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更新日:2025年5月26日

県立高校「未来の学校」構築事業

「高校改革~夢に挑戦する学び~実施方針」に基づき、先進的・先端的な学びに取り組む「未来の学校」実践校を指定し、新たな学びの場や仕組みを構築して、高校教育の質的向上、多様な学びの場の創造を図ることを目的とし、第Ⅰ期実践校6校が令和2年度から令和6年度の5年間、研究開発を進めてきました。

〇「未来の学校」実践校(第Ⅰ期)※最終報告書は各校のHPをご覧ください

卓越した探究的な学びを推進する高校(略称「スーパー探究校」)

実践校:野沢北高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

目標

佐久市内外の病院や企業、大学等と連携し、それぞれの分野の最先端を学びながら、地域や社会の課題解決につながる卓越した探究活動を行い、「広い視野と教養及び未来を担う自覚」「論理的思考力と主体的課題解決能力」等を備えた、地域や日本、世界で活躍し未来社会の核となる人を育成する。

5年間の実践の効果例
  • 学習プログラムの研究開発サイクルの構築
  • 継続的なコンソーシアム運営サイクルの構築 等

信州に根差したグローバルな学びを推進する高校(略称「信州グローバルハイスクール」)

実践校:須坂高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

目標

「地域の知と創造の拠点~大学のないまちの大学のような高校 Super Academic High school (SAH)」を目指し、須坂市や国内外の大学等と連携して、世界と地域を関連づけた教科横断的な課題解決型学習や実践的英語学習を行い、グローバルな視野をもちながら地域や社会に貢献できるリーダーを育成する。

5年間の実践の効果例
  • GoGaKu(5つの学び:自主的な学び、協働的な学び、探究的な学び、国際的な学び、地域的な学び)力を育成する16の研究開発プログラム
  • オンラインによる国際交流、古民家再生プロジェクト 等

国際的な教育プログラムを研究する高校(略称「国際プログラム研究校」)

実践校:飯田風越高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

目標

リニア新時代を迎え、地域に根ざしたアイデンティティとグローバルな視野をもって、地域や世界の未来を創造できる人を育成するために、国際的な教育プログラムの長所を活かした独自のカリキュラムや指導・評価方法を開発するとともに、他校にも開かれた海外大学進学プログラムを構築する。

5年間の実践の効果例
  • 全教科で活用可能な、IB(国際バカロレア)のエッセンスを取り入れた単元計画の開発・普及
  • 学校設定科目「世界の中の日本」、「アカデミックスキル」の開講 等

高度な産業教育を推進する高校(略称「高度産業教育推進校」)

実践校:木曽青峰高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

目標

「高校での学び(地元への愛着を深め、自己の生き方をデザインし、木の新たな価値を見出す力等を育む)」と「卒業後の学び」を結びつけ、地元企業や上級学校等と一貫した教育プログラムを構築し、高度な技能・技術と創造性、経営者感覚を備えた、地域の未来を担う産業人を育成する。

5年間の実践の効果例
  • 地域に根ざす人材育成のカリキュラム(1年:基礎、2・3年:実践・提案プログラム)の開発
  • 卒業生を含む産業人材育成を検討する「木曽青峰フォレストバレーコンソーシアム」の発足 等

少人数学級を研究する高校(略称「少人数学級研究校」)

実践校:坂城高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

目標

自らのキャリアをデザインし、地域社会に主体的に貢献できる人を育成するために、多様な生徒に対応できる「個別最適化学習」や「地域連携型探究活動」等を取り入れた少人数学級のあり方と、教員の指導力を最大限に活かす学校運営のあり方を研究する。

5年間の実践の効果例
  • ICT、EdTech等デジタル教材を活用した個別最適な学びの実現
  • 地域探究学習(坂城学)、少人数学級編成による学年担任制の導入 等

自治の追求により骨太のリーダーを育成する高校(略称「骨太リーダー育成校」)

実践校:松本深志高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

目標

校是としての“自治”を問い続け、その理想をすべての場面で追求・具現化することにより、高い志や使命感、未解決の課題への挑戦心、学問的真理を追究する意欲等の資質・能力を身につけ、他者と協働して新たな価値や社会を創造できる骨太のリーダーを育成する。

5年間の実践の効果例
  • 「知の探究(信大連携ゼミ、深志教養ゼミ、尚学塾)」・「課題研究」を2本柱とした3年間の系統的な探究学習プログラムの開発
  • 探究型キャリア研修(生徒自ら訪問先を開拓し研修、「やらされ感」から「やりたい感」への意識改革) 等

〇「未来の学校」実践校(第Ⅱ期)について

「第4次長野県教育振興基本計画」や、「県立高校の特色化に関する方針」等を踏まえて、各高校が目指す方向や特色を明確にして魅力化を進めていく中で、先進的・先端的な取組を行う実践校を指定し、本県の高校教育の質的向上、教育課題の解決及び次の時代を見据えた新たな学びの場を創造し、その成果を県下の高校へ普及させることを目的とする。

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局学びの改革支援課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7435

ファックス番号:026-235-7495

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