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更新日:2022年6月6日
子育て世帯が使いやすく「住みたくなる」県営住宅のリノベーションモデルプランを一般募集したところ、県内外から総数62作品の応募がありました。
審査委員会(委員長:関邦則長野県建築士会名誉会長ほか4名)による審査の結果、最優秀賞・優秀賞を各1点ずつ決定しました。(平成28年12月)
昭和50年代前半に建築された5階建の県営住宅の1室(3DK、57.73平方メートル)を、家族が4人以上の子育て世帯向けに改修する計画
【改修建物概要】
構造等:鉄筋コンクリート造5階建
規模等:3DK、57.73平方メートル
建設年:昭和52、53年
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洗面 |
浴室 |
和室 |
台所 |
子育て支援としてバランスのよいプラン。乳幼児の子育ての現実的なニーズを心得ている。
子どもが部屋の出入りで必ずリビングを通るよう家族のふれあいに配慮しつつ、プライバシーも保たれている。
ベビーカー置場やチャイルドゲートなどきめ細やかな配慮がされている。子育てを十分に意識した良い間取り。
対面キッチンで子どもの様子が見守れる間取り。
比較的年齢の高い子どもの世帯を想定したプラン。乳幼児を連れて入居した後のことまで考えられている。
子どもが部屋の出入りで必ずリビングを通り、家族と顔を合わせるように配慮されているのが良い。
収納を効率的に配置し、これにより音の緩衝もとれている。
全体の実現性に無理がなく、リノベーションしやすい。
昭和40年代前半に建築された4階建の県営住宅の1室(2LDK、37.56平方メートル)を、家族が3人以下やひとり親の子育て世帯向けに改修する計画
【改修建物概要】
構造等:鉄筋コンクリート造4階建
規模等:2LDK、37.56平方メートル
建設年:昭和42~44年
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トイレ |
浴室 |
多様室 |
台所 |
このまま実現できそうな完成度の高いデザイン。シンプルだが機能的に仕上がっていて、全体のバランスが良い。
2DKにせず1LDKにしたアイデアで子育てには向いた間取り。割り切って部屋数を減らし、リビングダイニングを広く使うのは良い。
玄関室の新設によりリビングが丸見えにならないよう配慮され、また、洗濯機置場も室内に設けられ使いやすい。
扉の無い収納スペースが魅力的なプランで、良いコンセプト。
住戸が狭いので、間仕切りに設けた造り付けの棚は重宝する。
個室を限定的にしたうえで、リビングダイニングへの机コーナーの設置により、子どもと触れ合うよう工夫されている。
洗濯機をキッチンに置く事で給排水の問題を解決しながらコンパクトな家事動線となっている。
応募作品には、子どもの成長に合わせて変更できる間仕切りや、子どもを見守りながら家事ができる対面キッチンをはじめ、今までの県営住宅には見られない間取りや、乳幼児の子育てや家族のふれあいなどに配慮したアイデアが数多くありました。
モデルプラン・既存住戸等について
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