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更新日:2022年3月23日
公衆衛生専門学校
計4回行われる継続模擬患者実習の第2回目が始まりました。
第1回目に収集した情報から見つけ出した問題点や課題等について歯科衛生診断を行い、それらを改善するための目標を設定、介入計画を立案しました。患者さんに説明するための視覚媒体や歯科保健指導用資料などを作成し、今回に臨みました。
介入ではブラッシング方法だけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスなどを活用した口腔清掃指導や唾液分泌促進のためのマッサージ指導など、対象者毎に必要な保健指導を展開しました。これまでの授業や実習等で得た学びをフルに活用し、専門的且つわかりやすい指導に努めていました。
実習終了後は2グループに分かれ実習の振り返りを行い、指導の改善点などを皆で評価し合い、次回の指導に反映
していきます。
まん延防止等重点措置が解除され、延期していた模擬患者実習が始まりました。
計4回行われるこの実習の第1回目では、医療面接、口腔内写真撮影、口腔内観察、唾液検査などに取り組み模擬患者さんの様々なデータを収集しました。
医療面接では、全身疾患の有無や口腔清掃、食生活状況などについて聞き取り、写真撮影では、詳細な状態が確認できるよう口腔内を14部位に分け撮影します。
口腔内診査では、歯や歯列、かみ合わせの状態、歯肉炎症の有無、プラークの付着状況などを観察し記録しました。
最後にすべての歯や顎の状態がわかるパノラマエックス線写真を撮影しました。
これらの情報を整理し、問題点や原因の分析を行います。そこから歯科衛生上の診断を行い目標を定め、残り3回の実習で課題解決のための介入計画をたてていきます。
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