長野県生活排水処理構想（2022改定版）を策定しました

長野県（環境部）プレスリリース令和5年（2023年）3月24日

長野県、市町村及び流域下水道等の生活排水事業者は、生活排水対策の中長期ビジョンである「水循環・資源循環のみち2015」構想について、社会情勢や各自治体の状況変化等に対応させるための見直しを行い、「長野県生活排水処理構想（2022改定版）」を策定しました。

策定の趣旨

この構想は、水環境の保全や快適で暮らしやすいまちづくりに加え、循環型社会の構築に向けた役割を果たし、さらには、人口減少下でも生活排水事業を将来にわたって安定的に継続していくための計画として策定しています。

見直しのポイント

生活排水対策を持続可能なものとするため、農業集落排水や公共下水道の統合をより一層促進することとし、集合処理から個別処理への転換も想定した効率的な処理方式への見直し方針を定めています。
広域化・共同化を進めるため、10広域圏ごとに生活排水処理施設の統廃合や汚泥の広域的なバイオマス利活用プランをブロック構想として整理しました。
地球温暖化対策・防災対策のため、省エネ、創エネの推進や、耐震化、耐水化等の施設の防災減災対策を推進します。

構想の内容

生活排水施設の統廃合等による事業の効率化や、未普及地域の早期解消の取組などをまとめた生活排水施設の整備方針、汚泥の利活用方針、経営管理の３つのプランで構成しています。

構想の概要は別紙のとおりです。
本編は、以下のページをご覧ください。
（生活排水課『長野県生活排水処理構想（2022改定版）』のページ）