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諏訪湖環境研究センター(英語名:Lake Suwa Environmental Research Center)は令和6年4月1日に開設されました。
当センターは環境保全研究所の水質調査部門及び保健福祉事務所検査課の水質検査業務が移管されて、設置されました。水質に加えて、新たに生態系に関する調査・研究を実施します。諏訪湖をはじめとした、県内河川・湖沼の水質と生態系に関する調査・研究を一体的に進めることで、科学的知見に基づく「水質と生態系の適切なバランス」を探ってまいります。
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新年度を迎え、朝晩の寒さが和らぐとともに諏訪湖畔を散策される方も増えてきたのではないかと拝察いたします。
諏訪湖環境研究センターは岡谷市の諏訪湖湖畔に拠点を構え、諏訪湖創生ビジョンの長期ビジョンが掲げる「人と生き物が共存し、誰もが訪れたくなる諏訪湖」の実現に向けて中心的な役割を果たすことを期待されて設立されました。
こうした期待にお応えすべく、当センターでは諏訪湖をはじめとする長野県内の水環境(水質ならびに生態系の構造や機能)を科学的に理解し、さらに、世界で発信されている他の地域の水環境に関する多くの知見からの学びを通し、長野県の水環境の保全・管理に関する様々な課題の解決に資する調査・研究を推進してまいります。加えて、得られた知見に関する情報発信、住民の学びの支援、また、関係諸機関との連携も進めてまいります。
どうか、関係諸機関の皆様ならびに県民の皆様からのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2024年4月吉日
諏訪湖環境研究センター
センター長 髙村典子
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