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更新日:2023年7月7日
長野県(観光部)プレスリリース 令和5年(2023年)7月7日
令和4年の山岳遭難は発生件数284件、遭難者数310人とコロナ禍以降最多となりましたが、令和5年はこれを上回るペースで推移しています。
準備不足・体力不足を原因とした遭難が増えているため、夏山の登山をされる皆様は事前の情報収集や下記を参考にして、安全に登山をお楽しみください。
高年齢層登山者 | 即席登山パーティ | 外国人登山者 |
コロナ禍の体力低下、過去の成功体験を基準とした ➡ 安全登山講座や登山口での啓発を実施 |
SNSで知り合いお互いの技量や本名、緊急連絡先を ➡ Twitter等SNSを活用した注意喚起 |
情報不足のため軽装備で入山することによる ➡ 山小屋等を通じて遭難防止の呼びかけを実施 |
・技術や体力にあった山選びが重要です!「信州山のグレーディング」をご活用ください。
・「登山計画書」を必ず提出するとともに家族や友人にも共有を!
・山小屋は予約制で営業していますので事前にご予約ください。営業状況については「長野県山小屋情報ポータルサイト」や各山小屋のホームページ等でご確認ください。
(1)県警察本部「山岳遭難救助隊」によるパトロール活動等
・7/15(土)~8/16(水)、北アルプス穂高連峰の涸沢に常駐。また、後立山連峰や八ヶ岳連峰、中央アルプス等主要な高山で山岳パトロールを実施。
・「山岳遭難救助隊公式ツイッター(別ウィンドウで外部サイトが開きます)」で山岳情報を発信中!
・県警「山岳情報」では「救助隊長からの7つのお願い」として安全登山を呼びかけ
(2)県遭対協「山岳遭難防止常駐隊」の設置
・7/13(木)~10/10(火)、北アルプス(槍穂高・後立山連峰)で登山者指導、救助活動等を実施。
・「山岳遭難防止常駐隊公式ツイッター(別ウィンドウで外部サイトが開きます)」を開設し、活動の様子やリアルタイムの山の情報を発信!
(3)地区遭対協相談員による登山相談所の開設(7月~8月、53か所)
・主要登山口等に相談所を開設し、相談員による登山者への直接啓発・指導を実施。
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