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●日没時刻を考慮した行動と準備をしましょう!
秋は日増しに日没が早くなります。日帰りの予定で入山したものの、予定より時間がかかり、夕方遅くまで行動しなければならないこともあります。行動中に日没となり、ヘッドライト等を持っていなかったために、行動不能となった事例もあります。特に樹林帯の中は、暗くなるのが早いので、日没時刻を考慮して余裕のある行動を心がけてください。日帰りの予定でもヘッドライトやビバーク装備、非常食は、必ず携行しましょう!
●天気予報を確認し、荒天時は登山中止・撤退の判断を!
雨が雪に!?風速が1m上がると体感温度が1℃下がります。秋山は夏山と違い、昼間は暖かくても、朝晩は気温が氷点下となることもあり、北アルプスなどの高山では氷が張ったり、雨が雪に変わったりすることも珍しくありません。稜線などの風雨は、吹雪になることもあり、特に、登山を予定している山域の天気予報に「低気圧の通過」「寒冷前線の通過」「寒気の流入」「一時的な冬型の気圧配置」などの用語があれば、山は吹雪などの大荒れの天気となります。このような気象条件での登山は、視界不良による道迷いや低体温症の危険性が高く、非常に危険です。行動中に悪天候に遭遇した場合は、途中で引き返す、あるいは天候が回復するまで行動を控えるなどの判断をしてください。また、事前に悪天候が予想される場合は、登山そのものを中止または延期することも検討してください。
●山小屋・テント場の営業状況を確認しましょう!
9月下旬から、多くの山小屋が営業を終了し始めます。山小屋に到着したら、「営業が終了していた。」ということがないよう、山小屋の利用を予定する場合には、事前に最新の営業状況等を確認しましょう。なお、夏は水量のある水場でも、秋には涸れている場合があるので、水場の確認と飲料水の確保も必要です。
●難易度を十分に落とした山選びをしましょう!
山岳雑誌やインターネットの登山情報サイト・SNS 等には、登山者を惹き付ける魅力的な登山情報があふれています。しかし、そのような情報のみを頼りに山選びをすることは危険です。力量を超え、不慣れな岩稜歩きで転倒や滑落、体力不足による疲労や持病悪化のため、行動不能となるなどの遭難が後を絶ちません。地図やガイドブックのほか、長野県山岳遭難防止対策協会で作成した「信州山のグレーディング」、株式会社ヤマレコの「山岳遭難マップ」などを参考にして、登りたい山の体力的な強度、技術的な難易度、コースの危険性などを事前に調べ、メンバーや自分の力量より難易度を下げた山を選びましょう。
●登山計画書を作成・届出しましょう!
長野県内の指定登山道を登山する場合は、長野県知事宛てに「登山計画書」の届出が義務付けられています。届出の方法は、インターネットからが便利です。ながの電子申請、民間事業者が運営している専用WEB サイト、その他にFAX、登山口ポストでも届出できます。詳しくは、長野県ホームページで御確認ください。また、作成した登山計画書は、家族や友人にも渡して共有しておきましょう。
●きのこ採り中の遭難に要注意!
昨年の9月から11月までの間、きのこ採り中の遭難が11 件発生し、遭難者11 人のうち7人が滑落等により亡くなっています。また、過去5年間のきのこ採り遭難者67名のうち死者は27名(40%)で、きのこ採り遭難の死亡率は非常に高く、また遭難者に占める60代以上の高年齢層の割合が非常に高いことも特徴の一つです。きのこが自生するのは、足場の不安定な急斜面が多いため、きのこ採りは常に滑落等の危険が伴います。きのこ採りに入山する場合は、これらの危険性を十分に認識し、慎重な行動を心掛けてください。
●日頃からトレーニングをしましょう!
登山は、荷物を担いで長時間山道を登り降りするため、一般的なスポーツと比べても非常に負荷の高い運動です。体力的に余裕のない登山は、それだけで遭難のリスクが高くなります。日頃からジョギングや筋力トレーニングなどを継続して行い、心肺機能と筋力を高めましょう。
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