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更新日:2017年6月23日

メールマガジン教育ながの/vol.570

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      ★☆ 教育ながの  Vol.570 ☆★

             長野県教育委員会メールマガジン

              -平成22年(2010年) 6月号-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2010/ 5/20発行◆◇

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■□┃H┃E┃A┃D┃-┃L┃I┃N┃E┃ ■□■□■□■□■□
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●ひろば
  ○『論語に学ぶ』
        長野県教育委員会教育次長 荒深重徳
 
 ●特集
  ○「笑顔で登校」支援事業について

 ●お知らせ
  ○平成23年度長野県公立学校教員採用選考について
  ○食育月間について
  ○スポーツ天国の開催について
  ○長野県立歴史館春季企画展のお知らせ
  ○長野県立歴史館 考古学講座のご案内
  ○長野県生涯学習推進センター研修講座のご案内
                         ほか
 ●今、学校では
  ○浦里小学校と学校支援組織「お助け隊」
       上田市立浦里小学校
 
 ●ご存知でしたか
  ○「総合型地域スポーツクラブ」について


…★……★……★……★……★……★……★……★……★……★……★
【ご覧いただくにあたって】
 ◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
  ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
 ◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
  フォントに変更してご覧ください。
 ◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
  をしていただくようお願いします。

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★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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  ★☆★  『論語に学ぶ』  ★☆★
            長野県教育委員会教育次長 荒深 重徳
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 新聞に目を通していると「論語を音読 集中力アップ」という見出し
の記事が目に留まった。その内容は、栃木県足利市の全市立小中学校
33校で、朝の読書時間に論語の素読を導入したというものであった。
 市教委では「一心不乱に素読することで集中力が高まる。さらに、言
葉の意味を自分で調べたり考えたりする態度をつけさせたい。」と期待
しているという。
 同記事には、この発想が生まれてきた背景には、斎藤孝・明治大学教
授らの提唱による音読に加え、新学習指導要領に「伝統的な言語文化」
の指導が盛り込まれたことがあり、他にも東京都や京都市の小学校で論
語の素読を導入する学校が増えてきているとも書かれていた。
 「論語読みの論語知らず」という言葉もあるように、素読だけでは効
果は薄いように感じるが、言葉の意味を知る活動も位置づけられれば、
面白い取り組みになるのではないかとも感じた。
 それは、文章のリズムのよい論語は、確かに音読に適しているが、そ
れ以上に、論語から学ぶことは多いように思うからである。孔子の生き
た時代とは全くといってよいほど異なる現代ではあるが、孔子の語った
言葉には、今の時代にも通じる普遍的な価値が包含されており、子ども
にとっても、大人にとっても学ぶべき内容が豊かに含まれている。
 校長をしていた時代、年度当初の職員会議の冒頭で論語を引用し、校
長としての願いを語ったことがあった。「子貢問いて曰わく、一言にし
て以て終身之れを行う者有りやと。子曰わく、それ恕か。己の欲せざる
所、人に施すこと勿かれ、と。」
 学校現場には心ない言動がもとで心に深い傷を負い、そのことが誘因
となって不登校になるケースも多い。この記事を読みながら、いじめの
ない、楽しい学校にするためには、「自分が欲しくないものを、他人に
与えてはいけない」という、思いやりの意である「恕」の精神を大切に
したいと願っていた新米校長の頃を懐かしく思い出していた。

 
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★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ●○ 「笑顔で登校」支援事業について ●○
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長野県の小中学生の不登校児童生徒の在籍比は、近年全国上位にある
状況が続いており、平成20年度において小学校では全国最高位、中学校
でも全国5位の高比率となり、本県教育の重大かつ深刻な課題と受け止
めています。子どもたちを取り巻く社会情勢・社会環境は、年々多様化
・複雑化しており、それとともに不登校の背景は、学校における友人関
係や学習の問題、さらに家庭環境や発達障害等、多岐にわたると指摘さ
れています。不登校対策は、不登校児童生徒への対応に留まらず、不登
校の未然防止あるいは、校種間を超えて高校・大学・社会人等も見越し
た将来的な中・長期的な視点に立って、児童生徒ひとり一人に応じたよ
りきめ細やかな指導が重要になっています。

 長野県教育委員会は、今後の不登校対策の推進および課題解決に向け
て、県と市町村教育委員会が共通理解や相互の認識を深め、的確かつ迅
速に対応するために、9月に「長野県不登校対策検討委員会」を設置し、
3月には市町村教育委員会及び各学校に向けて、「不登校対策の行動指
針」を策定し発表いたしました。この行動指針の中で、不登校対策の重
要な3観点 「不登校未然防止のための学校づくり」「不登校の早期発
見・早期対応」「不登校児童生徒への継続的できめ細かな支援」を提案
し、学校・家庭・地域・行政が連携をとりながら不登校に関わる、より
具体的な対策が急務であると考えております。

 そのため、長野県教育委員会では、県教育委員会と市町村教育委員会
等が連携し、不登校対策の総合的な推進を図るため、市町村教育委員会
等が計画する効果的な取組を支援する「笑顔で登校」支援事業を本年度
から実施いたします。
 本事業は、それぞれの地域の子どもたちが「学校が楽しい」と感じ、
毎日「笑顔」で登校できることを願って、各地域の不登校児童生徒及び
保護者が抱える課題の改善に向けて、効果的もしくはモデル的な取組を
推進する市町村教育委員会等を支援するものです。

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│ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓            │
│ ┃「笑顔で登校」支援事業について┃            │
│ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛            │
│                              │
│ 1 趣旨                          │
│   本県の不登校児童生徒が増加傾向にある現状を鑑み、市町村│
│  教育委員会が自ら地域の課題を把握し、その改善のために行う│
│  効果的な取組を支援する。                │
│                              │
│ 2 事業内容                        │
│  (1) 連携の強化                      │
│   ア 行政部門との連携 イ 民間との連携 ウ 地域との連携  │
│  (2) 家庭支援の充実                    │
│   ア 保護者支援の充実 イ 家庭にいる子どもへの支援の充実 │
│  (3) 学校力の向上                     │
│   ア 学級集団の環境改善 イ 幼保・学校種間の連携     │
│   ウ 地域人材の活用                     │
│                              │
│ 3 事業規模  平成22年度予算額:3,000万円         │
│         補助額は補助対象経費の2分の1以内          │
│         1市町村教育委員会への補助上限額:200万円  │
│                              │
│ 4 実施期間  平成22年度から3年間                       │
│         ただし、実施市町村教育委員会及び補助額は、│
│         年度ごとに決定する。                    │
│                              │
└──────────────────────────────┘

 本年2月末までに、37の市町村教育委員会等から57件の事業の応募が
あり、4月27日の「笑顔で登校」支援事業選定委員会において、37市町
村教育委員会等が計画する55件の事業を選定し、それぞれ補助金額
を決定いたしました。この結果につきましては、5月27日の教育委員会
定例会に報告し、お知らせいたします。
 また、選定した事業につきましては、各教育事務所の不登校児童生徒
地域支援チームを中心に、事業がより効果的に実施できるように助言す
るとともに、全県研修会等を通じて、支援関係者の資質向上を図ってま
いります。
 不登校に係る課題を解決するためには、学校に行けない、教室に入れ
ない子どもたちへの対応だけでなく、どの児童生徒にとっても自分の居
場所があり、自己肯定感が持てる楽しい学校をつくっていくことが大切
です。本事業が、子どもたち一人ひとりが明るい笑顔で目を輝かせて登
校し、楽しく充実した学校生活を送るための一助となることを期待して
おります。


■ お問い合わせ
  教学指導課心の支援室 生徒指導係
  TEL 026-235-7436
  FAX 026-235-7495
 

 

   ┏━━━━━━━━━━━━━┓
★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
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 ●○ 平成23年度長野県公立学校教員採用選考について ●○
                      受付締切間近です!! 
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平成23年度の長野県公立学校教員採用選考を下記日程で行います。
 
◆ 実施要項(受験申請書)請求受付期間
   平成22年5月7日(金)~5月26日(水)
◆ 申請書受付期間  ※ 提出期限が間近です。  
 平成22年5月11日(火)~5月26日(水)
◆ 選考期日・会場
(1) 一次選考  
   ・小・中・特別支援学校 
     平成22年7月10日(土)・11日(日)
     長野市立柳町中学校・東部中学校・櫻ケ岡中学校
   ・高等学校
     平成22年7月10日(土)・11日(日)
     長野県長野商業高等学校
(2)二次選考 
   ・小・中・特別支援学校 
     平成22年8月19・20・23・24・25日の中の
     指定日
     長野県短期大学    
   ・高等学校
     平成22年8月26・27・30日の中の指定日 
     長野県短期大学
        
◆◆詳細については、以下のホームページをご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/saiyo/23saiyou.htm
 
■ お問い合わせ
  小学校・中学校・特別支援学校
   義務教育課 管理係 TEL 026-235-7426
     
  高等学校
高校教育課 管理係 TEL 026-235-7430




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 ●○ 長野県生涯学習推進センター研修講座のご案内 ●○
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 4月~6月に開催する研修講座のご案内をいたします。詳細について
は、当センターのホームページまたは「信州らんらんネット」をご覧く
ださい。皆様の参加をお待ちしております。

◆パソコン講座「はじめてのブログ作成」
 4月22日(木)23日(金)2日間の講座
  講義と実習で、仕事や趣味に活かせるブログ作成が学べます。

◆天体観測講座「春の星空観察会」
 5月10日(月)か11日(火)の条件のよいいずれか1日
  大望遠鏡で火星や土星を観察します。

◆家庭・幼児教育講座
  「子どもの心根を感じよう①~不登校の子どもたち~」
 5月19日(水) ※午前のみの講座
  講義「親子の成長を不登校の子どもたちから考える」
  講師 小木曽 計男 飯田女子短期大学兼任講師
            長野県スクールカウンセラー

◆家庭・幼児教育講座
  「子どもの心根を感じよう②~心を結ぶコーチング~」
 5月19日(水) ※午後のみの講座
  講義・演習「子どもの思いを受けとめ、自立に向かわせる
        コミュニケーション」
  講師 渡辺 照子 TERUコミュニケーションステージ代表
 ※5月19日の2講座は単独でも両方でも受講が可

◆生涯学習推進講座
  「スキルアップ!コミュニケーション~心をつなぐひとづくり~」
 5月28日(金)
  講義・演習「心をつなぐひとづくり」「ワークショップ」  
  講師 佐々木 英和 宇都宮大学生涯学習教育研究センター准教授 
              
◆生涯学習推進講座
  「まちづくりはじめの一歩~生涯学習事始~」
 6月4日(金) 【午前】講義「生涯学習事始」
     講師 長谷川 幸介 茨城大学生涯学習教育研究センター  
 【午後】シンポジウム「歩みだして見えてきたもの」

 受講は無料です。

■ お問い合わせ
  県生涯学習推進センター(〒399-0711 塩尻市大字片丘南唐沢6342-4)
  TEL 0263-53-8822
  FAX 0263-53-8825
 
ホームページ http://www.nagano-c.ed.jp/shogai/
  信州らんらんネット http://www.ll.pref.nagano.jp/


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●○  6月は「食育月間」です!!  ●○
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 近年における食をめぐる環境の変化の中、偏った栄養摂取、朝食の欠
食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻
く状況には様々な課題が見られます。
 こうした現状を踏まえ、平成17年に食育基本法が制定され、子どもた
ちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができる
よう、学校においても積極的に食育に取り組んでいくことが求められて
います。
 県教育委員会では、栄養教諭の配置をはじめ、関係者の研修会の開催
など食に関する指導の充実に取り組むとともに、学校における食育の生
きた教材となる学校給食の充実を図るため、より一層の地場産物の活用
を進めています。
 食育基本法に基づき作成された食育基本計画の中では毎年6月を「食
育月間」として、重点的な広報活動等により、食育に対する理解を深め、
食育推進活動の一層の充実と定着を図ることとしています。
 
 昨年度の「食育月間」には、県下の小・中学校や共同調理場等で以下
のような多彩な取組が実施されました。
(1) ポスター、標語の募集やコンクールの実施
   児童会や生徒会の給食委員会によるポスターの作成や標語の募集、
   献立コンクールの実施、「残食ゼロ」チャンピオンの表彰 等
(2) 講演会の開催
   生徒、保護者、教職員を対象とする食育に関する講演会の開催
(3) 広報活動の実施
   市町村広報への給食センターの紹介や有線放送、CATVを活用した
   食育に関する放送 等
(4) 学校給食での特別献立の考案や実施
   地域食材を活用した給食、セレクト給食やバイキング給食
   児童・生徒が考えた献立の実施、保護者から募集した献立の実施、
   学校で収穫した食材を活用した献立の実施 等
(5) 給食に関する行事等の実施
   姉妹学級や地域の方との交流給食や親子給食、給食試食会の実施
   給食週間や給食旬間の実施、親子クッキングの開催
(6) 児童生徒への食に関する指導の実施
   食に関する授業の実施、全校集会等での食に関するお話  等

 今年度も「食育月間」を契機に、学校、家庭、地域で積極的に食育に
取り組んでいただくようお願いいたします。

 また、県内の学校における食育の取組を紹介していますので、以下の
県教育委員会のホームページをご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/syokutop/syokuiku.index.htm
 
■ お問いあわせ
  保健厚生課 学校給食係
  TEL 026-235-7444 FAX 026-234-5169


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●○ みんなで行こう!!
     第32回「スポーツ天国」への参加者を募集します  ●○
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スポーツ天国は、昭和54年に長野県体育センターが開所して以来、広
く県民の体力向上と生涯スポーツの振興・普及事業の一環として開催さ
れているイベントです。
◆ 期 日 7月3日(土)【マレットの部は6月30日(水)実施】
◆ 会 場 松本平広域公園(信州スカイパーク)
◆ 種 目
 ・集団リレー~未来にバトンパス~(小学校3~6年生)
 ・一輪車タイムトライアル(小学生)
 ・マレットゴルフ(ペアの部)
 ・グラウンドゴルフ(個人の部・フォアサムの部)
 ・キンボール(一般の部・ジュニアの部・ふれあいの部)
 ・女子ダブルステニス
 ・ニュースポーツスタンプラリー
 ・健康相談、栄養相談、体力測定
 ・チャレンジ・ザ・ゲーム
 ・総合型クラブ交流大会

◆ 申込期間 5月17日(月)~6月2日(水)
◆ 参 加 費 500円(当日徴収します。保険代等含む。)
       集団リレーは、1チーム1,000円+300円×人数
       女子ダブルステニスは1ペア2,000円

■ お問い合わせ
  第32回「スポーツ天国」実行委員会事務局
  〒390-1131 松本市今井3443(長野県体育センター内)
  TEL 0263-86-0218  FAX 0263-86-0204
   

■ 大会募集案内は、以下のホームページをご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/xkyouiku/taice/spoten.html


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 ●○ 長野県立歴史館春季企画展
       ひめゆり 平和への祈り [沖縄戦から65年] ●○
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 今から65年前、日本は外国と戦争状態にありました。なかでも沖縄
は唯一地上戦がおこなわれた場所として、当時の爪痕が今でも残されて
います。
 沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の教師・生徒240人は、
その過酷な戦場に学業半ばで動員され、沖縄陸軍病院の壕で負傷兵の看
護にあたります。彼女たちは戦後、「ひめゆり学徒隊」と呼ばれました。
二度と戦争を起こしてはならないという思いから、ひめゆり同窓会は、
ひめゆり平和祈念資料館を設立しました。
 戦後65年を迎えた今、ひめゆり学徒生存者は80歳を超えました。
 平和への祈りを込めて、ひめゆりからのメッセージを届けます。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 5月29日(土)~7月11日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日

◆ 観覧料  
   区   分    常設・企画共通券    企画展券
   大   人    500円(400円)    300円(200円)
   高・大学生    250円(200円)    150円(100円)
   小・中学生    120円(100円)    70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

◆ 講演会
  開催日時 6月5日(土) 午後1時30分~
  演  題 『無言館』のこと -戦没画学生が伝えるもの-
  講  師 無言館館主 窪島誠一郎 氏

  開催日時 6月19日(土) 午後1時30分~
  演  題 日本赤十字社の創設と元救護看護婦の証言
  講  師 元赤十字看護大学司書 吉川龍子 氏
       元日本赤十字社救護看護婦 高野夏美 氏

  開催日時 7月3日(土)、4日(日) 各午後1時30分~
  演  題 元ひめゆり学徒の証言
  講  師 ひめゆり平和祈念資料館副館長 島袋淑子 氏
 
  *上記講演会には受講料200円が必要です(企画展観覧料を含む)。
  *要予約(6月1日から予約開始)

◆ 講座
  開催日時 7月10日(土) 午後1時30分~
  演  題 戦争遺跡が語るもの
  講  師 県立歴史館考古資料課長 原 明芳

■ お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 

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 ●○ 長野県立歴史館講座 「考古学講座」 ●○
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平成22年度は、「『考古学入門』遺跡・遺物を考えよう」をテーマに
全6講座を開講しています。
 県立歴史館の職員が、わかりやすく解説しますので、考古学に興味を
持ち始め、学習の機会を求めている方等には、とても良いきっかけの場
になると思います。
 ぜひ、県立歴史館の考古学講座にご参加ください。

◆ 会 場  長野県立歴史館 講堂又は第1研修室

◆ 日程・内容
  第1回 終了しました。
  第2回  6月12日(土) 土器―変遷と役割―
  第3回  7月17日(土) 石器―製作技術と用途―
  第4回  9月18日(土) 金属器・他―祭祀・宝器・武器・装飾品―
  第5回 10月 8日(金)  発掘現場見学・体験(埋文センター等)
  第6回 11月 6日(土)  自然遺物―動物・植物・環境―

◆ 時 間  午後1時30分から午後3時まで(第5回は終日)

◆ 申 込  所定の申込書の提出が必要です。
       (通年予約制。当日受付も可。)

◆ 参加費  資料代として、1回200円をいただきます。
  なお、第5回遺跡探訪会は、他に別途参加費がかかります。

■ お問い合わせ
  県立歴史館 考古資料課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/

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 ●○ 長野県生涯学習推進センター研修講座のご案内 ●○
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 5月~7月に開催する研修講座のご案内をいたします。詳細については、
当センターのHPまたは「信州らんらんネット」をご覧ください。
 皆様の参加をお待ちしております。

◆ 生涯学習推進講座「スキルアップ!コミュニケーション
           ~心をつなぐひとづくり~」 
  5月28日(金)
   講義・演習「心をつなぐひとづくり」「ワークショップ」  
   講師 佐々木 英和 宇都宮大学生涯学習教育研究センター准教
             授
  
◆ 生涯学習推進講座「まちづくりはじめの一歩~生涯学習事始~」
  6月4日(金) 
  【午前】
   講義「生涯学習事始」
   講師 長谷川 幸介 茨城大学生涯学習教育研究センター准教授 
  【午後】シンポジウム「歩みだして見えてきたもの」

◆ セミナー「ケータイ・ネット社会の落とし穴」
  6月12日(土) 
   講義「ケータイやインターネットによる諸問題とその解決策」
   講師 安川 雅史 全国webカウンセリング協議会理事長
  ※ 午後の講座
  ※ 会場 上田創造館(上田市)

◆ 生涯学習推進講座「スキルアップ!ファシリテーション
           ~学びをつなぐまちづくり~」
  6月18日(金)
   講義・演習「学びをつなぐまちづくり」「ワークショップ」 
   講師 佐々木 英和 宇都宮大学生涯学習教育研究センター准教
             授 
  ※ 5月28日講座受講者を対象

◆ 家庭・幼児教育講座「健やかな心と体を育てよう(1)
            ~夢中を引き出す遊びと関わり~」  
  7月1日(木)
   講義「夢中を引き出す遊びと関わり」
   演習「心と体の発達を育む運動遊び」
   講師 犬飼 己紀子 松本大学人間健康学部教授

◆ 男女共同参画フォーラム
  7月10日(土)
   講義「東京大学教授の爆笑子育て寄席」
   講師 瀬地山 角 東京大学大学院総合文化研究科教授
  ※会場 長野県男女共同参画センター“あいとぴあ”(岡谷市)

◆ 生涯学習推進講座「大好き!公民館~
          まちの縁側づくりに男性の力を~」  
  7月13日(火)
   講義「新しい公共は公民館から~男なら今こそ出番だよ~」
   演習「新しい出会いをつくるためにできること」
   講師 吉田 博彦 NPO教育支援協会代表理事

 受講は無料です。

■ お問い合わせ
 県生涯学習推進センター(〒399-0711 塩尻市大字片丘南唐沢6342-4)
 TEL 0263-53-8822 FAX 0263-53-8825
 
ホームページ http://www.nagano-c.ed.jp/shogai/
 信州らんらんネット http://www.ll.pref.nagano.jp/

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■ 第906回長野県教育委員会定例会を開催しました。(4月22日開催)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/906/906.htm
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★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆ 浦里小学校と学校支援組織「お助け隊」 ☆★
                      上田市立浦里小学校
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 平成14年に開校130周年を迎えた当校の歴史は、地域の人々に支えら
れて営まれてきた学社連携教育の歴史です。
 浦里小学校は、平安末期の豪族「浦野氏」の居館跡に建てられていま
す。裏山に当たる秋葉山には山城御殿城跡があり、浦野宿は東山道の宿
場でした。こうした中で暮らしている子どもたちは、周囲に広がる豊か
な自然や、多くの歴史的文化遺産を通して「ふるさと」そのものを学ぶ
ことができ、またそこで行われる祭りや伝統行事を体験し「ふるさと」
の心を受け継いでいるといえます。
 このような地域の特性から、地域の人たちが子どもたちの成長にかけ
る思いには並々ならぬものがあります。
 1,2年生は生活科、3~6年生は総合的な学習を中心に、上記のような
自然や地域の歴史・特色を学びます。以前から、地域の皆さんによる
「お助け隊」と称する学校支援組織が立ち上がっています。たとえば
「野菜作り隊」という学校支援組織の方々には、いろいろな野菜やお米
の栽培を行う際に知識面・技術面からご指導をいただいています。ある
学年の子どもたちは大根を栽培し、収穫し、漬物にします。そして、地
域の人々に還元します。また、別の学年は大豆を育てます。昔ながらの
脱穀機を使い、選別し、豆腐の作り方を調べて実際に作ってみます。
 一言で書いていますが、小規模校の浦里の子どもたちは、夏の暑さの
中汗を流しながら黙々と草取りに取り組みます。このような学習活動を
通して労を惜しまぬ姿勢が育っているといえます。この他にも、いつも
安全に子どもたちが登下校できるように見守っていただける「子ども見
守り隊」、2週に一度を基本として朝の活動のときにすべての学年に入
り、学年の発達に応じて書籍を選び読み聞かせをしていただける「読み
聞かせ隊」等々。この範囲では紹介しきれないほどのお助け隊が組織さ
れています。(今年度の隊の数は17)
 このように地域の方に支えられ、自分たちのふるさとに誇りを持った
子どもたちが毎年浦里小学校を巣立っていきます。詳しくは、ホームペ
ージのアドレスをご紹介しますので、是非一度ご覧ください。

■ 詳細については、以下の浦里小学校ホームページをご覧ください。
  http://www.school.umic.jp/urasato/



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★ ★┃ ご存知でしたか ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆★ 「総合型地域スポーツクラブ」について ★☆★ 
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 我が国では、学校と企業を中心にスポーツが発展してきましたが、少
子化により部活動が停滞し、経済情勢や社会構造の変化に伴う企業スポ
ーツの休廃部等の従来型の仕組みでは十分に対応することができない状
況が生まれてきています。また、学校を卒業するとスポーツに親しむ機
会が減少する傾向があり、「成人の週1回以上のスポーツ実施率」は平
成16年度調査では約38.5%と、50%を超えるヨーロッパの先進諸国に比
べて低い状況にある上、既存の地域スポーツクラブの約9割が単一種目
型であり、性別、年齢、種目が限られていること等により、誰もが日常
的にスポーツに親しめる生涯スポーツ社会実現に向けた環境づくりが求
められています。

 このような中、新しい考え方のクラブとして、総合型地域スポーツク
ラブ(以下「総合型クラブ」という。)が提唱されています。
 誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも各自の興味・目的に応じて
スポーツに親しむために、地域の皆さんが各地域でそれぞれ育み、発展
させていくのが総合型クラブです。

 総合型クラブの特徴として、次のような特徴があげられます。
 ○ 複数種目のスポーツ・レクリエーション活動が用意されている。
   (多種目)
 ○ 子どもから高齢者まで(多世代)、初心者からトップレベルの競
  技者まで、楽しみの指向の人から競技志向の人まで(多志向)、地
  域住民の皆さんの誰もが集い、それぞれが年齢、興味、関心、体力、
  技術、技能レベルに応じて活動できる。
 ○ 活動拠点となるスポーツ施設を持ち、定期的・継続的なスポーツ
  活動を行うことができる。

 このような総合型クラブは、内輪で楽しむ「私益」ではなく、地域住
民に開かれた「公益」を目指した、経営意識を有する非営利的な組織と
して設立されるものです。

 県教育委員会では、平成13年に長野県体育センターを広域スポーツセ
ンターに指定し、平成24年度までに全ての市町村に1クラブ以上の育成
を目標に支援を行っています。平成21年度末現在、32市町村に40クラブ
が設立され、設立準備中を含めると45市町村で63クラブが育成中です。
 県内では、一例として以下のようなきっかけで総合型クラブが創設さ
れ、地域に根ざした活動が展開されています。
 ○ 子ども達の未来のために
 ○ 既存のスポーツ活動や公民館活動を母体として
 ○ 町づくりの観点から    
 ○ 中学校運動部活動との連携から

 今後も、生涯スポーツの実現に向け、地域に根ざした総合型クラブの
育成に向けた支援を展開してまいります。

 設立クラブ及び活動の詳細については、以下の長野県体育センターホ
ームページをご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/xkyouiku/taice/kouiki/kouiki-4.html
 また、総合型クラブの詳細は、以下の文部科学省ホームページをご覧くださ
い。
 http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/club/1234767.htm


■ お問い合わせ
  スポーツ課
  TEL 026-235-7449 FAX 026-235-7476
  
  長野県体育センター
  TEL 0263-86-0218 FAX 0263-86-0204
  


★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 メールマガジン「教育ながの」6月号をお届けします。
 自宅に植えたシラカバがなかなか芽吹かないことが、気になっている
新編集員の(し)です。
 腰を庇いながら、庭の硬い土をつるはしで掘り起こして作ったキッチ
ンガーデンに、野菜、ハーブの芽が出始めました。苦労して作った菜園
に撒いた種が芽を出した時の喜びも一入でしたが、これからその芽が、
美しい花を咲かせ、おいしい実をつけてくれることが、今から楽しみで
す。最近、野菜直売所でも見かけるスナックエンドウは、特にお勧めで
す。是非、ご試食ください。(し)
___
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■ 編集/発行
  長野県教育委員会事務局 教育総務課
  TEL:026-235-7423 Fax:026-235-7487
   長野県教育委員会ホームページ  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/
    長野県ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/index.htm

▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.570  ▲△▲△▲△▲

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局教育政策課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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