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更新日:2015年5月19日

第984回長野県教育委員会定例会会議録 

1 日 時

    平成26年(2014年)11月20日(木) 午後1時30分から午後3時35分まで

2 場 所

    県教育委員会室

3 議 題

   ○議 事

    議第1号 平成26年11月県議会に提出される予定の議案に対する意見について

    議第2号 長野県いじめ防止に関する総合対策推進条例(仮称)骨子案について

 

   ○教育長報告事項

   (1) 平成26年度発達障がいに関する実態調査の結果について

   (2) 平成27年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について

   (3) 教員研修の改善状況について

   (4) 「学校登山のすすめ」ホームページコンテストについて

    

4 出席者

   ○委 員

    委     員     長   櫻 井 久 江

    委員長職務代理者   耳 塚 寛 明

    委          員   生 田 千鶴子

    委          員   平 林 尚 武

    委          員   矢 島 宏 美    

    教    育    長   伊 藤 学 司

   ○その他 

         青木教育次長、菅沼教育次長、北澤教育総務課長、兒玉義務教育課長、内堀高校教育課長、

    中坪特別支援教育課長、武田教学指導課長、永原心の支援室長、小野文化財・生涯学習課長、     

    宮下保健厚生課長、茅野スポーツ課長

 

会議録 

櫻井委員長

 ただいまから第984回教育委員会定例会を開催します。

 議第1号「平成26年11月県議会に提出される予定の議案に対する意見について」及び議題2号「長野県いじめ防止に関する総合対策推進条例(仮称)骨子案について」は、成案となる前の内容について審議、検討をする案件です。

 つきましては、議第1号及び議第2号を非公開で審議することが適当と思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御異議ございませんので、議第1号及び議第2号につきましては非公開とすることに決定しました。

 なお、議第1号及び議第2号につきましては、本日の最後に審議することにします。

 それでは、教育長報告事項に入ります。

 最初に教育長報告事項(1)「平成26年度発達障がいに関する実態調査の結果について」、兒玉義務教育課長から順次、説明してください。

 

兒玉義務教育課長

 (資料説明)

 

内堀高校教育課長

 (資料説明)

 

中坪特別支援教育課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。

 

生田委員

 お願いいたします。

 初歩的なことをお聞きしたいのですけれども、特別支援学級という枠をつくり始めたのは、何年くらい前からなのでしょうか。

 

中坪特別支援教育課長

 全国の特別支援学級の在籍児童の過去からの推移ですが、一番古いデータは昭和6年で、そこで100学級あるというものが、今手持ちの資料の中で一番古いデータでございます。

 歴史をひもときますと、松本にいわゆる特別支援学級の走りと言われる学級ができたと聞いております。それ以来、いわゆる常設の形での学級ができたということです。

 

伊藤教育長

 明治からというデータもあります。

 

生田委員

 ありがとうございます。

 明治からというお話もあったのですけれども、私が義務教育を受けていた時代、昭和に入ってからですけれども、そういった学級があった認識がないのですね。それが今では当たり前のこととして、ほとんどの学校で特別支援学級、多いところでは複数クラス設置されていると思うのですけれども、そこでお伺いしたいことが、特別支援学級を設置したこと、設置するというのはある意味があって設置されていると思うのですけれども、設置されたことによって個々の子どもたちの学びの質は向上したのでしょうか。個々の能力に合わせて学べるようにという目標といいますか理念の下で、そういった体制が設置されているわけですけれども、現実、本当に個々の子どもたちの学びの質が向上したのかといったところが、ちょっと私の中ではクリアになっておりません。少なくとも以前、いろいろな小中学校、特別支援学級を見させていただいた中で、必ずしもそうではないような感覚を持っております。それから年月も経ちますので、今現在、質は向上されているのかということを1点お聞きしたいです。

 それともう一つ、今のように明治からあるというお話だったのですけれど、一般的に設置される前の子どもたちの学力、学びの質と比べ、設置後、通常学級の子どもたちもそうですし特別支援学級の子どもたち双方において、設置されたことが学びにとってプラスになっているのかどうか。もちろん行政とすれば、それがプラスであろうという前提のもとそういった学級を設置しているわけですけれども、実際本当にそれが行政の望むような形で子どもたちはそれを受けているのか、そういった検証をされているのかどうか。もし検証されているようであれば、その内容について御説明いただければと思います。

 

中坪特別支援教育課長

 難しい質問でございます。制度的なところから言いますと、平成19年に特別支援教育という形になったわけですけれども、そのときに特別支援学級をどのようなものとしていくかという議論があったと承知をしております。通常学級を基本にした形という考え方があったのですけれども、やはり常設の学級としての必要性というものが議論されて、特別支援学級というものが、従来は特殊学級という名前でしたけれども、特別支援学級として位置づけられて設置されたということでございます。

 学びの質ということでございますけれども、基本的には特別支援学級の定数としては、児童生徒8人に対して1学級、それ以上になりますと、さらに増やしていく形になっております。非常に少ない人数の中で特に力を入れますのは、自立活動なり、ソーシャルスキルトレーニングという言い方をしますけれども、コミュニケーションのとり方ですとか、あるいは対人関係ですとか、そういったところの指導をより厚くするということです。なかなか大きな人数の中ではそうした活動というのは非常にやりにくいところがありますので、個々の状況を見ながら、そういう活動に資する教育をするというのが特別支援学級で行われているカリキュラムということになります。

 それから、双方のというお話がございましたけれども、学校へ行って現場の声を聞きますと、特別支援学級のお子さんと本来在籍している通常の学級のお子さんが、これは先生の御配慮もあるのだと思いますけれども、気軽に行き来をしてお互いがお互いを刺激することは、非常に効果があると先生の皆さんがおっしゃっておられます。お聞きした例ですと、通常学級の子どもさんが特別支援の学級へ行き、そしてそこで一緒に話をしてくると、その子どもさんたちも心が落ち着くと。校長先生のお話ですけれど、クラスの癒し係として活躍してもらっているのだというような位置づけで、両方の子どもさんたちにとって非常に良い効果があったとおっしゃっていただいておりますので、そういった取組を進めていく中で、教育の効果として上がっているのではないかと思っております。

 

生田委員

 ありがとうございます。

いろいろ視察をさせていただく中で、特別支援の担当の先生の言葉の中で私の中で大きく残っているのは、そういった特別支援を受けている子どもたちの自己肯定感がかなり低いということがとても気にかかるところで、よく生きる力という言葉を使われますけれども、生きていく上でとても大きな力になっていると思うのですね。その自己肯定感を子どもたちがなかなか持てない。どこに原因があるのかといったところを、研ぎ澄ました感覚で見ていく必要があるのではないかと思うのですね。

 20代、30代にニート、ひきこもり、そういった方々が増えていく。もし義務教育の中で子どもたちがなかなか自己肯定感を持てないことによって、そうなってしまうという関連性があるとすれば、しっかりそういうところは検証し、今後どうしていかなければいけないのか見ていく必要があるかと思うのですね。

 先ほど課長さんのお話の中で、通常学級の子どもたちが特別支援の子どもたちのところに遊びに行き、また逆もあると思うのですけれども、心が和む、落ち着くというお話はとても素晴らしいと思うのですけれども、それが全体的にそうかといったら必ずしもそうではないのではないのかなと思うのですね。一部そういったうまくいっているケースもあるかもしれませんけれども、かなりの子どもたちがそうではない特別支援学級に入っているわけで、そういった子どもたちに何か学校生活しづらいこと、自己肯定感がなかなか持てないことがあるとすれば、どこにその原因があるのかといったところをしっかり検証することが、多くの子どもたちがこれから社会に出て自分の能力を発揮して生きて行く上で、義務教育の中でも役割かと思っております。

 あと5ページ目、授業のユニバーサルデザイン化の推進のためいろいろな研究会等で普及を図っている。本当に素晴らしいことですし、ぜひとも重点施策として進めていっていただきたいなと思うのですね。

 それと、これは先日の視察の中でも先生のお話にございましたけれども、特別支援学級の発達障がいのお子さんが教室で寝転んだりしていても、意外と回りの子どもたちというのは理解があって、そういった子どもたちに順応できているというお話をお伺いいたしました。大人が思っているほど、子どもたちはそれほど混乱していないのかなと。他の会議でも同じようなお話を伺ったことがありました。ということは、大人である先生がもしかしたら一番順応しきれていなくて戸惑って、それで特別支援学級がどんどん増えていっているのではないかと。これはあくまでも私の推測ではありますけれども。子どもたちが、特別支援学級の子どもたちが自分たちと同じクラスにいることにそれほど不具合をもしかしたら感じていないのかもしれない。ただ一つ、個々の能力を最大限に活かす、算数、数学などマンツーマンで見てあげないとなかなか能力が出せないという点もあるかもしれませんけれども、必ずしも全てそういった環境にいることが良いのかという疑問もございますので、繰り返しになりますけれども、授業のユニバーサルデザイン化、そういった授業ができる先生方のスキルアップをぜひともお願いしたいと思います。

 

中坪特別支援教育課長

 自己肯定感のお話がございました。確かに、発達障がいに対する理解が深まってくる一方で、場合によっては発達障がいという診断を受けたことが、パターン化した対応だとか、個別を考慮しないような対応につながっている場面もあるのかもしれないと考えております。市町村教育委員会へもお願いをしておりますのは、子どもさんに最もふさわしい学級を、個別に相談などをしながら検討していっていただきたいとお願いをしております。

 あわせて、ユニバーサルデザイン化については、モデル研究を行って成果も出ておりますので、この辺についてはしっかり周知を図っていきたいと思っております。

 

櫻井委員長

 他によろしいでしょうか。

 矢島委員。

 

矢島委員

 5ページの4番のところですね。連携体制の強化に向けた主な取組というところで、「特別支援教育地区代表者会」の開催と書かれているのですけれども、知らなくて申しわけないのですが、これはもう以前から開催されていたものなのか、それともこれから取り組んでいくものなのか。もしやっているとしたら、どのくらいの頻度かを教えていただけたらと思います。

 

中坪特別支援教育課長

 地区代表者会でございます。特別支援教育という位置づけがされましたのが平成19年度からということで、このあと特別支援教育コーディネーターというものが各学校に、専任ではございませんけれども、高等学校にも全て置かれました。

 その後、特に福祉、医療との連携も含めますと地区ごとの集まりが必要だということで、ようやく体制が整って、今現在は、各教育会単位になりますけれども代表者会議というものを設けています。小中高もちろん入っております。それから、福祉の関係の方もいらっしゃって、お互いの支援情報を交換したり、あるいは義務教育段階から高等学校へどのようにつないでいくか。高等学校へ行くとこのような支援がありますよということを中学校の先生方に知ってもらう。そういう会議として機能し始めております。

 開催の頻度につきましては、月1回程度集まっていただいて、いろいろな話し合いをしていただいているようでございます。

 

矢島委員

 単位としては、各教育会。

 

中坪特別支援教育課長

 いわゆる郡市の単位で設けていただいております。

 

矢島委員

 ありがとうございます。

 代表者会議とか、連携することがとても大切で重要だと思うのですけれども、月1回やられているわりにはあまり連携ができていないというか、子どもの情報や支援のばらつきがあるので、もう一回見直す意味でも、一人一人の支援の情報共有など、そういうところももっと連携がしっかりできれば良いかなと望みます。以上です。

 

櫻井委員長

 他に御意見ございませんか。

 それでは、ただいまいただきました意見に沿って行っていただきたいと思います。

 以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、教育長報告事項(2)「平成27年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について」、武田教学指導課長から説明してください。

 

武田教学指導課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。

 特によろしいですか。

 景気の回復傾向を受けて増加していくことは良いことだと思います。今後とも全員就職できるようよろしくお願いしたいと思います。

 それでは以上で、教育長報告事項(2)を終了します。

 次に、教育長報告事項(3)「教員研修の改善状況について」武田教学指導課長から説明してください。

 

武田教学指導課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いします。

 

耳塚委員長職務代理者

 全体として、望ましい方向への変化が見られると思います。

 2点質問があります。

 1つは、(1)の「出向く研修」へというところでありますが、②と③のデータの部分です。いわゆる、指導主事が年度当初から計画をして各校へ訪問する計画訪問という言葉で言われているものと、各学校の求めに応じて出向いて行くという、その比率、大体でも良いのですけれどもこれはわかりますでしょうか。特に後者は、校内研修の充実という点で需要が大きいのではないかと思います。

 それから、2つ目です。異業種体験研修についてなのですけれども、最後のページの評価のところでも、他の業種を体験することで得られるものは非常に大きいという表現で書かれているのですが、社会教育関係の施設とか、あるいは福祉の現場を体験することは直接有益だというのは連想できるのですけれども、異業種の場合には、特に効果が大きいと言われている「特に大きい効果」というのは、具体的にはどのようなことを指すのでしょうか。もう少しイメージを知りたくて教えていただければと思います。

 

武田教学指導課長

 まずは1点目の御質問でありますが、本県の教科の指導主事の訪問については、計画訪問は0でございます。100%要請訪問という形で行っております。基本的には、各学校の研究に合わせて指導主事を要請いただきまして訪問する形をとっております。

 総合教育センターの指導主事の訪問回数が増えているのは、今までは基本的には授業の研究に行くということを主にしていたのですけれども、昨年度から教科会ですとか、あるいは学年会等、あるいは校内の職員研修にも出向いて行くということで、必ずしも授業研究のみではないところで増えているところであろうと思います。

 2点目の御質問の異業種体験でございますが、例えば、大学を御卒業されてそのまま教職に就かれる方につきましては、教師以外を全く経験しないというところで、サービス業やその他も含めて、学校におけるいわゆる常識ということが本当に社会でそのまま常識なのかというようなところも含めて、いろいろな経験をするということが一つには意味があると指摘をされました。また、サービス業等で経験をされた方につきましては、やはり一人のお客様に対する接し方について、非常にプロ意識を持ってやっておられる現場の姿を見て、教育のプロフェッショナルとして教師のプロとは何なのかということを考える機会にもなっているというお話も聞くところであります。それから、この議論の中で、例えば民間で既に教員以外を経験されている方にこの研修を課すことについてはいかがなものかというような御意見を他からも頂いたところでありますけれども、教員改善委員会の皆様の意見では、自分が今まで経験した職業以外を経験することで、それは非常に意味があるのではないかという御意見をいただいたところでありまして、このことについてはしばらくやりながら検証をしてまいりたいと考えております。以上です。

 

櫻井委員長

 他に御意見ございませんか。

 矢島委員。

 

矢島委員

 自主的な研修の重視というところでお伺いしたいのですけれども、このセルフチェックシートというのは、自分が研修したことを記入するものなのでしょうか。

 

武田教学指導課長

 長野県教員研修体系におきまして、教員が身につける資質能力ということで5つの観点を示しております。その5つをさらに細分化いたしまして、それぞれの年代においてこのような資質、能力をつけていることが望ましいのではないかという、おおよそのものを示しております。それと合わせて現在の自分を見つめて、現状の自己をセルフチェックシートで自己評価をして、今後の自分の研修についての先生なりのプランをつくっていくというところでございます。このセルフチェックシートにつきましては、それを学校長と共有することによって、学校長のアドバイス等を聞きながら、自己のこれからを考えていくというセルフチェックシートでございます。

 

矢島委員

 ありがとうございます。

 例えば、先生が受けた研修を各自で記入するということはあるのでしょうか。

 

武田教学指導課長

 それにつきましては、教員の自己評価のところにどのような研修をしたかを書く欄がございまして、当面それを活用することを考えています。

 

矢島委員

 評価のところに自分で書くのですけれども、それは限られた研修ですか。私はいろいろなところに研修に行くのですけれども、かなり多くの先生が自分の時間とお金を払って、休日に参加されていることが多いです。先生が多分自主的に学びたいという気持ちで来るのですけれども、そういうことも記入できるのかどうかと。

 

武田教学指導課長

 それらについては、どのような研修を書きなさいとか、この範囲で書きなさいという枠は決めておりません。

 

矢島委員

 ありがとうございます。

 

櫻井委員長

 他に御意見ございますか。

 ないようですので、今後ともより一層成果の上がるような研修をしていただきたいと思います。

 それでは、以上で教育長報告事項(3)を終了いたします。

 次に、教育長報告事項(4)「『学校登山のすすめ』ホームページコンテストについて」、武田教学指導課長から説明してください。

 

武田教学指導課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 素晴らしい映像を見せていただきました。それでは何か御意見ありますか。

 平林委員。

 

平林委員

 見せていただいて、感想を申し上げたいと思います。「学校登山のすすめ」ということで、大変良い取組だと思います。今のスライドでも大町高校の全校登山、これは昔から夏休みの始めだったのだと思うのですが、ある日のちょうど正午、北アルプスの主だった山々の頂上に、大町高校の生徒全員がどこかの峰に立っていると。こういう大行事で、それをサポートする山岳部OB、PTA、同窓会、地域の方々、山小屋、山岳ガイドの方々の大変な御協力があって初めてできると思っています。大町高校を訪ねると生徒たちが挨拶をしてくれまして、その時のあいさつは「こんちは」。私も、南安曇の生まれ育ちですが、安曇平の挨拶言葉、「こんにちは」ではなく「こんちは」。山へ行くと、すれ違う方との挨拶は、初めての方でも「こんちは」と言った。今の子どもたちの装備を見ていると、羨ましい、恵まれているなと思うわけですが、非常に良い行事ですので、心身鍛錬とか集団行動の訓練とか、小中高これからこの良い企画を活用されて、進めていかれたら良いと思います。それから大町高校は新しい高等学校に発展されると承知をしておりますけれども、この良い行事はできれば続けて行ってほしいなと思います。こう思いながら見せていただきました。また報告をお願いしたいと思います。以上です。

 

櫻井委員長

 生田委員。

 

生田委員

 ありがとうございます。

 普段、山に登る機会がほとんどない私ですけれども、先ほどのスライドを見せていただいて、山に登ってみたいなと、人を感動させる力がある発表だったように思います。

 1点お伺いしたいのですけれども、応募部門に中学校の部と高等学校の部とありますけれども、小学校の部というのが何でないのかなとちょっと思ったのですけれども、小学生は、中学生や高校生のようにパソコンをうまく操作できないかもしれませんし、映像をうまく撮れないかもしれないですけれども、小学生だからこそ持っているような感性、大きくなればだんだん薄れてしまうそういった感性を小学生は持つのではないのかなと思うのですね。今、中学校の部と高等学校の部を見せていただいたので、小学生ならどんなホームページをつくるのだろうなと思いを馳せたわけですけれども、今後の小学校の部をつくる御予定があるのかお伺いしたいと思います。

 

武田教学指導課長

 ホームページコンテストを企画したときに、生田委員がおっしゃるように、ホームページのコンテストなので中学生以上かなということで企画をいたしました。

 今回、先ほど御紹介しました大鹿中学校の応募は、ホームページとしての体裁はそんなに整っていなくて、いわゆるワードで子どもさんたちの感想とか文章を載せていっていただいております。私どもの趣旨からいたしますと、パソコンの操作だけではなくて、そういう素直な子どもらしい感想ですとか表現というのが大事かなと思いまして、小学校でもできればということは、感触として持っているところでございます。ただ1点、ホームページコンテストにつきましては、今年「信州山の日」の制定ということで予算をいただいたところでございまして、来年度以降どのような形にしていくかということは、今後また検討させていただきたいと思っています。

 

櫻井委員長

 しっかりと信州の山の素晴らしさを表現していただいていると思います。学校登山のより一層の充実ということを求めたいと思います。

 以上で、教育長報告事項(4)を終了します。

 それでは、その他に移ります。

 主な行事予定について、北澤教育総務課長から説明をお願いいたします。

 

北澤教育総務課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明にありましたとおり、次回の定例会は12月18日木曜日の午前に開催をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御意義ございませんのでそのようにいたします。

 その他、何かございますか。

 それでは、以上で公開による審議は終了といたします。

 これから、非公開の審議に入りたいと思いますので、恐れ入りますが、傍聴人の方は退席をお願いいたします。

 

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