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更新日:2023年10月6日

 令和5年9月定例会本会議における各委員長の報告を掲載しました

委員長報告(令和5年9月定例会)

※委員長報告以外の令和5年9月定例会の状況

 

農政林務委員長報告
県民文化健康福祉委員長報告
産業観光企業委員長報告
危機管理建設委員長報告
環境文教委員長報告
総務企画警察委員長報告


 

 

農政林務委員長報告

 

 農政林務委員会に付託されました、議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては、書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。
 なお、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。
 初めに、農政部関係についてであります。 
 農政部からは、令和4年産の県産農産物の輸出実績が20億円を超え、過去最高となったことや、今年度は、県産ぶどうの魅力をアピールするプロモーション活動を台湾で実施するなど、さらなる輸出拡大に取り組んでいるとの説明がありました。
 委員からは、今後の輸出拡大に向け、輸出重点国・地域の市場に適した効果的な手法を分析し、戦略的に進めていくべきとの意見が出されました。
 このほか、水田における用水管理の省力化や、高病原性鳥インフルエンザへの対応などについて議論が交わされました。
 次に、林務部関係についてであります。
 委員からは、「信州F・POWERプロジェクト」について、県の役割をしっかりと認識し、プロジェクトが着実に継続できるよう取り組んでほしいとの意見が出されたほか、燃料材の安定供給に向けた県の支援策について質問が出されました。
 林務部からは、二つの新たな部局横断のプロジェクトチームにより、事業が円滑に継続されるよう、関係事業者に対する技術面での助言など、積極的な支援を行うとともに、県内の木質バイオマス発電事業全体の安定化を図るため、燃料材の安定供給に向けた新たな仕組みづくりなどに取り組んでいくとの答弁がありました。
 このほか、ツキノワグマによる被害防止対策など、様々な議論が交わされたところであります。
 以上をもちまして、委員長の報告といたします。

 

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県民文化健康福祉委員長報告

 

 県民文化健康福祉委員会に付託されました、議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては、書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。
 なお、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。
 初めに、県民文化部関係であります。
 県民文化部からは、女性の職業生活における活躍の推進に向け、県内企業・法人、自治体のリーダーが集う「女性から選ばれる長野県を目指すリーダーの会」が発足したとの説明がありました。
 委員からは、女性の声、地域を思う中小企業経営者の声に耳を傾けて、地域や県の力になるような会にしてほしいとの意見や、日常生活・職業生活において女性に向けられるイメージを変革していく視点が必要であるとの意見がありました。
 このほか、保育士の確保策や、検討が進められている「信州型フリースクール認証制度」の具体的内容などについて、議論が交わされたところであります。
 次に、健康福祉部関係であります。
 本県においても人口減少が進行する中、健康福祉分野の人材確保、とりわけ外国人介護人材の確保について、様々な議論が交わされました。
 健康福祉部からは、外国人介護人材の確保に対する支援策の現状として、住居借上げ支援や、介護技術・日本語の学習支援などの取組みについて説明があったほか、今後、受入れにあたっての課題を把握した上で支援の可能性を検討し、人材確保に取り組んでいくとの説明がありました。
 このほか、委員からは、医師や看護師、保健師、歯科衛生士、薬剤師も含め、我々にとってなくてはならない健康福祉分野の人材不足に対して、今後も様々な形で知恵を出しながら、部を挙げて取り組むよう要請をしたところであります。
 以上をもちまして、委員長の報告といたします。

 

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産業観光企業委員長報告

 

 産業観光企業委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては、書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。
 なお、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。
 はじめに、産業労働部関係であります。
 産業労働部からは、物価高への対応について、ガソリン価格等の急騰を抑制する激変緩和措置の継続等を国に要望するとともに、今後予定されている国の経済対策を最大限活用し、速やかな追加策を実施していくとの説明がありました。
 また、銀座NAGANOが入居しているビルオーナーとの賃貸借契約が令和5年度末に満了することによる、賃借期間の延長と、今後の運営の方向性について、検討状況の説明がありました。
 委員からは、物価高克服に向けた着実な支援の実施や、新たな5か年計画を進めるための予算の拡充、工業技術総合センター手数料に係る企業ニーズの把握、銀座NAGANOの運営の方向性などについて意見や質問が出されました。
 また、県内中小企業の若手人材確保を目的とする奨学金返還支援制度について、委員からは、制度活用企業の増加に向けた周知や、支援対象者に関する要件の見直しを求める意見が出され、産業労働部からは、地域振興局による周知活動を強化することや、県と市町村が連携した、より良い制度への見直しを検討するとの答弁がありました。
 次に、観光部関係であります。
 観光部からは、新たな観光振興財源に関する検討状況のほか、インバウンドセールスの取組、アウトドアカルチャーをテーマとしたプロモーションの展開などについての説明がありました。
 委員からは、新たな観光振興財源の検討にあたって市町村との調整を十分に行うことや、動画等を活用した効果的なプロモーションを求める意見のほか、令和6年度組織改正案によるスポーツ行政等の知事部局への移管や、日本の温泉文化を活用したインバウンドの促進などについて、意見や質問が出されました。
 次に、企業局関係であります。
 企業局からは、金峰山川発電所をはじめとした新規電源開発の進捗状況や、水道事業に携わる人材の育成、専門技術の継承が課題となっている県内市町村等への支援について説明がありました。
 委員からは、市町村等の水道事業者に対する現場の実情に即した引き続きの支援や、県庁舎100%再生可能エネルギー化の取組に係る電力供給の増量などについて、意見や質問が出されたところであります。
 以上をもちまして、委員長の報告といたします。

 

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危機管理建設委員長報告

 

 危機管理建設委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては、書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。
 なお、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。
 初めに、建設部関係であります。
 7月に小川村で発生した土尻川からの溢水による住宅等への浸水被害を受け、現地調査や、閉会中委員会を開催して調査を行ってきたことを踏まえ、今定例会においても、再発防止に向けた対策について議論を重ねました。
 委員からは、このような事故を二度と起こさないための、今後の県の対応について質問が出されました。
 建設部からは、出水期にやむを得ず河道内工事を行う場合、各現場で仮設撤去の基準等を設定する際の基本的な考え方や、安全確保のための留意点について、専門家の意見を伺いながら検討していくとの説明がありました。
 さらに委員からは、安全に工事が実施されるよう、県としても建設会社の技術力向上の取組を行うこと、また、受注業者の技術力や実績を適切に評価し、仕事を担ってもらうことが重要であるとの意見が出されました。
 このほか、豪雨災害等に対する早期の復旧や、建設産業の週休2日制及び月給制に向けた施工時期の平準化などについて、議論が交わされたところであります。
 次に、危機管理部関係であります。
 危機管理部からは、「信州火山防災の日」制定の意義を広く伝え、火山との共生の在り方を考えるシンポジウムの開催や、御嶽山において噴火警報をアプリで配信する登山者参加型の実証実験を行うなど、火山防災の強化に取り組んでいるとの説明がありました。
 委員からは、安全第一で登山ができるよう啓発活動を行うとともに、気象庁や近隣県との連携強化も重要であるとの意見が出されました。
 このほか、新型コロナウイルス感染症対策室の廃止に対し、これまでの取組を蓄積し将来のために残していくことが必要であるなどの意見が出されたところであります。
 以上をもちまして、委員長の報告といたします。

 

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環境文教委員長報告

 

 環境文教委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては、書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。
 なお、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。
 初めに、教育委員会関係であります。
 教育委員会から、令和5年度の長野県教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検及び評価について説明がありました。
 委員からは、目標を達成した項目は、引き続きの取組を求め、「学校へ行くのが楽しい」と答える児童生徒の割合など、達成に至らなかった項目に関しては、子どものモチベーションや興味関心を大切にし、将来の夢や目標を持つことにつながる学びの実現に向け、その原因の分析とともに、しっかりとした対応を検討するよう意見が出されました。
 また、高校再編については、急速な時代の変化への対応や、将来を見据えた再編計画を推進していくことが重要であることのほか、使用しなくなる校地などの後利用についても、地元と連携しながら進めていくよう意見が出されました。
 このほか、教員の処遇改善や確保に向け、へき地手当の見直しをするよう意見が出されたほか、教員の働き方改革に関して、時間にだけ捉われるのではなく、やりがいや職場環境にも着目した取組を検討することなど、様々な意見が出されたところであります。
 次に、環境部関係であります。
 環境部からは、太陽光発電事業を拡大していくためには、適正な事業の推進を図るためのルールが必要であることから、「長野県地域と調和した太陽光発電事業の推進に関する条例案」により、事業の普及を促進していくとの説明がありました。
 委員からは、条例の実効性が上がるよう市町村との情報共有や、事業者への制度周知などに取り組み、地域住民と事業者とが、良好な関係を構築して、優良な事業が促進されるよう適切な運用を求める意見が出されました。
 このほか、マイカー移動からの転換等促進事業への取組や、信州省エネ家電購入応援キャンペーンについては、県民に広く周知し、温室効果ガスの削減につなげていくよう意見が出されたところであります。
 以上をもちまして、委員長の報告といたします。

 

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総務企画警察委員長報告

 

 総務企画警察委員会に付託されました、議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては、書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。
 なお、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。
 初めに、警察本部関係であります。
 委員からは、サイバー犯罪や電話でお金詐欺などの犯罪の多様化や増加する凶悪犯罪に対応するための警察組織の体制強化について質問が出されました。
 警察本部からは、限られた人員で県民の安心安全を確保するため、業務の効率化や人員配置の見直しを進めるとともに、増員についても警察庁等に対して、引き続き、要望していくとの答弁がありました。
 次に、総務部・企画振興部関係であります。
 総務部からは、教育委員会から知事部局へスポーツ行政等を移管する令和6年度組織改正案について説明がありました。
 委員からは、従来、教育委員会において教員が主体となって担ってきた競技力向上等の業務や体育施設の管理等の課題に的確に対応するため、新設される予定の観光・スポーツ部(仮称)の組織体制等の十分な検討を求める意見が出されました。
 また、企画振興部からは、しなの鉄道が今年度からの2か年で実施する木製からコンクリート製へのマクラギの交換に対する支援事業について説明がありました。
 委員からは、鉄道事業の安全を確保するため、本事業の早期実施や、県内民間鉄道事業者の将来にわたる計画的な施設整備について要望が出されました。
 このほか、県有財産の活用、移住推進の取組みなどについても、様々な意見が出されたところであります。
 以上をもちまして、委員長の報告といたします。

 

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長野県議会議会事務局議事課

電話番号:026-235-7413

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