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更新日:2024年3月18日
県民の死亡原因は、悪性新生物、心疾患、老衰、脳血管疾患の順で多く、心疾患・脳血管疾患の循環器病は、いずれも死亡原因の上位を占めています。(令和4年厚生労働省人口動態統計)
また、県民が居宅において要支援・要介護が必要となった主な原因のうち、脳卒中(15%)、心臓病(9.3%)の両者を合わせた循環器病は、24.3%を占めています。(令和4年度長野県高齢者生活・介護に関する実態調査等)
このように、脳卒中、心臓病その他の循環器病は、県民の生命や健康に重大な影響を及ぼす疾患であるとともに、社会全体に大きな影響を与える疾患であり、循環器病対策の一層の推進が求められています。
BNPやNT-proBNPは心不全の診断、重症度、予後予測のバイオマーカーとして広く活用されています。2023年、日本心不全学会により「血中BNP/NT-proBNPを用いた心不全診療に関するステートメント2023年改訂版」が発表されました。
県では、地域の循環器診療に従事する医師がその内容について理解を深め、心不全の予防や早期治療に役立てていただくことを目的として、長野県心不全診療セミナーを開催しました。
下記のリンクから、セミナーの動画をご覧いただくことができます。
心不全診療の地域連携に関しては、下記のウェブサイトもご確認ください。
平成30年12月、「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病の対策に関する基本法(以下、「基本法」)」が成立し、令和元年12月に施行されました。
国は、基本法第9条の規定による「循環器病対策推進基本計画」を令和2年10月に策定し、循環器病対策を総合的に推進していくこととしています。
詳細は、厚生労働省の循環器病対策のページからご覧ください。
【厚生労働省】循環器病対策(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
脳卒中・心臓病等の循環器病患者を中心とした包括的な支援体制を構築するため、厚生労働省において本モデル事業実施法人を選定し、令和5年度は15府県の医療機関が採択されました。
長野県では、国立大学法人信州大学医学部附属病院が採択されました。
詳細は、厚生労働省の循環器病対策のページからご覧ください。
【厚生労働省】循環器病対策(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
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