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更新日:2023年4月3日

長野県公民館活動アワード

▶▶ 「長野県公民館活動アワード」とは?

 地域づくりの取り組みにつながる公民館の学びの活動成果を評価、顕彰することにより、公民館活動の活性化及び学びと自治の力を発揮した地域づくりの促進を図ります。

▶▶ 対象となる活動

(1) 長野県内の市町村設置の公民館(本館・地区館・分館)、公民館類似施設(自治公民館、交流センター等)(以下「公民館等」)における活動のうち、以下の各号のいずれかに該当する活動。

 ・公民館等が実施主体となる活動

 ・公民館等が他の組織と共催して実施する活動。

(2) 公民館等が実施する公民館活動がきっかけとなって始まった、自主的なグループ・サークルが実施する活動。

令和4年度受賞団体

受賞団体紹介(取組紹介)

平瀬古城会〇平瀬古城会(松本市島内公民館)『地域の歴史的文化遺産を活用した地域づくりの取組』

[選定理由]地域の歴史文化を核に据えた地域づくりの取組みにより地区の住民同士のつながりや学び合いが活性化している。多様な意見を取り入れ、人づくり、地域づくり、そして、つながりづくりに発展し、平瀬古城会による地域の歴史遺産の整備・保存・活用の活動を公民館が支え手となり、地域全体の取組みに発展させており、今後の住民自治組織と公民館の協働のモデルとなる。

 □実践発表資料 説明資料(PDF:1,746KB)

東御市中央公民館〇東御市中央公民館『コロナに負けるな!公民館講座に集まれ!』

[選定理由]新型コロナ感染症予防を図り、小学校等と連携しながら子どもたちや親が継続的に公民館講座に参加ができるよう工夫した取り組みを行っており、地域の教育資源である学校と公民館の連携で幅広い年齢層の住民の学びが充実している。公民館離れが懸念される中、子どもの視点や体 験・交流活動を重視し、将来の公民館活動を支える人材育成の場になっている。
 (1)実践発表資料 説明資料(PDF:572KB)

 (2)発表動画 YouTube動画(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

豊丘村公民館〇豊丘村公民館『SDGs推進活動』

[選定理由]公民館活動にSDGsの視点を取り入れた取組であり、今後のモデルケースとなりる。 住民が自発的に学習や活動を行う土壌を作り上げるため、公民館が主体となってSDGsをテーマに 学習会・勉強会を開催しており、大きな目標を掲げ戦略的計画的に住民の学びを仕掛けている。地 域課題の解決への取組みであり、地域のネットワークづくりの拠点としての公民館の役割を大事にしつつ、住民の主体的な動きを待つ姿勢を高く評価したい。

 (1)実践発表資料 説明資料(PDF:710KB)

 (2)発表動画 YouTube動画(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

 

令和3年度受賞団体

受賞団体紹介(取組紹介)

地域活性化団体 和田宿にぎやかし隊(飯田市教育委員会)

『合言葉は「あんじゃねぇ」子どもと創る持続可能な地域づくりの取組』

[活動概要]「和田宿にぎやかし隊」は、少子高齢人口減少、小学校の存続危機という地域の課題を受けて、南信濃公民館と隣接する上村公民館が協働し、東京農工大学のサポートを受けて取り組んだ、住民アンケートとその分析など公民館の学習活動が端緒となり、和田小学校の保護者有志によって結成された。子どもたちの育ちと、子育てしやすい環境づくりを目的とし、保育園や学校、まちづくり委員会、商工会議所支部、地元若者グループなどと連携した取組を進め、持続可能な地域づくりを進めるための地域の光ともいえる存在となっている。

 原新田公民館(塩尻市教育委員会)『コロナ禍の「今」だからこそできる公民館活動』

[活動概要]原新田公民館は、地区館である塩尻市広丘公民館の4分館の内の1つである。
コロナ禍で地区の恒例行事が軒並み中止や縮小となり、公民館活動が完全に停止してしまった。その中で、感染対策を行いながら 「密」を避けた公民館活動を!と新しい取り組みに数々挑戦していった。他分館とタッグを組み、Facebookページの運用など共催事業を増やし、地区役員の動員や負担を極力減らしながら、アマビエ塗り絵などの住民に楽しんでもらえる企画を計画し、実施した。

寿地区学校応援団(松本市教育委員会)『寿小学校5年生里山体験学習』

[活動概要]平成21年6月に設立された寿地区学校応援団の学校サポート事業として継続し、現在では松本市立寿小学校松本版信州型コミュニティスクール運営委員会によるCS事業の一環として、5年生が財産区、さと山くらぶ、地域ボランティア等地区団体の協力を得て、寿の里山で自然体験を行っている。
 里山の役割や歴史、山を整備する団体の活動、林業に関わる仕事が自分たちの生活とどう関わっているのか体験を通して考える機会とし、レクリエーション、トレッキング、山のきのこの実食等楽しみながら、地域の里山に親しみをもってもらうように取り組んでいる。

 芋井の歴史を学ぶ会(長野市教育委員会)『地域の歴史(魅力)を学び、心豊かな地域づくりに取り組み、他地区との交流を推進』

[活動概要]住民有志が、長野市内でも有数の歴史を誇る芋井の魅力を再発見し、元気な地域づくりに貢献することを目的として平成27年度に設立した。芋井地区の文化・文明を見直し、芋井の歴史を学ぶことで自分たちを知り、誇りをもって地域文化の振興を図るとともにより良い地域づくりを目指して活動している。主な活動は、芋井地区の文化・文明及び歴史の調査研究や、調査研究内容の記録保存、研修会等である。事業の実施にあたっては、住民自治協議会や学校などと連携し、地域全体で取り組んでいる。また、他地域との交流事業を行うなど、地域間交流も実施している。

令和2年度受賞団体

受賞団体紹介(取組紹介)

小滝区(栄村)『300年後に小滝を引き継ぐ』

[活動概要]2011年3月12日に発生した長野県北部地震をきっかけに、小滝区独自の復興計画を策定。「300年後に小滝を引き継ぐ」ことをスローガンに掲げ、合同会社の設立、米の生産販売、外部との交流活動、地域資源の発掘・活用と、住民一人ひとりが関わり合いながらさまざまな活動を展開している。小滝区の歴史や地域資源、先進地視察等、区民で学び合い、知恵と工夫で小滝区の復旧復興を支えており、その学びを活かした交流イベントの開催や地域づくりが行われている。

旭ケ丘地域づくり推進プロジェクト(須坂市)『旭ケ丘地域づくり推進プロジェクト活動』

[活動概要]須坂市が主催する年1回の「地域づくり市民会議」において、地域の課題を毎年提言していたが、区長が毎年交代するため、課題解決が遅々として進まない状況が続いた。この状況を打開するため「旭ケ丘地域づくり推進委員会」の下部組織として地域公民館が事務局となり、区長OBを中心にボランティア団体として「地域づくり推進プロジェクト」を立ち上げた。現在会員数は80名で、「朝市・売店チーム」「松川河川敷活用チーム」「道路活用チーム」「農地活用チーム」の4つのチームと「プラザ食堂班」「ふれあい交通班」の2つの班を組織して活動を続けている。

入山辺地区の将来ビジョンを考える会(松本市)『住んでみたい・訪れてみたい入山辺を目指す住民主体の地域づくり』

[活動概要]「入山辺地区の将来ビジョンを考える会(愛称:こんな山辺にするじゃん会)」は超少子高齢化の時代を迎える中で、住民が地域の将来へ危機意識を持ったことで発足した団体である。発足当時より毎月第2火曜日に定例会を開催しており、松本大学の先生を講師として招いて学習会とグループ討議を行っている。住民同士が率直に意見を交わすことで地域課題の発掘や地域づくり活動が行われ、住民主体の活発な活動が展開されている。地域づくりセンター・公民館が事務局となり同会と共に活動へ取り組んでいる。

飯田市公民館(飯田市)『多文化共生事業(日本語教室を通じた外国人と地域住民との交流、外国人児童生徒のキャリア支援活動)』

[活動概要]戦争により満州やブラジルに移民を送出してきた歴史的背景やバブル期の海外からの労働者の流入により、中国帰国者や南米、東南アジア方面をはじめとする外国人の定住が進む中、社会教育機関としての公民館が地域課題、生活課題として外国人との共生に着目し、平成9年度から日本語教室をはじめ関連する事業に取り組んでいる。当該事業を通じて、外国人と地域住民との間で良好なコミュニケーションを形成するとともに、国際交流や外国人同士の交流、地域参画のきっかけともなっている。また、近年は増加傾向の技能実習生の学習の受け皿ともなっている。

二木地区公民館(安曇野市)『りんご狩り(総採り)でつながろう!』

[活動概要]安曇野市三郷地域にある人口1000人余りの二木地区にある自治公民館の取り組みである。新旧の住民が混在する地域にあって、大震災を契機として住民からの「地域のつながりの必要感」が活動誕生の契機となっている。さらに、立ち上げに当たっては、役員の体験をもとに地域の農業に目を向け、行事の楽しさを基底において、りんごの収穫作業を体験する、りんご作りを学ぶ、りんごを味わい交流するという活動を組み合わせた。開催回数を重ねる度に住民の交流が深まり、地域の豊かさ(地域への愛着)を感じ、住民の地域づくりへの意欲が高まっている。

令和元年度受賞団体

受賞団体紹介(取組紹介)

第三地区まちづくり協議会(松本市第三地区公民館)『公民館の講座からはじまった住民主体のまちづくり』

[活動概要]地区内にある大型ショッピングモールの再開発を機に、様々な地域課題の発生が懸念される中、公民館職員と地区住民が協力して「まちづくり講座」を企画。その講座をきっかけとして地区住民自らがまちづくりを考え、活動する住民団体を結成。その後、公民館等が地区の各団体とのパイプ役となり、地区課題解決に向けて活動する地区団体「第三地区まちづくり協議会」が誕生。現在、協議会と地区内の関係団体や行政等との幅広い連携により、住民主体のまちづくりの取り組みを進めている。

明日の東野をつくる集い(飯田市東野公民館)『大学との共同研究をきっかけとした地区基本構想実現のための取組』

[活動概要]飯田市公民館と、東京大学大学院教育学研究科研究室との共同研究がきっかけとなり誕生した学習実践グループ。共同調査で実施した住民アンケート分析のための学習会をきっかけに、公民館の呼びかけで集まった住民有志により地域の現状や課題について学習を重ねた。そのメンバーが、東野地区基本構想づくりのメンバーとして参加し、構想策定後は構想実現のために様々な実践活動を進めている。

「みんなのしおだ食堂」運営委員会(上田市塩田公民館)『公民館を拠点として行う「こども食堂」の活動』

[活動概要]更生保護女性会から公民館に「こども食堂」について相談があった。公民館が積極的に地域の福祉団体や住民自治組織など多様な団体に協働の声掛けや組織立ち上げのサポートを行い、「みんなのしおだ食堂」運営委員会が発足し、塩田地域の「こども食堂」がスタート。公民館も活動に関わり、一歩一歩課題に挑戦しながら地域の成長、人の成長を共に感じ、そして前に歩み、様々な成果を通じて公民館を拠点とした活動を地域に発信している。

宗賀地区地域振興協議会(塩尻市宗賀公民館)『どんぐりプロジェクト♪』

[活動概要]宗賀小学校の学有林は、宗賀出身者の心のふるさとであり、「つたえよう未来に つたえよう宗賀の自然と文化」をテーマに地域全体が一緒になって取り組む活動。整備することを通じ、世代間の交流、地域の人々の交流、環境問題を学習する場、子どもたちの遊びの場を創出し、森林資源の保全・活用および山林保全の担い手の育成を図るとともに、広葉樹を中心とした里山整備の促進および有害鳥獣対策としての効果も期待し、公民館を拠点としながら活動を実施。

池田つむぐプロジェクト(池田町公民館)『未来づくりのための「民学産官」連携プロジェクト』

[活動概要]もとは池田町公民館が呼びかけて始まった若者たちのネットワーク「未来塾」に参加した若者たちが核となって始まった取組。町在住の若者(地域おこし協力隊・地域団体代表・役場職員・住職・若手議員・民間企業社員など)の有志が、池田町公民館等を拠点にはじめた地域課題解決プロジェクト。信州大学・長野大学・山梨学院大学の学生が参加し、地域住民、役場、商工会と連携して地域課題の調査分析や学生が主体となった調査に基づく課題解決策の検討を実施。

 

 

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お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局文化財・生涯学習課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7437

ファックス番号:026-235-7493

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