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更新日:2023年6月27日
主催:東京大学生産技術研究所
洪水の予報は、現在は最大6時間前にしか発表されていませんが、最大39時間前の洪水予測・水位予測の研究・提供が一部で進んでいるほか、洪水予報に関連する気象業務法の改正が現在国会で議論されています。
長時間先の洪水予報発表が現実となる近い未来を見据え、複数の洪水予測技術・水位予測技術の最新情報を紹介するとともに、長時間先の洪水予測によって、自治体業務や民間企業・住民の行動、ひいては社会が、どのように変化していくかを探るべく、先行して長時間洪水予測の利活用について検討している長野の地で、シンポジウムを開催しました。
YouTube(東京大学生産技術研究所チャンネル)にアーカイブ動画がアップされました。
下記のリンクからご確認いただけます。(一部、二部、三部に分かれています)
【開会挨拶~第一部】洪水予測の最新技術とその未来(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
【第二部】洪水予測への期待と社会のありかた(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
【第三部~閉会挨拶】洪水予測の社会実装で何が変わるか(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
6時間以上先の洪水予測・水位予測を研究・提供している、研究者や民間企業たちの最新の活動状況から、「洪水予測のいま」を紐解きます。
東京大学生産技術研究所同位体水文気象学教授芳村圭氏
京都大学防災研究所水資源環境研究センター助教山田真史氏
国土技術政策総合研究所河川研究部水循環研究室主任研究官土屋修一氏
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社損害サービス業務部担当次長多嘉良朝恭氏
株式会社建設技術研究所東京本社水システム部次長米勢嘉智氏
1日以上先の洪水予測情報があると、企業、住民、自治体、マスコミの行動はどう変わるか。それにより社会はどう変化するか。産・学・官様々な立場から、洪水予測への期待や行動変容等について、発表します。
名古屋大学大学院工学研究科土木工学専攻准教授中村晋一郎氏
長野県企画振興部DX推進課課長永野喜代彦氏
NHKメディア総局クリエイターセンターディレクター大石寛人氏
東日本旅客鉄道株式会社JR東日本研究開発センター防災研究所主幹研究員佐藤大輔氏
東京大学先端科学技術研究センター共創まちづくり分野特任助教大津山堅介氏
民間でも長時間先の洪水予報が可能となるなど、長時間洪水予測が社会実装された際の未来像について、第1部、第2部の登壇者それぞれの間で、予測技術提供者またはユーザーの立場を踏まえ、ディスカッションを行います。
※本情報はプレスリリースからもご確認いただけます。
令和5年3月22日(水曜日)13時30分から18時まで
善光寺本坊大勧進紫雲閣大広間(Zoomでのオンライン参加も可能です)
研究者・地方自治体・企業等、ご興味のある方々(どなたでも参加可能です)
※ 申し込みは終了しました。
【申込受付主体】国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)