第1028回長野県教育委員会定例会会議録 

1　日時

　平成29年（2017年）10月10日（火曜日）　午後2時15分から午後2時50分まで

2　場所

　県教育委員会室

3　議題 

4　出席者

　○教育長　　原山　隆一

 

　○委員

　　教育長職務代理者　　耳塚　寛明

　　委員　　平林　尚武

　　委員　　矢島　宏美

　　委員　　荻原　健司

　　委員　　塚田　裕一

　 

 ○その他　

 

会議録

 

原山教育長

　ただいまから、第1028回教育委員会定例会を開会します。

本日の審議事項中、議第1号「平成29年度教育関係功労者表彰被表彰者について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。

つきましては、議第1号を非公開とすることが適当と思われますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

　異議なし。

 

原山教育長

　ご異議ございませんので、議第1号を非公開とすることに決定しました。なお、議第1号につきましては、本日の最後に審議することにします。

　それでは、議事に入ります。報第1号「職員の人事異動について」、堀内教育政策課長から説明をお願いします。

 

堀内教育政策課長

　（資料説明）

 

原山教育長

　ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

　よろしいでしょうか。それでは、報第1号を承認したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

　異議なし。

 

原山教育長

　ご異議ございませんので、報第1号を承認します。

　続いて、教育長報告事項に入ります。教育長報告事項(1)「平成29年9月県議会定例会の結果について」、堀内教育政策課長から説明をお願いします。

 

堀内教育政策課長

　（資料説明）

 

原山教育長

　ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

　よろしいでしょうか。以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

　次に、教育長報告事項(2)「平成30年度公立学校教員採用選考状況について」、三輪義務教育課長、塩野高校教育課長からそれぞれ説明をお願いします。

 

三輪義務教育課長　

　（資料説明）

 

塩野高校教育課長

　（資料説明）

 

原山教育長

　ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

 

耳塚教育長職務代理者

　質問です。まず一点目、裏面になりますけれども、高等学校の教諭の「社会人（講師）」というのは、小中学校にはありませんがどういったものなのでしょうか。

　二点目は、合格者に占める女性の割合が全ての種別で今年は低下していますが、なにか特別な理由があるのでしょうか。

 

塩野高校教育課長

　高等学校の選考区分には「一般選考」と「社会人」枠を設けておりまして、「社会人（講師）」枠は、学校で常勤あるいは非常勤の講師を3年以上務めた者が受けることのできる採用枠で、一般教養を除いた形となっています。選考枠の違いです。

 

耳塚教育長職務代理者

　これで合格をすると、講師ではなく通常の教諭、となるわけですね。

 

塩野高校教育課長

　そのとおりでございます。それから、高等学校教員の合格者における女性の占める割合につきましては、現時点では特段の理由というものは把握していませんが、志願者数全体が減少しているということが一つ大きなものになっていると考えております。

 

三輪義務教育課長

　小中学校におきましても、現時点では結果としてこうなったということでしかありませんが、大学を卒業してすぐのいわゆる新卒で受けた者につきましては、比較的女性が多いという状況がございます。全体を見ると今回は男性が多かったという結果です。

 

原山教育長

　ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

　それでは以上で、教育長報告事項(2)を終了します。次に、教育長報告事項(3)「平成30年度 市町村（組合）立小学校並びに県立高等学校及び特別支援学校高等部で使用する教科書の採択状況について」、北澤教学指導課長から説明をお願いします。

 

北澤教学指導課長

　（資料説明）

 

原山教育長

　ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

　よろしいでしょうか。以上で、教育長報告事項(3)を終了します。次に、教育長報告事項(4)「LINEを利用した子どものいじめ・自殺対策について」、小松心の支援課長から説明をお願いします。

 

小松心の支援課長

　（資料説明）

 

原山教育長

　ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

 

矢島委員

　相談件数がこれだけ増えるというのは本当に素晴らしいと思います。選択肢が増え、相談しやすいということだと思います。

　2週間で547件の対応がありましたということですけれども、実際にアクセスがあっても相談できない場合が1000件ほどあったということですよね。こういった、対応できなかった部分をどうするかということと、12万人に配布して登録者数が3700人ということなので、配布した時点で学校でQRコードの読み取りをお願いするなどして、配布したことが有効活用できるような仕組みも必要かなと思います。

　ぜひ事業化していただければ本当にありがたいです。子どもたちが救われるのではないかと思います。

 

小松心の支援課長

　今ご指摘いただいた点について、やはり相談者数やアクセス数が多く対応できない部分がありましたので、今後事業化する場合には、いかにクリアしていくかということを考えていきます。登録者数につきましても、来年度新たに実施するということになれば改めて周知が必要になりますので、考えていきたいと思います。

 

原山教育長

　ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

　それでは以上で、教育長報告事項(4)を終了します。次に、教育長報告事項(5)「文化財防災対策等検討委員会の設置について」、井上文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。

 

井上文化財・生涯学習課長

　（資料説明）

 

原山教育長　

　ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

　よろしいでしょうか。それでは、教育長報告事項(5)を終了します。

　それでは、公開による審議を終了する前に、1期4年の間、教育委員として長野県教育に大変ご尽力いただきました平林委員が、10月11日をもちまして任期を満了しご退任されますので、平林委員から一言ご挨拶をお願いします。

 

平林委員

　何分にも高齢で、身体も利きませんし、判断力も非常に低下しているような中、ピント外れの発言等々多かったと反省をしております。それにも関わらず、教育長さんをはじめ皆様から仰せ使いをいただき、今日を迎えることができました。4年間誠にありがとうございました。御礼申し上げます。

 

原山教育長

　私からも感謝のご挨拶を申し上げたいと思います。平林委員さんは本当に懐の深いお人柄、教育者のありようでございまして、私どもがつい見過ごしてしまいがちな部分を上手に拾いあげていただきました。教育委員会定例会、総合教育会議をはじめ、教育委員としての様々なご活動をしていただき、長野県教育をさらに一歩も、二歩も前進させていただいたと感謝しております。立場は変わりますけれども、引き続きご指導ご鞭撻をいただきたいと思います。健康にご留意され、ますますご活躍されることを心から祈念申し上げまして、感謝の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました。

　それでは以上で、公開による審議を終了します。これから非公開の審議に入りたいと思いますので、恐れ入りますが傍聴人の方は退出をお願いします。

 

  

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