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更新日:2014年6月20日

第941回長野県教育委員会定例会会議録

 

1 日時

平成24年(2012年)5月30日(水曜)午後1時30分から午後3時

2 場所

県庁 教育委員会室

3 資料

議題

議第1号 職員の処分について

議第2号 平成25年度長野県立中学校入学者選抜要綱(案)について

報第1号 平成23年度一般会計補正予算について 

教育長報告事項

(1)活用方法選択型教員配置事業の実施状況について

4 出席者

委員

 

委員長 矢﨑 和広

委員長職務代理者 耳塚 寛明

委員 野村 稔

委員 高木 蘭子

委員 生田 千鶴子

教育長 山口 利幸

 

その他

市川教育次長、荒深教育次長、田中教育総務課長、笠原義務教育課長、田中高校教育課長、

成沢特別支援教育課長、武田教学指導課長、澤井心の支援室長、阿部文化財・生涯学習課長、

松野保健厚生課長、原スポーツ課長

 

 

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矢﨑委員長
 ただいまから第941回教育委員会定例会を開会いたします。
 議事に入ります。本日の審議事項中、議第1号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件であります。つきましては、議第1号を非公開で審議することが適当と思われますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

矢﨑委員長
 御異議ないようでありますので、第1号につきましては非公開で審議することに決定をしました。なお、議第1号の審議につきましては、本日の最後に行うことといたします。
 最初に、議第2号「平成25年度長野県立中学校入学者選抜要綱(案)について」、田中高校教育課長から説明してください。

田中高校教育課長
 (資料説明)

矢﨑委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。よろしいですか。それでは、議第2号を原案のとおり決定したいと思いますが御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

矢﨑委員長
 御異議ございませんので、議第2号を原案のとおり決定いたします。
 次に、報告第1号「平成23年度一般会計補正予算について」、田中教育総務課長から説明してください。

田中教育総務課長
 (資料説明)

矢﨑委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いいたします。特にないようでございますので、報第1号を原案どおり承認したいと思いますが御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

矢﨑委員長
 御異議ないようでありますので報第1号を原案のとおり承認します。
 続いて、教育長報告事項に入ります。教育長報告事項1「活用方法選択型教員配置事業実施状況について」、笠原義務教育課長から説明を願います。

笠原義務教育課長
 (資料説明)

矢﨑委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。どうぞ。

生田委員
 質問させていただきます。1ページで、これは全小学校中学校がこの6つのメニューから1つを選ぶということなのでしょうか。そして、1校につき何人までとか、そういった制限はあるのでしょうか。

矢﨑委員長
 課長。

笠原義務教育課長
 お願いいたします。最初の教員の配置についてですが、これは一番上の枠に記載の内容を、少し具体的に説明をさせていただきたいと思います。まずこの事業については児童生徒数、それから学級数等に基づいて、見込まれる人数を私どもで算出をいたします。その数を市町村へ、例えばA市は全部で15人になりますという数字が出ますので、その数字をA市へお知らせをいたします。その市町村が学校の状況等を考慮して、小中学校に、ではこの学校については何名を配置しましょうという形で配分をされます。小中学校長は、下に挙げましたメニュー1から6があるわけでございますが、そこから活用方法を選択するという流れが基本的な形となります。その報告をいただきまして、私どものところで任用して配置をさせていただくという形になっております。したがいまして、例えばメニューによっては、別の学校に配置をするというような活用の仕方も、市町村によっては行っているところがございます。
 それで、学校ごとの人数は、というお話でございますが、例えば小学校の30人規模学級編制ですと、35人を超える学級があった場合には基本的には教員を配置いたしますので、学校によっては2、3、4、5、6というところで該当するという場合がございます。したがって、最も多く教員を配置するということになりますと、1つの学校でも4名とか、あるいは5名という可能性もございます。
 あと、少人数学習集団編成の4番のところがございますけれども、これにつきましては、例えば中学校の場合ですと、これは英語・数学それぞれについて2名を最大値にしております。それから、小学校の場合は算数でありますけど、これは1名が最大値になります。その上の学習習慣形成支援につきましては、学級数が何クラスであるかということが配置数にかかわるわけでありますけれど、これは学校によりまして3名まで。非常勤の先生でありますけれど、配置を行わせていただいております。
 なお、その中で5番の不登校等児童生徒支援につきましては、提案公募型をとらせていただいていまして、それぞれの学校から活用方法の計画、取組等についてお出しをいただいた上で、私どものところでは配置校の決定させていただくという形を取らせていただいております。以上でございます。

矢﨑委員長
 いいですか。どうぞ。

生田委員
 4ページになるのですけれど、ちょっと教えていただきたいのですけれども、一番上の「1人(0.35)」とか、「2人(0.7)」とかあるのですけれども、この0.35とか0.7という位置付けというか、意味についてお聞かせ願えますでしょうか。

矢﨑委員長
 課長。

笠原義務教育課長
 お願いいたします。これは、非常勤の先生を、見方が大変申し訳ないのですけれど、非常勤の先生を1名配置させていただいているところを、一番左の学校の、例えば、坂の上小学校にはそういう形で配置をしているとお読みいただければと思います。少し学級数が増えまして、中込とか望月の両小学校でございますが、ここには2人不登校を配置していますと。非常勤の先生を2人ということで、これは0.7と書いていますが、教員数は非常勤が2ということでございます。

矢﨑委員長
 どうぞ。

生田委員
 ありがとうございます。それで、こちらの6つのメニュー活用のこのシステムは平成20年度からということで、今年で5年目ですよね。成果の実感が持てるようにというようなお話だったのですけれども、5年間とは結構長くやってきた事業かと思うのですが、成果はこの5年間で上がってきたのかどうかということ。もし十分でなければ、どういうことが問題なのかということをお聞かせ願えればと思います。

矢﨑委員長
 課長。

笠原義務教育課長
 はい、ありがとうございます。例えば、30人規模学級編制を中学校へ導入したということで、今年度は2年目を迎えているわけでありますけれども、例えば昨年度私どもが取り組みましたのは、子どもたちの欠席の状況はどうなのだろうと、1学期分について該当した全ての学校について欠席数を追ってみました。そうしましたら、ここには相当はっきりと、トータルとして欠席日数が減少している。また、1学期間でございますので、10日を超えた欠席をされる子どもさんたちがどのくらいいるだろうという数についても追ってみました。これが、中1ギャップという形で言われているものと理解していいかと思いますが、そこも大きく減じているということで、非常に具体的な成果がある。中学校の生活で、子どもたちが比較的スムーズに入れたことの現れかなと、捉えさせていただきました。そのように、可能なものについては何とか数字的に成果を捉えようということで取り組んできております。
 したがいまして、不登校等児童支援は、実は平成22年途中でリニューアルしておりますけれども、児童指導適応指導と呼んでいたものを、不登校等児童生徒支援という形に22年から23、24と3年目になります。ここも例えば学校へ不登校で来られなかった子どもさんが、保健室登校ができるようになったという、そういう人数はどのくらいいるかといったことを、配置をさせていただいた学校から具体的にお聞きするというような形で、成果が上がってきていることについては捉えられるよう努めてきているところでございます。

矢﨑委員長
 よろしいですか。どうぞ。

耳塚委員長職務代理者
 昨年も発言したと記憶していますけれども、この事業は大変に額も大きいですし、ニーズも大きい。それで、予算獲得も大変な苦労を伴うものだと思います。そこで、ぜひ他の県との比較で、教員の配置状況について現状を広くアピールするような努力も続けていただければと思います。

矢﨑委員長
 要望事項として聞いておいていただいて、またできるようなら結果を教えてください。他にありますか。ないようであります。以上で、教育長報告事項1を終了します。
 その他に移ります。最初に、「6月、7月の主要行事予定について」、田中教育総務課長から説明願います。

田中教育総務課長
 (資料説明)

矢﨑委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。ないようでありますので、次回の定例会は6月14日木曜日の午後ということでお願いをいたします。
 他に何かありますか。課長。

田中教育総務課長
 すみません。お願いいたします。前回の定例会におきまして、続発する教員の不祥事を契機とした防止対策のことと、あわせまして教員のあり方を総合的に検討する会議の設置につきまして、皆様方から御意見をいただいたところでございます。現在の状況について、御説明をさせていただきます。
 前回いただいた御意見といたしましては、できるだけ県民が抱いている不安を解消するために、早急に対応することが重要であるとか、将来にわたる問題、また、構造的な背景もあるというような、そういうところも見極めていくことが必要だという御意見をいただきました。
 また、教師の倫理観の立て直し、それからそれを掘り下げて検討すること。2つの課題があるので、それぞれ外部の意見や現場の意見をいろいろ配慮した上で、スタートしてほしいというような御意見をいただいたところでございます。私どもは、不祥事発生の背景や原因の分析、それから課題の抽出等を踏まえた不祥事防止対策の検討につきましては、できるだけ早期に立ち上げて取り組んでまいりたいと考えておりますし、あわせまして教員のあり方、こういうものを総合的に検討するための会議の設置につきましても、現在、会議の構成やメンバー、それからスケジュール等々につきまして、知事部局と調整をさせていただいているところでございます。まだ形として御報告できませんが、御了承をいただきたいと思います。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

矢﨑委員長
 不祥事防止対策についての検討会議を始めると、前回そんなことで御了解いただいたわけでありますが、今、課長からその後の知事部局とのすり合わせた経過報告等がありました。そのことにつきまして、何か御意見がありましたらお願いいたします。あの時にも、委員の中からなるべく早く立ち上げるようにという御意見がありましたが、そういう方向で進んでいると考えていいですか。

田中教育総務課長
 すみません。なるべく早く立ち上げたいということでございますけれども、やはりメンバー等々外部の方という形になりますと、その構成も含めて今調整しておりますので、ちょっと時間がかかってしまって大変申し訳ないと思っておりますが、そんな状況でございます。

矢﨑委員長
 分かりました。他に何か委員さん方で御意見がありましたら。他にないようでありますので、以上で公開による審議を終了いたします。
 これから非公開の審議に入ります。恐れ入りますが、傍聴人の方々の御退席をお願いいたします。

 

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会 

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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