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更新日:2014年5月14日

第969回長野県教育委員会定例会会議録

1 日 時

  平成25年(2013年)12月19日(木)

  午後1時30分から午後3時35分まで

2 場 所

  県教育委員会室

3 議 題

 ○ 議 事

  議第1号 職員の処分について

  議第2号 平成27年度長野県立中学校入学者選抜の実施日程について

  議第3号 平成27年度長野県立高等学校入学者選抜の実施日程について

○ 教育長報告事項

 (1)平成26年度長野県立中学校入学者選抜について

 (2)県立高等学校通信制について

 (3)平成24年度及び25年度上半期の生徒指導関係調査結果について

 (4)平成25年度長野県生涯学習審議会の概要について

 (5)平成25年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果(速報)について

○ その他

  12月、1月の主要行事予定について

4 出席者

 ○ 委 員

  委   員    長   櫻 井 久 江

  委員長職務代理者  耳 塚 寛 明

  委        員   高 木 蘭 子

  委        員   生 田 千鶴子

  委        員   平 林 尚 武

  教   育    長   伊 藤 学 司

 

 ○ その他

  青木教育次長、笠原教育次長、田中教育参事兼教育総務課長、柳澤義務教育課長、

  菅沼高校教育課長、成沢特別支援教育課長、武田教学指導課長、永原心の支援室長、

  小野文化財・生涯学習課長、丸山保健厚生課長、茅野スポーツ課長

 

 

櫻井委員長

 ただいまから第969回教育委員会定例会を開会します。

 本日の審議事項中、議第1号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。つきましては、議第1号を非公開で審議することが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御異議ございませんので、議第1号につきましては、非公開で審議することに決定します。なお、議第1号の審議につきましては、本日の最後に行うことにします。

 それでは、議第2号「平成27年度長野県立中学校入学者選抜の実施日程について」、菅沼高校教育課長から説明をお願いいたします。

 

菅沼高校教育課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、お願いいたします。

 はい、教育長。

 

伊藤教育長

 今年、諏訪清陵も初めて実施をしたということで、県内2校になりました。そういう意味で、1校だけの問題ではなくて、広く県内各地に関係するような状況になりましたので、来年度はこの日程で進めたいと思いますが、再来年度以降は、今お話がありましたように、これまでの実施状況や、また小学校関係者ですとか中学校関係者の意見も聞きながら、どうするかということについて引き続き検討していきたいと思います。

 

櫻井委員長

 はい、生田委員。

 

生田委員

 すみません、教育長にお伺いしたいと思うのですけども、この前、合格発表を報道で拝見したのですけれども、お子さん自身が発表を確認したいということで、学校を休んで発表を見に行ったということもあったかと思うのです。これは、月曜日ということですけども、日曜日にするとか、そういった考えは無かったのか、お伺いしたいと思います。

 

櫻井委員長

 教育長どうぞ。

 

伊藤教育長

 基本はその受験に合わせるのではなくて、合格発表の場合、特に合否の決まった後の話ですので、自分の目で見るか親が確認するかという事はあるかもしれませんけれども、小学生の本分は小学校の授業だからそのことを優先すべきだと思います。ですので、通常の小学校の活動の中で、淡々と試験をして採点をして、合否が決まったら速やかに公表すると。ですから、あえてそれを週末にずらしたりという必要は無いかと思いますし、一般的にも、本県の場合はまだ歴史が浅いですけれども、一般的にもわざわざ合格発表を土日にするということは、中学、高校、大学、いずれもございませんので、あえてそういう配慮はしなくても良いのかと思います。

 

櫻井委員長

 よろしいですか。

 他に御意見が無いようでしたら、議第2号を原案のとおりに決定したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御異議ございませんので、議第2号を原案のとおり決定いたします。

 次に、議第3号「平成27年度長野県立高等学校入学者選抜の実施日程について」、菅沼高校教育課長から説明をお願いいたします。

 

菅沼高校教育課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。

 前期が2月10日、発表が18日、後期が3月11日、発表が20日ということでございますが、特に御意見ございませんでしょうか。

 御意見は無いようですので、議第3号を原案のとおり決定したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 それでは、そのように決定したいと思います。

 以上で、議事を終わります。

 続きまして、教育長報告事項に入ります。

 最初に、教育長報告事項(1)「平成26年度長野県立中学校入学者選抜について」、菅沼高校教育課長から説明をお願いします。

 

菅沼高校教育課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。

 はい、耳塚委員。

 

耳塚委員長職務代理者

 一点、質問があります。屋代の方はこうして見たときに、性別の志願者数の違いは無かったのですけれども、諏訪清陵の方は男子が約6倍に対して、女子は4.7倍ということですけども、例えばこれは40人ずつ採ることになっているために、まだ初めてのことなのですぐにどうこうということでは無いのですけれども、合格者の決定上の課題というものがあったのかどうかということだけ教えていただけませんでしょうか。

 

櫻井委員長

 菅沼課長。

 

菅沼高校教育課長

 はい。結果、40名、40名ずつ男女それぞれ一緒ということで、募集の段階でも均等とするということで募集をしているところです。ただ、細かいところについては学校の分析も見ながら検討し、こちらでも分析をしたいと思っております。

 

櫻井委員長

 他にございませんでしょうか。よろしいでしょうか。

 御意見は無いようですので、以上で教育長報告事項(1)を終了いたします。

 次に、教育長報告事項(2)「県立高等学校通信制について」、武田教学指導課長から説明をお願いいたします。

 

武田教学指導課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 本日は、ただいま課長から説明がありました、長野西高等学校の金丸響子さんにお越しいただいておりますので、受賞されました生徒生活体験発表を、ここでも披露していただきたいと思います。

 それでは、金丸さん、よろしくお願いいたします。

 

金丸響子さん

 「一歩先の自分へ。長野西高等学校通信制3年、金丸響子。

 私が小学生のときに、母の病気が見つかりました。いつ母がいなくなってしまうのかという不安と、母がいなくなってしまうなんて信じられないという気持ちに襲われ、私の心はいつも不安定でした。そのせいか、小学校、中学校は思うように学校に行けず、中学を卒業してすぐにこの西高の通信制に通い始めました。しかし、通信制でも私は思うように学校に通うことができませんでした。家では病気の母が寝ていて、今にも消えそうな母の命を身近に感じ、外の世界に触れることがとても苦痛で、学校へも行けず、どうして良いか全く分からなかったのです。

 そんな生活の中で、唯一心の支えだったのがダンスでした。私が小さいときから、母が習わせてくれたダンス。苦痛の日々の中でも踊っている時だけ希望を感じることができた。だから、普通に学校に通うことができなくても、ダンスだけは自分の誇れるものにしようと心に決めた。

 16歳の秋、母が亡くなりました。私のダンスの発表会の日でした。母の亡がらに会った後、踊る私を天国から見てもらおうと、懸命に踊った。今でもその時のことをよく憶えています。そんな苦しさから、私は高校に行かず、父を説得し、東京に行きました。ダンスを勉強し、インストラクターの資格を取り、指導者として、そして現役のチアダンサーとしてステージに立ちました。高校を卒業していないコンプレックス、母のいない悲しみ、後悔からは目を背け、無我夢中でダンスをやっていました。

 そんな日々が続き、父からの突然の電話、父が病気にかかったという。頭が真っ白になって、また大切な人がいなくなってしまうという不安に襲われる日々でした。ただ、父が東京の病院にいたことと、私の年齢が大人に近づいていたことで、父とたくさん話をしました。背中をさすってあげたり、体を拭いたり、母のときは気づけなかった父の死ということに向き合うことができました。父が亡くなる直前、私にありがとうと言ってくれたことが強く心に残っています。

 父が亡くなり、ふと気がつくと、何もできなくなっている自分がいました。仕事も休み、東京のアパートにただ一人でいることが多くなりました。母も父もいなくて寂しい、こんな一人で寂しい日々なら、私も母や父のところへ行きたいと思うこともありました。抜け殻となってしまった私は、必死に出口を探しました。仕事もままならず、東京でただ一人、このままではだめだともがいた。

そして気付いた。これまでの人生、何もなし遂げたことがなかった自分に。両親の死、そして高校、全てのことにきちんと最後まで向き合わず、東京に逃げてきたことを。そして決めた。23歳、もう一度長野に戻り、この通信制に再入学することを。あのころできなかった、学校に通い卒業するということ、そして両親の思い出が残っている長野で生活をしながら、もう一度両親の死と向き合うことで、自分が大きく変われると思ったからです。

ただ、実際は精神的にも肉体的にもとても厳しかった。仕事をしながら全て一人でこなしていく生活は、想像以上に大変でした。何よりも、母も父もいない家に一人で暮らさなければならないことが一番の苦痛でした。

 けれども、戻ってきて大切なことを知りました。それは、私を心から応援し、支えてくれる人たちがたくさんいること。さらに高校でこれから勉強ができるということが大きな生きる支えとなりました。学校に行き、みんなと一緒に勉強している自分自身がいる。友人や先生との何げない会話がとても楽しく、生徒会の役員を引き受けました。遠足でのおやきづくりや、清掃活動など、学校生活での時間が私にとって大切な時間となりました。今年度、学校からのお話があり、チアリーダーとして一緒に活動している仲間たちと、文化祭でダンスを披露することができました。今まで積み重ねてきたことを、学校の仲間や先生方に見てもらうことができた。私の心の中がうれしさと喜び、充実感でいっぱいに。それは、私の大きな自信にもなりました。

 少し遠回りをしたけれど、何事も無駄では無いということを今改めてかみしめています。私は自分の人生の宝物を、今発見したように思います。コンプレックスは、私の自信となりました。そして、ダンスを活かして少しでも人の役に立つ仕事を、これからずっとやり続けたい。そのためにもまずは高校を卒業、卒業します。勉強は大変で、卒業までもう少し時間がかかるかもしれないけれど、この学校で学べることに喜びを持ちながら、卒業に向かって邁進したいと思います。一歩先の自分に出会うために。」

 

(全員拍手)

 

櫻井委員長

 金丸さんの本当に前向きな発表、ありがとうございました。

 それでは御意見、御質問がありましたらお願いします。

 生田委員、どうぞ。

 

生田委員

 すばらしいという言葉ではまだまだ足りないような、本当にすばらしい発表を聞かせていただきましてありがとうございます。大切なお母様を亡くされ、そしてお父様も亡くされ、抜け殻のようになったとおっしゃった気持ち、本当に想像するだけでも胸が苦しくなってくるような思いを抱きました。金丸さんのお話を聞いていた中で、人は色々なことに出会い、苦しみの中、こうやって明かりを求めて歩いていく強さがあるのかということを、改めて教えられたように思います。そして、いろんな自分自身を見つめることで、自分の置かれている環境、そのことに感謝しながら、そして今度は自分が人のために役に立ちたいと。何てすばらしく、こうやって人はどんどん強くなっていくのかなと思いながら聞かせていただきました。

金丸さんのように、長野県の中にたくさんの子供たちが、必ずしも自分が望んでいる環境ではない所でもがき、苦しみ、そして動けないような状態でいる子供たちがたくさんいると思います。もし、できればそのような子供たちに何か一言、言葉をいただければと、お願いできればと思います。

 

金丸響子さん

 はい。私もこの場で言うのは申し訳ない気持ちでいっぱいなのですけれども、色々な家庭の事情の中で、学校というものになかなか向き合えない時期を長い間過ごしてきたのですが、時間はかかりましたが、今このように学校と向き合えるという、今この時をすごく幸せに感じています。ですので、本当に遠回りだったけども、何事も無駄では無いということを本当に心から思いましたし、学校に行けば、通信制にはおばあちゃんとか、おじいちゃんとかいまして、そういう姿を見ていて、私も今24歳で、少し遠回りかなとも思ったのですけど、そういう姿を見ると、まだまだ私は若い方なのかなと。今この時は学校に向き合えずに遠回りしていると思っても、何事も本当に遅くはないという事を自ら感じたので、若い子たちというか、これから未来がある子たちには、何事にも悲観的にならず、希望を持って前に進んでいったら必ず支えてくれる人もいるし、必ず光があることを信じて頑張ってほしいなと思います。

 

生田委員

 ありがとうございました。私自身も大変大きな勇気と希望をいただきました。本当にありがとうございます。

 

櫻井委員長

 私も先日、松本筑摩高校を視察させていただきまして、本当に困難を抱えている方々が頑張っているお姿、また私より年上の方々が本当に一生懸命学んでいるところを見させていただいて、本当に感動しました。今日このような発表を聞かせていただいて、本当に力をいただきました。本当にありがとうございました。

 高木委員さん、いかがでしょうか。

 

高木委員

 とても真摯に努めてこられたという気持ちが伝わってきて、本当にいいお話を聞かせていただいて、ありがとうございました。学校というものを、色々な人の出会いの場として見直していただいたということが、本当に私はうれしいことだと思っています。そういうことがあって、またご自身もその中で色々なものを得ていくということを、できれば後輩の皆さんに伝えていただければ嬉しいなということを思いました。是非これからも、ご自身を高めて、前へ進んでいただきたいと思います。ありがとうございました。

 

櫻井委員長

 それでは、すばらしい発表をしてくださった金丸さんに、もう一度大きな拍手をお願いします。

 ありがとうございました。

 以上で、教育長報告事項(2)を終了いたします。

 次に、教育長報告事項(3)「平成24年度及び25年度上半期の生徒指導関係調査結果について」、永原心の支援室長から説明をお願いいたします。

 

永原心の支援室長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。

 はい、耳塚委員。

 

耳塚委員長職務代理者

 23ページについてお尋ねしたいことがあります。23ページの上の方は、これは独自の調査の結果だと思うのですけども、一つは確認のためのお尋ねですけども、公立中学校に聞いたときに、公立中学校はどうやって半年後の状況を把握されてるのかということが一点。

 それからもう一つ。家居のその他で、合わせると半年後に13%位の人たちがここに入っていますけども、このカテゴリーに入ったときには、例えばどういう支援とか相談が受けられるのかということについてです。

 

櫻井委員長

 永原室長、お願いします。

 

永原心の支援室長

 はい。まず、この調査の方法ですけれども、これは高校に進学した部分につきましては、高校に調査をし、また就職等については、中学校に調査をして、できる限り追跡をしているところであります。

 二点目の、いわゆる家居あるいはその他の子供たちですけれども、こういった子供たちというのは、学校の指導からも離れていますし、こういった子たちのケアというのは非常に重要であると思います。特にこういった子たちが将来的にニートやひきこもりに繋がってしまうということも指摘をされているところでありまして、これについては教育委員会のエリアを超えて、取り組まなくてはいけないところでありまして、NPОであるとか、そういった所の取り組みがなされておりますし、また私どももそういった所と連携をして、情報共有等をしているところであります。

 

耳塚委員長職務代理者

 もう一点だけお伺いしますけど、例えばこういう層がその対象に含まれてくるとは思うんですけども、先ほど報告があった、通信制の課程っていうのは、入学時期を例えば随時とか、その様に変えることは不可能なのでしょうか。なぜかというと、やはり高卒の学歴は手に入れたいと思うのですね。

 

櫻井委員長

 どうぞ。

 

菅沼高校教育課長

 通信制の入学者選抜、入学についてですけれども、先ほどの通信制の紹介の中にも、現在、長野西高校の通信制については4月だけではなくて、少し遅れて6月とか、それから松本筑摩高校の方は10月という形で、入学時期を広げてきた経緯はあります。それから校内の体制とか、単位の取り方等で検討してきた結果、こういう形で少し広がってきているということはあります。御指摘いただいたとおり、今後さらに検討が必要な部分があると思っております。

 

永原心の支援室長

 加えてよろしいですか。

 

桜井委員長

 どうぞ。

 

永原心の支援室長

通信制の高校の松本筑摩高校や長野西高校のような公立については入学時期が一定程度決まっているのですが、実はかなりの生徒が私立の通信制高校に入学しておりまして、そういった学校においては、かなり弾力的に入学時期を決めて受け入れていると、そういう実態があります。

 

櫻井委員長

 生田委員どうぞ。

 

生田委員

 お伺いいたします。4ページですけれども、中途退学理由の一番で、学校生活・学業不適応というのが挙げられておりますけれども、先程の説明で体験入学等を実施しているということですが、だいたい何%位の高校が体験入学を実施しているのかということが一点。

 そして、せっかく夢を持って高校に入学したかと思うのですけれども、このような中途退学するというのは、本人が一番残念に思われたかと思うのですけれども、三年生のときに進路を決定する段階で、この点数や偏差値であればここは行けそうだよとか、そんな偏差値による先生の指導が強いとすれば、そこは結果的に本人にとっても残念なことだと思います。どのような進路指導をされているのかということが二点目。

 あともう一点なのですけれども、9ページでして、上半期の中途退学者の状況なのですけれども、上半期に比べると下半期は約4倍近い退学者かと思うのですけれども、なぜこのように下半期が多いのか、またそれに対する対策等はとられているのかということをお伺いしたいと思います。

 

櫻井委員長

 はい、菅沼課長。

 

菅沼高校教育課長

 それでは、高校の体験入学等についてお答えいたします。学校の方では体験入学という形で行っています。計画的に夏休みに入ったところで行っている所、それから秋に中学生の進路が決まる前にという形で、それも複数回行っている所もかなり多くなっております。また、高校側から中学校を回って学校の説明をしたり、学校に個別に来て相談というような形で行っていると。このような形で高校では行っております。

 

櫻井委員長

 はい、武田課長。

 

武田教学指導課長

 中学校における進路指導についてのお尋ねでございます。中学校においては、大きなパターンとして中学1年生のときに身の回りの職業等を学習しています。中学2年生で実際に職場体験学習。中学3年生においては、ほとんどの中学校で学校調べというような活動をしています。今、委員御指摘のように、いわゆるテストの点と学校というような直接的な指導は、今日ではどこの学校でもせずに、生徒の希望とか将来のことを含めて指導しているというか、カウンセリングを含めてしていると思います。ただ、現状生徒の希望している学校と、今持っている実力について、当然自分の力でどうなのかということについては指導しているかと思いますけども、点数による配置的、輪切り的な指導は、各学校ではしていないと考えております。

 

櫻井委員長

 はい、永原室長。

 

永原心の支援室長

 三点目の、9ページの25年度の上半期の数字と、それから年間通しての数字との関係についてです。この中途退学については、この数字は例えば23年度、24年度、25年度、いずれも同年度の前半の数値で比較しております。退学をしてしまう子供たちが、年によって後半に集中したりと、比較的多いという部分もありますので、最終的にこの分については単年度、年間で見ていく方がよりその年度の変化としては見ることができるという思いがあります。

 加えまして、子供たち、特に退学をしてしまう子供たちは、欠席、いわゆる欠課日数が高校の場合には制限がありますので、一定の欠課日数を超えてしまうと単位が取れないというようなこともありまして、日数がかさむ中で進路変更を考えて、退学というようなことに至ってしまう場合もあるわけです。いずれにしましても一人一人に応じた細やかな指導を各学校で心がけて、私どももそういったことで各高校に指導しているところであります。

 

櫻井委員長

 よろしいですか。他に何かございませんでしょうか。

 無いようでしたら、以上で教育長報告事項(3)を終了いたします。

 次に、教育長報告事項(4)「平成25年度長野県生涯学習審議会の概要について」、小野文化財・生涯学習課長から説明をお願いいたします。

 

小野文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。いかがでしょうか。

 特に無いようですので、以上で、教育長報告事項(4)を終了いたします。

 次に、教育長報告事項(5)「平成25年度『全国体力・運動能力、運動習慣等調査』の結果(速報)について」、茅野スポーツ課長から説明をお願いいたします。

 

茅野スポーツ課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。

 はい、高木委員どうぞ。

 

高木委員

 一つは質問なのですけれど、少し分からないのでお聞きしたいのですが、中2の男子というのは数値的に他の、例えば中2の女子に比べても低いのですけれども、これは長野県だけでなくて全国もですけど、何か理由があったら教えていただきたいということが一つ。

 それと詳細な分析はこれからということですが、高いところと、要するに平均との違いではなくて、長野県の偏差値的な位置というものをちょっと知ることができたらと思いますので、その辺を教えてください。

 

茅野スポーツ課長

 今、委員さんから御質問ありました点も踏まえまして、詳細な分析をさせていただいたところで、次回ですか、御報告させていただければと思います。

 

櫻井委員長

 よろしいですか。

 他にございませんか。

 無いようですので、以上で、教育長報告事項(5)を終了します。

 それでは、その他に移ります。

 「12月、1月の主要行事予定について」、田中教育総務課長から説明をお願いします。

 

田中教育参事兼教育総務課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただいまの説明にありましたとおり、次回の定例会は1月16日木曜日の午後に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御異議ございませんので、そのようにいたします。

 その他、何かございませんでしょうか。

 それでは、以上で公開による審議は終了いたしました。これから非公開の審議に入りたいと思います。恐れ入りますが、傍聴人の方は退出をお願いいたします。

 

 

お問い合わせ

教育委員会事務局教育政策課

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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