ほっとフォト信州 令和5年（2023年）8月

アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された聴覚障がい者の世界大会「第6回世界デフ水泳選手権大会」に出場した中東郁葉選手が知事を表敬訪問しました。
9種目に出場し、100メートル背泳ぎと200メートル背泳ぎで銅メダルを獲得した中東選手は、「最高に気持ち良かった。うれしくて泣きそうだった。」と語りました。
知事は、お祝いの言葉とともに、「今後も多くの大会で活躍し、スポーツの素晴らしさを伝えて欲しい。」と期待を寄せました。

少子化対策及び今後の人口減少を前提とした社会づくりを検討するため、第1回少子化・人口減少対策戦略検討会議を開催しました。
会議には阿部知事のほか、県経営者協会、連合長野、市長会、町村会の代表者が出席し、長野県の少子化・人口減少の現状共有と意見交換に加え、内閣官房参与　山崎史郎氏による講演が行われました。
知事は、「少子化・人口減少問題は県の最重要課題。皆さんとともに有効な方策をとりまとめていきたい。」と述べました。

発酵食品のすばらしさを国内外に発信し、NAGANOと言えば発酵長寿県というブランドの構築を進める「発酵バレーNAGANO」の設立に向け、業界団体や生産者でつくるコンソーシアムの代表者らが阿部知事を訪問しました。
代表して、県味噌工業協同組合連合会の青木時男理事長が「全国に先駆けて業界横断的な発酵食品の団体を立ち上げることになった。他県にはない地方創生の試みにつなげていきたい」と話し、知事は「発酵長寿県としてPRに取り組みたいので大変ありがたい。海外でも健康志向が高まっているので世界を視野に入れながら販路拡大に向けて一緒に取り組んでいきたい」と述べました。
「発酵バレーNAGANO」は、今年11月に設立が予定されています。

英語圏の国際交流員として、イギリス・オックスフォード市出身のヘンダーソン・ギブ氏が着任しました。
着任挨拶の場で知事は、「長野県は広いが、さまざまなところを訪れ、楽しく交流に取り組んでほしい。」と激励しました。
ヘンダーソン・ギブ国際交流員は、今後、地域の国際交流の推進を図るために、県内小中学校への訪問や、市町村や地域の団体が主催するイベントへの参加などを通し、異文化理解・国際理解の促進に取り組んでいきます。

6月13日から25日までドイツ・ベルリンで開催された同大会において金メダルを獲得した長野県関係のアスリート及び関係者の皆さまが県庁を訪れ、阿部知事に優勝報告を行いました。
アスリート一人ひとりから大会の様子などについてお話を受けたほか、知事からは記念品を贈呈しました。