、信州大学、諏訪東京理科大学、国立高等専門学校機構、
 自然エネルギー信州ネット
 (県関係部署)
 環境政策課、産業政策課、ものづくり振興課、工業技術総合センター技術連携部門、農業政策課、
 農地整備課、森林政策課、信州の木活用課県産材利用推進室、林業総合センター木材部、建設政策課技
 術管理室、建築住宅課

支援プロジェクト

地域木材のカスケード利用による建物省エネルギーに貢献する木質断熱材開発プロジェクト

  提案者:株式会社テオリアランバーテック【松本市】https://www.teoria-lumbertech.com/

      

       ○取り組み状況   

個別プロジェクト

名称

地域木材のカスケード利用による建物省エネルギーに貢献する木質断熱材開発

提案者

株式会社テオリアランバーテック(松本市)

支援開始時期

平成29年8月

目的

地域資源である木材から、再生繊維による断熱材を開発し、商品化、事業化を目的とする。木材はカスケード利用による未利用材とする。

分野

省エネルギー部材

実施した取組

信州大学と連携し、木材の再生繊維に地域企業が生産しているバクテリアセルロースを混ぜて断熱材を成形。テクノ財団とともに性能検査を実施。

主な成果

性能検査の結果に基づき特許申請を検討

研究会メンバーから

受けた支援

【信州大学】

・断熱材開発に対するアドバイス

・バクテリアセルロース技術を持った企業とのマッチング支援

【県(環境エネルギー課、松本地域振興局商工観光課)】

・関東経済産業局や市町村、支援機関等とのコーディネート支援

・市町村環境担当窓口の紹介

【長野県テクノ財団】

・断熱材開発に対するアドバイス

今後の取組方針

知財に関する取り組みを検討中

  

太陽光発電保守管理事業者のネットワーク化プロジェクト

   提案者:自然エネルギー信州ネット【長野市】(http://www.shin-ene.net/ 

   

                       ○取り組み状況   

個別プロジェクト

名称

太陽光発電保守管理事業者のネットワーク化

提案者

自然エネルギー信州ネット(長野市)

支援開始時期

平成29年8月

目的

急速に増加した太陽光発電所を長期に安定して稼働できるように、保守管理事業者、器具製造者などのネットワーク化を行い、情報交流、知識の共有化を図り、もって保守管理産業の発展を狙う。

分野

太陽光発電保守管理

実施した取組

太陽光発電保守点検事業者検索サイトの構築、セミナー開催

主な成果

 検索サイト「信州ソーラーパトロール」において、太陽光発電保守点検事業者8社の情報を登録・公開

今後の取組方針

家庭・低圧小規模の太陽光発電事業者に対しての啓発に集中する。「信州ソーラーパトロール」登録業者とのマッチング事業を並行して行う。

太陽光発電・保守点検に関する最新情報の共有を続ける。

研究会メンバーから

受けた支援

【県(県環境エネルギー課)】

・セミナー開催支援

・検索サイト「ソーラーパトロール」構築に関するアドバイス

【研究会メンバー】

・セミナーの広報へのご協力

 

建物の省エネルギー化に貢献する木曽の木材による高断熱木製窓量産化プロジェクト  

  提案者:マルオカ工業株式会社【木曽郡木祖村】(https://maruoka.co.jp/profile/

 

                       ○取り組み状況   

個別プロジェクト

名称

建物の省エネルギー化に貢献する木曽の木材による高断熱木製窓量産化

提案者

マルオカ工業株式会社(木曽郡木祖村)

支援開始時期

平成29年8月

目的

木曽の木材による地域産業資源である木曽材木工芸品の技術と、県内最大の木製品生産システムを活用した建築物の省エネルギーに貢献する高断熱木製窓の量産化事業を目的とする。

分野

省エネルギー部材

実施した取組

・木製サッシ用枠部の試作

・建材商社、他木製窓メーカーとの協議

・長野県森林産業展出展

・ベトナム市場視察、建築資材見本市出展(11/25-12/02)

主な成果

・木製サッシメーカー(アルス㈱(山形県))に窓枠を提供し試作品を製作。

 本製品をベトナム見本市での出展

・県産材(ヒノキ、スギ、ナラ等)を使った、窓枠、壁板、フローリングの試作評価が終わり、製品化への最終段階である。

今後の取組方針

・アルスとのJVの木製サッシを2020年着工の木祖村コミュニケーション

 センターへ提供したい(入札されれば)。

研究会メンバーから

受けた支援

【青木アドバイザー】

・木製サッシメーカー(アルス㈱(山形県))の事業化への打合せ等

・開発製品の販路先、建材商社(ハウディー㈱(東京都))の紹介と事業化への打合せ等

【県中小企業振興センター】

・今後の進め方についてのアドバイス

【県(県環境エネルギー課)】

・展示会出展支援制度に関する情報提供

・長野県森林産業展出展支援

・県産材の手配等に関しての支援

【県(県林業総合センター)】

・木材基礎技術について助言、指導

 

 

発電出力が小さい小水力発電設備によるビジネスモデルの創出及び普及拡大プロジェクト

  提案者:株式会社長野エネルギー開発【須坂市】(http://nagano-energy.com/

  

                       ○取り組み状況 

個別プロジェクト

名称

発電出力が小さい小水力発電設備によるビジネスモデルの創出及び普及拡大

提案者

株式会社長野エネルギー開発(須坂市)

支援開始時期

平成30年6月

目的

事業化が難しい発電出力が小さい小水力発電設備による、地域経済の活性化と地域課題の解決を両立するビジネスモデルの創出及び普及拡大を目的とする。

分野

小水力発電

実施した取組

・中山間地域における農業用水を活用したモデル事業の実施検討

・県内企業との連携を模索

・電力低圧連携盤・水車制御盤の実施設計

・小海町、立科町、飯島町において適地調査を実施

主な成果

・山ノ内町において農業用水を活用したモデル事業の可能性調査、設計を実施

・飯島町において事業化を推進

・県内企業と連携し自社開発した水車発電機の性能検査体制を構築

今後の取組方針

・49㎾クロスフロー水車の製作及び性能試験

・水車・発電機ユニットの設計及び試作

・電力低圧連携盤・水車制御盤の試作

研究会メンバーから

受けた支援

【県(環境エネルギー課)】

・山ノ内町におけるモデル事業について県補助事業「平成30年度自然エネルギー地域発電推進事業」に採択

・県内市町村との連携支援

・県内企業との連携支援

【県(農地整備課)】

・農業用水における事業化に向けた支援

 

 

産学官連携による小水力発電普及拡大プロジェクト

  提案者:株式会社マルヒ【飯田市】(https://maruhi-inc.com/

 

                      ○取り組み状況 

個別プロジェクト

名称

産学官連携による小水力発電普及拡大プロジェクト

提案者

株式会社マルヒ(飯田市)

支援開始時期

平成30年11月

目的

産学官連携による発電機一体型水車の開発とモデル事業創出の取組を一体的に展開することにより、県内における小水力発電産業の活発化を図ることを目的とする。

分野

小水力発電

実施した取組

・水車発電機の効率化検討

・信州大学と連携しNEDO補助事業へ応募

・伊那市、根羽村、中川村において適地調査を実施

主な成果

・NEDO補助事業「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」に採択されプロペラ水車の効率化を研究

今後の取組方針

・NEDO補助事業「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」に採択されプロペラ水車の効率化を研究の継続

・長野県内設置に向け適地調査を継続

研究会メンバーから

受けた支援

【県(環境エネルギー課)】

・市町村との連携支援

・県内企業との連携支援

【信州大学】

・水車発電機の効率化に関するアドバイス

・NEDO補助事業に関するアドバイス

 

 

お問い合わせ

環境部ゼロカーボン推進室

電話番号:026-235-7179

ファックス:026-235-7491

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?