ホーム > 社会基盤 > 河川 > 河川計画 > 長野県管理河川の河川整備計画について > 信濃川水系上小圏域河川整備計画(東御市)
ここから本文です。
更新日:2013年6月23日
信濃川水系上小圏域河川整備計画(東御市)は、平成17年7月8日に国土交通省関東地方整備局長に認可申請を行い、平成17年10月13日付で認可となりました。
1.上小圏域河川整備計画(東御市)(平成17年10月13日認可)
2.河川整備計画制度及び策定手続きについて
3.上小圏域河川整備計画策定の経過
信濃川水系上小圏域河川整備計画(東御市)は以下のリンクからご覧になれます。
平成9年の河川法の一部改正に伴い、地域の意見を反映した河川整備を推進するための新しい計画制度として「河川整備計画」策定が義務づけされました。
河川整備計画の策定にあたり、地域住民等の意見を反映させるための手続きが定められています。
◇河川法第16条の2(抜粋)
河川管理者は、河川整備基本方針に沿って計画的に河川の整備を実施すべき区間について、当該河川の整備に関する計画(以下「河川整備計画」という)を定めておかなければならない。
3河川管理者は、河川整備計画の案を作成しようとする場合において必要があると認めるときは、河川に関し学識経験を有する者の意見を聴かなければならない。
4河川管理者は、前項に規定する場合において必要があると認めるときは、公聴会の開催等関係住民の意見を反映させるために必要な措置を講じなければならない。
5河川管理者は、河川整備計画を定めようとするときは、あらかじめ、政令で定めるところにより、関係都道府県知事又は関係市町村長の意見を聴かなければならない。
▲このページのトップへ戻る
上小圏域河川整備計画(東御市)の策定にあたり、住民公聴会による地域住民の皆様からの意見聴取と、学識経験者からの意見聴取を行いました。経過および意見の内容、意見に対する県の対応方針は以下のとおりです。
【河川整備計画原案の閲覧】
閲覧期間:平成17年3月1日(火曜日)から平成17年3月16日(水曜日)まで
閲覧場所:長野県土木部河川課、長野県行政情報センター
長野県上田建設事務所
東御市建設課
長野県ホームページ
【公述の申出】
申出期間:平成17年3月1日(火曜日)から平成17年3月10日(木曜日)まで
申出方法:郵送、持参、FAX、メール
【住民公聴会】
実施日:平成17年3月17日(木曜日)
実施場所:東御市中央公民館
公述の申し出があった2名の住民が公述を行いました。(傍聴者は約40名)公述意見の概要及び対応方針は以下のとおりです。
公述意見の要旨 | 対応方針等 |
金原川の整備予定区間より上流にある県道渡河部前後を整備予定区間に加えて欲しい。 |
同区間は農地内を流下する箇所であり、また河川環境的にも良好な状況にあることから、抜本的な改修ではなく、維持管理を重点的に行う区間として取り扱う。 |
県と市、地元住民が一体となって改修工事進められるよう努力されたい。 |
意見の主旨に沿えるよう関係者と連絡を密に取りながら事業を進める。 |
工事に際しては最も弱いところから、また、地元住民から喜ばれるところから実施して欲しい。 |
投資効果の早期発現を念頭に上下流のバランス等を考慮しながら地元住民の理解を得て進めていく。 |
生命財産と環境を重視した工事を進めて欲しい。 |
意見の主旨を踏まえて工事を実施する。 |
事業用地の買収に際しては地元役員も協力し、事業の進捗に貢献したい。(金原川) |
|
耐久力のある洪水に強い河川整備をお願いしたい。 |
意見の主旨を踏まえ、計画・工事を実施する。 |
なお、公述内容の中で特定の個人の情報が識別される部分は非公開としました。
氏名(ふりがな) |
役職 |
井口恵一郎(いぐちけいいちろう) |
水産総合研究センター中央水産研究所 |
井出義人(いでよしと) | 上小漁業協同組合組合長 |
神津敬次(こうずけいじ) | 東御市和水利組合組合長 |
小柳守男(こやなぎもりお) | 日本野鳥の会長野支部上小地区幹事 |
桜井善雄(さくらいよしお) | 信州大学名誉教授 |
富所五郎(とみどころごろう) | 信州大学工学部教授 |
別府桂(べっぷかつら) | 信州大学教育学部教授 |
(五十音順・敬称略)
【河川整備計画原案の本文修正を求める意見】
当該地区の自然環境の現況に関する記載(本文P4)で現地で確認されている鳥類に「チョウゲンボウ」を追記すべきとの意見がありました。この意見については、事実関係を記載するものであるため、意見に従い本文の修正を行うこととしました。
学識経験者の方々からいただいたご意見の要旨(PDF:27KB)
【意見の取りまとめ】
5月23日に実施した意見取りまとめ会議において、基本的に今回の河川整備計画で進めていくことを確認しました。なお、落差工部の魚道等の詳細な部分については今後も関係委員のアドバイスを受けながら進めていくこととしました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください